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GMO提供のNFTマーケットプレイス|特徴や使い方を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

現在、注目されているNFTマーケットプレイスが「Adam(アダム) by GMO」です。

日本円での取引に対応している点に加え、イラストやYouTuberの動画などの豊富なコンテンツを取り揃えています。

ECサイトのように見やすいサイトデザインであり、多彩な決済手段に対応していることから、暗号資産(仮想通貨)初心者にもおすすめです。

本記事では、「Adam(アダム) by GMO」の特徴や注意点、NFT(非代替性トークン)の購入方法を紹介します。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

目次
  1. 国内有数のNFTマーケットプレイス「Adam(アダム) by GMO」
  2. Adam(アダム)by GMOがおすすめな3つの特徴
  3. Adam (アダム)by GMOを利用する上での注意点
  4. Adam(アダム)by GMO、NFTを購入するには
  5. Adam(アダム)by GMOの将来性

1.国内有数のNFTマーケットプレイス「Adam(アダム) by GMO」

「Adam(アダム) by GMO」は、GMOインターネットグループが提供するNFTマーケットプレイスです。

2021年8月31日より、β版サービスの提供が開始され、インフルエンサーのコンテンツの他、マンガ家やイラストレーターの作品が約1,200点出品されています。

「Adam(アダム) by GMO」の目的は、NFTを活用したコンテンツ流通革命の支援です。

また、イーサリアム(ETH)での決済はもちろん、口座振り込みやクレジットカード払いにも対応しており、従来のマーケットプレイスよりも便利で簡単に使用できます。

サービスは開始されたばかりですが、著名なアーティストとファンをつなぐ魅力的なマーケットプレイスになることでしょう。

関連記事:GMOグループ、NFTマーケットプレイス「Adam byGMO」β版提供開始

2.Adam(アダム)by GMOがおすすめな3つの特徴

出典:Adam by GMO

「Adam(アダム) by GMO」が注目されている理由は、利便性が高く、魅力的なコンテンツが豊富に揃っているからです。

以下では、「Adam(アダム) by GMO」がおすすめな3つの特徴を紹介します。

2-1 日本円でのNFTを取引

NFT売買で一般的に利用される決済方法は、イーサリアムによる決済です。

しかし、イーサリアムの決済だと、仮想通貨になれていない人は取引に苦労するデメリットがあります。

「Adam(アダム) by GMO」では、イーサリアム決済の他、日本円での支払いにも対応しています。クレジットカードや銀行振り込みも行えるため、多くの方が気軽に利用できるでしょう。

また、日本円での取引に対応することで、高額なガス代(ネットワーク手数料)の解消に繋がります。NFTの取引では、高額なガス代が問題視されてきました。

「Adam(アダム) by GMO」でなら、ガス代の高騰時には、クレジットカード決済や銀行振り込みを選択して、取引手数料を抑えられます。

2-2 NFTの新コンテンツ「YouTuber」が追加

「Adam(アダム) by GMO」は、アートやマンガ、イラスト、スポーツといった一般的なNFTに加え、YouTuberのNFTも取り揃えています。

2021年9月時点では、登録者数約430万人の人気YouTuberヒカル氏の人気動画コンテンツや、それを基にしたアート作品が出品されています。

現在はヒカル氏のみの出品となっていますが、今後の盛り上がり方次第では、多くのYouTuberの出品が期待されます。

2-3 保有者限定コンテンツがある

「Adam(アダム) by GMO」は、保有者しか視聴できない限定コンテンツも用意しています。

限定コンテンツは、動画や音楽、画像などの形式で提供されます。

例えば、YouTuberが出品した限定動画コンテンツを購入することで、その動画を視聴できるのは購入者のみとなります。

今後さらに盛り上がれば、多くの限定コンテンツが出品される可能性もあります。

3.Adam (アダム)by GMOを利用する上での注意点

「Adam(アダム) by GMO」では、クリエイターがロイヤリティの設定を行えるため、二次販売時には支払いが発生します。

また、今のところNFTを出品できるユーザーは限られています。

以下では、「Adam(アダム) by GMO」を利用する際の2つの注意点を解説します。

3-1 ロイヤリティが発生する

ロイヤリティとは、利用者が権利をもつ人物に支払う対価のことです。「Adam(アダム) by GMO」では、NFTコンテンツの作成者は出品アイテムにロイヤリティの設定ができます。

例えば、ロイヤリティ2.5%のアイテムを購入し、二次販売したとしましょう。この場合、二次販売成立時に手数料として売上金額の5%、ロイヤリティとして売上金額の2.5%の支払いが発生します。

ロイヤリティはクリエイターに還元されるため、クリエイター支援の役割を担っています。しかし、二次販売目的でNFTを購入する場合は、事前に設定ロイヤリティを確認しましょう。

3-2 一般ユーザーは出品できない

2021年9月時点で、「Adam(アダム) by GMO」に一次出品できるのは、一部クリエイターのみで、一般ユーザーは出品できません。出品ユーザーが限られている主な理由は、β版の提供だからです。

公式サイトにも明記されているように、正式版がリリースされると、一般ユーザーも出品できるようです。また、一般ユーザーは一次販売こそできませんが、購入した作品を販売する二次販売は行えます。

4.Adam(アダム)by GMO、NFTを購入するには

「Adam(アダム) by GMO」でNFTを購入するためには、まずは公式サイトからアカウント登録をする必要があります。アカウント登録時に必要なのは、メールアドレスとSMSを受け取れる携帯電話番号のみです。

アカウント登録完了後、気になる作品を購入、オークション形式なら入札します。支払い方法は、イーサリアムと日本円に対応しています。

しかし、実際には出品者指定の通貨でしか購入できません。イーサリアムのみの指定の場合は、イーサリアムでの購入となるため、事前にウェブウォレット「MetaMask(メタマスク)」のインストールと接続をしておくことをおすすめします。

5.Adam(アダム)by GMOの将来性

「Adam(アダム)by GMO」は、2021年8月31日にβ版の提供が開始されたばかりの、まだまだ新しいNFTマーケットプレイスです。

日本円対応や魅力的なコンテンツが揃っていることを踏まえると、将来性に期待できます。

正式版がリリースされると、一般ユーザーの出品や購入したNFTの外部マーケットプレイスへの出庫など様々な機能拡充が実施される予定です。

興味のある方は、実際に公式サイトで作品をチェックしてみましょう。

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