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アシックス、「シューズのNFT」189点をオークションに出品へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

シューズをNFTに

スポーツブランドアシックスは今週、シューズのNFT(非代替性トークン)をオークションで販売することを発表した。

デザインに「サンライズレッド」を取り入れた「SUNRISE RED NFTコレクション」と銘打ち、ランニングシューズなど9種類のシューズのNFT全189点を出品。それぞれ各1点限定のNFTも含まれる。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

収益はアーティストに還元

オークションは16日から20日までの期間、NFTマーケットプレイス「OpenSea」を通じて行われる。

NFTは、ランニングシューズやテニスシューズ、サンダルなど9種類あり、それぞれ20品ずつのLimited Editionと、各1点限定のGold Editionの計189点が出品されるという。

オークションで落札した所有者はアニメーションやアプリケーションで使用可能な本コレクションの3Dモデルを含むパッケージへのアクセス権が付与される。これは、アニメーションやレンダリング、メタバース上のアバターに履かせたりして使用可能であると説明されている。また、Limited EditionとGold Editionの最高額入札者には、今後、アーティストが制作する新たなNFTが特典として進呈されるという。

今回の試みの背景について、同社はプレスリリースで次のように説明した。

アシックスは、デジタルマーケティング分野を強化しており、デジタル技術を活用したスポーツやライフスタイルにおける新たな楽しみ方を積極的に提案しています。

今回は、デジタル市場への新たな取り組みの一環として展開するもので、オークションで得た収益は、今後設立を予定している、デジタル分野のアーティストを育成するとともに、グローバルでその才能を発揮いただく場を提供する「アシックス・デジタルグッズ・アーティスト・イン・レジデンス プログラム」を通じてデジタルアーティストへ還元します。

スポーツ界のNFT参入事例

同じスポーツブランドのNFT販売の事例としては、4月にリーボック(Reebok)が、NFTの販売開始したことが挙げられる。NFTはスニーカーの動画で、2種類を100個ずつ発行。「AtomicHub」というプラットフォームで販売され、決済には暗号資産(仮想通貨)WAX(WAXP)が使用された。

関連:スポーツブランド「Reebok」、スニーカーのNFTを販売

また、スポーツ界全体に敷衍すると様々な事例がある。

代表的なのは、ブロックチェーン関連開発企業Dapper Labsが、米プロバスケットボールリーグ(NBA)とのコラボによって実現して開発したブロックチェーンゲーム「NBA Top Shot」が挙げられる。同ゲームでは、試合中の選手の写真やプレイ動画がNFTとしてカード化されており、ユーザーはカードパックを購入することでコレクションすることができる。外部のNFT市場で売買可能なためトレーディング要素も強い。

また、6月には、米国でNFTを扱う企業「Candy Digital」が誕生し、最初のデジタルグッズとして、米メジャーリーグベースボール(MLB)とのコラボレーションを行うことが分かった。元メジャーリーガーのLou Gehrig氏が1939年に行った有名なスピーチ「Luckiest Man」をトークン化したものが発行された。

関連:著名投資家ノボグラッツ氏出資の新NFT企業、米メジャーリーグとコラボ

最近の事例としては、13日、サッカーの南米選手権「コパ・アメリカ」の決勝戦を記念したNFTが、NFTプラットフォーム「Ethernity Chain」で販売開始した。コパ・アメリカの決勝戦は現地時間10日、アルゼンチンとブラジルが対戦し、1対0でアルゼンチンが優勝。トロフィーや両チームの選手の集合写真が、アニメーション化されて販売されている。

関連:「コパ・アメリカ決勝戦」を公式デジタル記念品に NFTを活用

また、慈善団体への寄付やマイナー選手の支援を目的とし、MLBやNFLなどのプロスポーツ選手個人がNFTを発行する事例も相次いでいる。

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