80億円も調達
暗号資産(仮想通貨)レンディング企業「Ledn」は15日、ビットコイン担保の住宅ローン及びシリーズB調達を発表した。
Lednは主にビットコイン(BTC)や米ドルステーブルコインUSDCの有利子預金口座を提供しており、現在の運用資産は2,000億円に相当する。
今回はビットコインを担保にする住宅ローンという新商品を発表。まずは米国とカナダで仮想通貨富裕層をターゲットにし、2022年1Qまでに110億円相当の融資額を目標とするという。
また、同社は80億円規模の資金調達(シリーズB)も実施した。投資を主導したのは著名投資家のDan Tapiero氏が率いる米投資企業「10Tホールディングス」で、コインベースベンチャーズやParaFi Capital、Alan Howard、Golden Tree Asset Managementなども参加している。
Lednは新たな資金を銀行ライセンスの取得やチームの拡大に充てる計画だ。また、現在は米国とカナダでKYC(本人認証)とアンチマネーロンダリングにおいてはそれぞれの当局に登録している。