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ライトコインが進化、「OmniLite」でNFTなど作成可能に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

分散型トークン作成プラットフォーム

ライトコイン(LTC)財団は7日、分散型トークン作成プラットフォーム「OmniLite」の立ち上げを発表した。

OmniLiteは、ライトコインのブロックチェーン上に構築されたセカンドレイヤーで、暗号資産(仮想通貨)やNFT(非代替性トークン)などのトークン、またスマートコントラクトの作成を可能にする。また、ライトコイン上で、USDT(テザー)などのステーブルコインを発行することもできるようになる。

ライトコイン財団とは

シンガポールに拠点を置く非営利団体。ライトコインの開発と普及を通して、社会貢献を目指している。

▶️仮想通貨用語集

OmniLiteプラットフォームで作成されたトークンは、「ライトコインの延長線上にあると考えられる」と同財団は説明。そのためトークンの取引はライトコインのブロックチェーンに記録されることになるという。

ライトコインはビットコイン(BTC)の技術を基盤に2011年に誕生した仮想通貨。ライトコインの取引承認速度はビットコインの4倍に設定されており、手数料も安いことで知られている。他の仮想通貨に先がけて2017年にSegWitを採用し、現在はプライバシー機能を高めるアップデート「MWEB」の実装を進めている。

関連:ライトコイン創設者が語る「ミンブルウィンブル」導入の意義

Omni

Omniの前身は、2013年にローンチしたMastercoin。ビットコイン上のオープンソースのプロトコルレイヤーで、デジタル資産の作成を可能にする。Mastercoinは2015年にOmniにリブランディングされた。現在ステーブルコインのトップに君臨するテザー(USDT)は、2014年10月にOmni(当時はMastercoin)上で初めて発行された経緯がある。

OmniLiteの開発は、ライトコインの開発者Loshan氏がライトコイン財団の支援を受け実現した。OmniLiteプラットフォームがローンチされたことで、仮想通貨の中で10年の歴史を持ち、セキュリティに定評のあるライトコインネットワークで、新たなレベルの開発が可能になった。

ライトコインネットワーク上でトークンを発行したり、分散型のクラウドファンディングも可能。また、NFT(非代替性トークン)発行の機能も用意されている。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

OmniLiteはウォレットモード(ライトコインOmni)をサポートしており、Windows、Linux、MacOSのプラットフォームで利用できる。

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