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仮想通貨レンディング大手Celsius、DeFiプラットフォームの不正流出で損失

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DeFiの不正流出で巻き添え被害

暗号資産(仮想通貨)レンディング大手「Celsius」は、DeFi(分散型金融)サービスを開発する「BadgerDAO」のプラットフォームから仮想通貨が不正流出した影響で、一部の資産を失ったことが分かった。

CelsiusもBadgerDAOも詳細は現在も調査中の状態だが、CelsiusのAlex Mashinsky最高経営責任者(CEO)が「AMA(Ask Me Anything:なんでも聞いて)」で巻き添え被害を認めた。正確な損失額も現時点では発表されていないが、BadgerDAOのプラットフォームから1.2億ドル(約135億円)分の資産が流出し、Celsiusは5,000万ドル(約56億円)相当の資産を失ったと見られている。

レンディングとは

保有している仮想通貨を一定期間貸し出すことで、利息を得るサービス・仕組みのこと。

▶️仮想通貨用語集

関連:レンディング(貸し仮想通貨)サービスで利益を得る方法 メリットやおすすめサービスは

ビットコイン(BTC)をDeFiで活用するためのインフラを提供するBadgerDAOが「ユーザーの資産が不正に引き出されたとの報告があった」と発表したのは日本時間2日。被害を拡大させないようにスマートコントラクトを停止し、エンジニアが調査を行なっていると説明した。

その後3日には、ブロックチェーン分析企業「Chainalysis」にも協力してもらって調査を継続していると発表。米国とカナダの当局にも不正流出を報告したと伝えている。

そして今朝に、調査は継続中であるとしながらもスマートコントラクトを再稼働させる計画を立てていることを報告。「具体的なスケジュールはまだ発表できないので再度報告を行う」と説明したというのが最新の状況だ。

今回の不正流出の原因は、「フロントエンド攻撃」だと見られている。攻撃者はウェブサイトを不正に操り、ユーザーのトラザクション内容に変更を加えることで、資産を盗んだという。

DeFiPulseのデータによると、BadgerDAOの総運用資産(TVL)は850億円を超えている。

関連:DeFi(分散型金融)とは|初心者でもわかるメリット・デメリット、重要点を徹底解説

Celsiusへの影響

Celsiusも不正流出の件についてコメントを発表。「我々はBadgerDAOの調査に協力している。Celsiusのプラットフォームは攻撃を受けていない」と報告した。ユーザーの資産に影響はないと強調している。

一方で、同社のDeFiウォレットを調べたところ、Celsiusの資産が不正に引き出されたことを確認。攻撃者を追跡し、BadgerDAOが資産を取り戻せるように協力していると説明した。

関連:DeFi(分散型金融)の詐欺や盗難損失額、2021年は1兆円規模に Ellipticレポート

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