LINE Blockchain採用
LINEの子会社で暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン関連企業のLVC株式会社は、14日20時より「資産性ミリオンアーサー」のNFTを発売開始したことを発表。基盤技術に「LINE Blockchain」を採用していることを改めて伝えた。
「資産性ミリオンアーサー」は、大手ゲーム企業スクウェア・エニックス(スクエニ)とブロックチェーン企業のdoublejump.tokyo(DJT)が共同開発したNFT(非代替性トークン)デジタルシールだ。
採用の決め手は
スクエニは14日に、NFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー 第一弾 資産王、君臨」を発売。今回、基盤となるブロックチェーンにLINE Blockchainが採用されたことにより、LINEアカウントで登録できるデジタル資産管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」で保管ができる。
また、NFTデジタルシールは「LINE BITMAX Wallet」内のNFTマーケットプレイス「NFTマーケットβ」において、二次流通の開始を予定しているという。
スクエニは、LINE Blockchainを採用した理由について以下のように説明している。
ブロックチェーンサービスは、お客様視点でのUIUXが大事だと考えておりました。
「資産性ミリオンアーサー」NFTデジタルシールが日本国内において展開することから、国民のほとんどが導入しているLINEは、KYC(本人確認)のハードルも低く、NFTアセットを受け取るまでのウォレット作成(LINE BITMAX Wallet)までのステップ数も少ないため、特にNFTに初めて触れる方にとって、ハードルが低くなることが採用の決め手となりました。
LINE BlockchainはLINEが独自開発したブロックチェーン。ユーザーが取引でガス代(ネットワーク手数料)を負担する必要がないほか、秘密鍵を自身で管理する必要もなく仮想通貨やブロックチェーンに慣れていない層も手軽に利用できるように設計されている。
「資産性ミリオンアーサー」とは
資産性ミリオンアーサーは「集めて貼って楽しめるNFTデジタルシール」を謳っており、1枚1枚のデザインが少しずつ異なるという。
スクエニの提供するスマートフォン向けゲーム「拡散性ミリオンアーサー」(現在はサービス終了)より始まった人気シリーズで、同シリーズはこれまでWEBアニメ化もされている。
シリーズを通して、人気声優の起用や著名イラストレーターによるイラストなど、キャラクターに力を入れていることを特徴としている。
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