NFTプラットフォームのウェブサイトを公開
分散型暗号資産(仮想通貨)取引所のSushiSwapは3日、開発を進めている独自のNFT(非代替性トークン)プラットフォーム「Shōyu」の公式ホームページをオープンした。サービス開始時期などは明らかにされていない。
公式サイトのオープンに合わせ、tiktokではプロモーション映像も公開されており、砂漠に置かれた岩のような物体にShōyuの文字が刻まれていることが確認できる。
In a desert of NFTs, an oasis is emerging ❤️🔥 https://t.co/BOghZ5AzHq
— Shōyu (@SHOYU_NFT) September 2, 2021
なお、NFTプラットフォーム「Shōyu」は当初「Natto」という名前だったものの、リサーチ組織TokenLabの寄稿者でもあるconsome氏が改名を提案した経緯があるという。
公開されたサイトでは、日本由来の名前となっていることについて、次のように記述されている。
現在のNFTは、ファイル形式やサイズによってアーティストとそのクリエイティブな能力が制限されてきた。デザインに関して、プラットフォームは美しく機能的なものとなり、そして日本の感性と美学も備わるように設計してきた。
SushiSwapとは
Uniswapから派生したDeFiプラットフォームで、関連サービスにも日本由来の名称を採用していることが特徴。独自トークンによるインセンティブの提供でユーザーを呼び込む施策を成功させ話題を集めた。
▶️仮想通貨用語集
7月に公開されたNFTプラットフォームの提案概要によると、8月中頃にはプラットフォームのバージョン0(v0)をリリース、11月にアップデートのv1、そして2022年1月にv2をそれぞれリリースしていく計画となっていた。
バージョンごとの違いについては、v0の時点でマルチチェーンのサポート、ソーシャルトークン、ギャラリー機能、所有権の分割、3Dメタバースなどの機能が実装される計画だ。
v1では、より多くのオークション形式への対応やソーシャルネットワーキング機能などが、v2ではギャラリー機能、その他ソーシャル機能が追加される見込みとなっている。