はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインキャッシュが高騰相場の中、CoinMarketCapのBTCページからBitcoin.comの掲載削除

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインキャッシュが1月以来の高値を記録
ビットコインキャッシュの価格は5日から急上昇を始め、6日には1月以来最高となる1800ドル台を記録しました。Bitcoin.comがビットコインキャッシュこそが真のビットコインだと主張して論争を呼んでいた状況下での値動きでした。
CoinMarketCap内のBTCページからBitcoin.comの掲載削除
現在各コミュニティでBTCがビットコインを指すかビットコインキャッシュを指すか揺れている中、仮想通貨市場のデータを配信するCoinMarketCapが、サイト内のビットコインのページからBitcoin.comの掲載を削除しました。

ビットコインキャッシュが1月以来の高値を記録

5月6日、渦中のビットコインキャッシュは1月以来の高値を記録しました。

海外情報メディアHackedが2週間前に報じていますが、Bitcoin.comがビットコインキャッシュこそが真のビットコインだと主張して論争を呼んでいた状況下での値動きでした。

ビットコインキャッシュの価格は5日から急上昇を始め、6日には1月以来最高となる1800ドル(約19.5万円)台を記録しました。

しかしその後は市場全体にクールダウンを促すかのように大幅な下落となりました。

価格は最高時で1844ドル(20.1万円)に達し、時価総額にして315億ドル(約3.4兆円)となり、記事執筆時点では291億ドル(約3.17兆円)まで下落しています。

CoinMarketCap内のBTCページからBitcoin.comの掲載削除

仮想通貨市場のデータを配信するCoinMarketCapが、サイト内のビットコインのページからBitcoin.comの掲載を削除しました。

実際にCoinMarketCapのBitcoinページに行くと『Rank1』の下に以前は『Website1』と『Website2』がありましたが、2が削除されていることが確認できました。

Bitcoin.comは、ビットコインジーザスと呼ばれるロジャー・バー氏がCEOを務め、 ”ビットコインに関するあらゆる情報の最先端発信メディア” と称する巨大なウェブサイトを運営しています。またビットコインキャッシュのブロックチェーンこそが本来のビットコインのブロックチェーンだという主張を強くしてきた人物として有名です。

実際に彼が話をする『BTC』はビットコインではなく、ロジャー氏の主張する真のビットコインとしての『ビットコインキャッシュ』を指すといいます。

実際にBitcoin.comではユーザーにビットコインキャッシュをデフォルトで勧めており、ビットコインを”ビットコインコア”という言い方で記載しています。

5日にBitcoin.com はビットコインキャッシュこそが真のビットコインだとする旨の、以下のような内容のツイートを公開しました。

ビットコインキャッシュは最古の仮想通貨です。ホワイトペーパーは2008年に発表され、2009年の1月にマイニングが開始されました。現在一般にビットコインと呼ばれているビットコインコアは、ホワイトペーパーを持たず、現在のモデルでの運用も2年間しかなされていない実験的な通貨です。

ビットコイン支持派のヘッジファンドマネージャーのMike Novogratz 氏は、これにツイートを返し、異議を唱えました。

ビットコインコアこそが真のビットコインです。価値の保存に用いられる、デジタルなゴールドですし、時価総額もビットコインキャッシュを上回っています。その上、ビットコインキャッシュが決済通貨としての地位を確立しようとするなら、安定的な価格が必要になります。しかし安定などしていないではないですか。

こういったBitcoin.comへの反論では、ビットコインこそが最初のブロックから続く正当なチェーンであり、したがってもっともProof of Workが積み重なっているのだとの主張がなされました。

ビットコインとビットコインキャッシュの論争は絶えず行われていますが、今回CoinMarketCapは、BTCと表記するものが各コミュニティで認識される通貨が異なることから誤解を招くことを避ける措置である可能性はあります。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/27 木曜日
14:02
Xapo Bank、ビットコイン信用ファンドの提供範囲を拡大
ジブラルタルのXapo Bankがビットコイン建て信用ファンドを全会員に拡大。初期段階で1億ドル調達。2022年の業界崩壊後、厳格なリスク管理で市場回復。長期BTC保有者向けに安定利回りを提供。
14:00
ビットコイン需要の低迷続く 市場は横ばいか=Glassnode分析
Glassnodeが最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインの需要低迷を指摘した。新たな資金流入が回復するまで市場は狭いレンジで推移する可能性が高いと分析している。
13:55
タイ当局、サム・アルトマンのワールドコインに120万件の虹彩データ削除を命令
タイ個人情報保護委員会が、生体認証プロジェクトWorldに対し、仮想通貨と引き換えに虹彩スキャンデータを収集した行為が個人情報保護法違反として、120万件のデータ削除と業務停止を命令。世界各国でも同様の規制措置が相次いでいる。
13:35
世界取引所連合が米SECに書簡、仮想通貨企業への免除措置見直しを要請 トークン化株式に懸念
世界取引所連合が米証券取引委員会にトークン化株式を提供する仮想通貨企業への包括的な免除措置の見直しを求める書簡を送付した。ナスダックやCMEグループなどが加盟する同連合は、適切な規制遵守なしに仮想通貨プラットフォームが証券取引所の役割を果たすことへの懸念を表明。
11:10
「BTCが74000ドルまで下落しても転換社債に対する価値は5.9倍」ストラテジー
ストラテジー社は、仮想通貨ビットコインの価格が同社の平均購入価格である74,000ドルまで下落しても、転換社債に対して5.9倍の資産を保有していることになると投稿。債務の安全性を強調した。
10:30
韓国最大級仮想通貨取引所Upbit、ネイバーと合併 約1.5兆円規模の株式交換で傘下に
韓国IT大手ネイバーが仮想通貨取引所Upbit運営のドゥナムを1.5兆円規模で買収。韓国国内シェア7割超のUpbitとネイバーペイを統合し総合デジタル金融エコシステムを構築。2025年6月の合併発効を目指す。
10:15
BTCマイナーのクリーンスパーク決算発表、売上高が過去最高に AIインフラを拡大中
ナスダック上場のビットコインマイナー、クリーンスパークが決算報告。過去最高の売上高を記録した。AIとビットコインの両ワークロード対応の包括的プラットフォームへ進化中だ。
09:55
ソラナ特化型ウペクシが最大35億円調達、SOL財務戦略などに利用
ナスダック上場のウペクシが普通株式とワラントの私募により最大2300万ドルを調達すると発表した。調達資金は仮想通貨ソラナ財務戦略と運転資本に充てられる予定だ。
08:45
セキュリタイズがEU取引決済システム認可を取得、アバランチで展開へ
セキュリタイズがスペイン国家証券市場委員会からEU全域での取引決済システム運営認可を取得した。同社は米国とEUの両方でライセンスを持つ唯一の企業となり、欧州システムはアバランチ上に展開される。
08:00
S&P、USDTのドルペッグ能力を最低評価に引き下げ
S&Pは、テザー社の米ドルステーブルコインUSDTに対する評価を最も低い「5」に引き下げた。仮想通貨ビットコインを準備資産として保有する割合などに触れ、判断の根拠を説明している。
07:02
大口投資家の売りが加速、ビットコイン平均入金額が1年ぶりの高水準に=クリプトクアント
クリプトクアントが報告したデータによると、ビットコイン価格が8万ドルまで下落した後、大口トレーダーによる取引所への送金が増加している。最近では9000BTCが送金され、その45%が100BTC以上の大口入金だった。
06:25
ビットワイズのドージコインETFも取引開始、グレースケールに続く
ビットワイズがドージコインETFの取引を米ニューヨーク証券取引所で開始した。管理手数料は0.34%で最初の1カ月間は資産5億ドルまで免除され、グレースケールとREX-オスプレイに続く3番目のドージコインETFとなる。
05:55
ビットコイン、売りは飽和領域に近づくか K33が長期的な買い場と分析
K33リサーチは仮想通貨ビットコインが過去最高値から36%下落した現在の相場を「感情主導の行き過ぎ」と分析している。現在の価格乖離が長期投資家にとって魅力的なエントリーポイントと見ている。
05:35
グレースケール、米国初でジーキャッシュETFの登録申請を提出
グレースケールが仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)を対象としたETFの登録申請を米SECに提出した。実現すればジーキャッシュに特化した初のETFとなり、同社は過去1カ月間でXRP、ドージコイン、ソラナの投資信託もETFに転換している。
11/26 水曜日
16:30
MEXC、毎月の準備金監査を導入 Hackenを独立監査人に任命
暗号資産取引所MEXCがブロックチェーンセキュリティ企業Hackenを独立監査人に任命し、毎月の準備金監査を導入。初回報告は11月末に公開予定。マークルツリー方式による検証の仕組みも解説。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧