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調整続くビットコイン、ADA、SOL、LUNAなど一部銘柄は逆行高

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン相場と金融マーケット

19日の暗号資産(仮想通貨)市場。ビットコイン価格は、前日比+0.06%の493.7万円(44,844ドル)で推移している。

日柄調整の局面にあり、引き続き前週安値の1BTC=42,821ドル、あるいは5〜7月のレンジ上限41,000ドル付近までに切り返すことができるかが当面の焦点となりそうだ。

個別銘柄では、Coinmarketcap(CMC)時価総額3位のカルダノ(ADA)が、アロンゾ・アップグレードに向けた恩恵で前日比+7.81%となったほか、時価総額10位のソラナ(SOL)が前日比+10.9%、12位のTerra(LUNA)が前日比+31.8%と堅調だった。

出典:Messari

カルダノ(ADA)開発企業IOHKの発表によると、スマートコントラクト導入予定の大型アップグレード・アロンゾは、メインネットローンチ目標日を9月12日としている。

国内取引所では、ビットポイントがカルダノ(ADA)取り扱い開始を発表しており、上場予定は8月25日の8時30分となっている。

関連:カルダノ(ADA)上場予定、ビットポイントが詳細発表

Terraは、デジタル決済ソリューションとしての普及を目指す、韓国発のステーブルコインプロジェクト。二重トークンシステムを導入しており、Lunaトークンは、ステーブルコイン「TerraUSD(UST)」価格を安定させるために存在する。

8月12日には、Wrapped LunaとTerraUSDが「コインベース・プロ」で取引可能になったほか、メインネットアップグレードである「Columbus-5」を控えることも材料視された。

Terraの仕組みは、独自のアービトレーション(通貨調停)によって安定化されており、USTが作成されるとLUNAがバーン(焼却)され、LUNAの価値にデフレサイクルが生じる。燃やされるLUNAは「シニョリッジ(通貨発行益)」と呼ばれ、これまでその一部はコミュニティプールに送られ、オラクル報酬として使用されてきたが、「Columbus-5」実装後は、シニョリッジとしてのLUNAは完全にバーンされるようになるという。

LUNAをステークする”Stakers”にとってステーキング報酬増加につながることから、経済的インセンティブが評価されたものと見られる。

関連:仮想通貨市場は調整警戒、過去最高値更新のソラナが時価総額TOP10に

機関投資家の動向

機関投資家が、グレースケールの投資信託「GrayscaleBitcoin Trust(GBTC)」を合計250,204株を購入し、仮想通貨へのエクスポージャーを拡大させたことがわかった。GBTCの運用資産は、約300億ドルに達している。

172億ドルの運用資産を持つ投資顧問ボストンプライベートウェルスが、第2四半期で買い増して103,469株保有しているほか、クリーブランドに本拠を置く金融サービス会社Parkwoodは、第2四半期までに125,000GBTCを保有する。

Allied Market Researchが発表した調査によると、2020年に計6億7000万ドル規模だった世界の仮想通貨資産管理マーケットは、2030年までに約93.6億ドル規模まで膨れ上がる。

CAGR(compound average growth rate:年平均成長率)30.2%で試算したもの。今後も北米を中心に発展することになるが、マイニング関連事業で中国、インド、シンガポールを擁する「アジア・太平洋地域」に関しては、平均を上回るCAGR33.5%に達する可能性があるとしている。

デジタル化の波に加え、新型コロナウイルスのパンデミックにより、クラウドベースの仮想通貨管理を採用する銀行などの金融機関、フィンテック系の機関投資家が増加傾向にあることが背景にある。

イーサリアムの需給

CryptoQuantのKiYoung Ju CEOによれば、イーサリアム(ETH)の需給面はオンチェーンデータからも良化が明白だ。

出典:CryptoQuant

Exchange NetFlowは、仮想通貨取引所からの流入・流出の割合を推し量る指標だが、30日間の移動平均(MA)を見ると、取引所外に資金移動を行い、長期保有を目的としたコールドウォレット管理を選択している可能性がある。

需要が供給を上回れば、セルサイドの流動性、すなわち売り圧力の減少につながる。

仮想通貨取引所の外貨準備金が下げ止まったビットコインよりも需給面で良化していることから、ビットコインよりも早く過去最高値を更新する可能性があるという。

データ分析サイトSantimentによれば、3,000ドル水準で推移するイーサリアム(ETH)ネットワークは着実に成長しており、イーサリアムの保有口座を示す「アドレス(アカウント)」の数は、過去4週間でピークに達している。

米仮想通貨取引所Geminiの最新の調査によると、シンガポールでは、最も人気のある仮想通貨はイーサリアムだった。同調査は、2021年6月29日から7月9日にかけて実施され、仮想通貨保有者2,862人と非保有者が1,486人が回答した。

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