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米中間選挙に向けたWeb3.0の意識調査、a16zが発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Web3.0についての意識調査を実施

米大手ベンチャーキャピタルa16zは17日、Web3.0についての意識調査を発表した。2022年の米国中間選挙に向けて、有権者がWeb3.0をどれくらい重視しているのかを測定することが目的の一つだった。

関連:ジャック・ドーシー氏、Web3.0批判で論争に発展

調査は、2021年12月1日から3日にかけて、米国内の有権者2,191人にオンラインでインタビューしたものである。

その結果、回答者の5人に1人が暗号資産(仮想通貨)を所有しており、79%が、Web3.0を推進する候補者を支持する可能性があると分かった。

特に若い世代や黒人・ヒスパニック系の有権者、民主党の支持層でその傾向が顕著である。

18歳から34歳の有権者の79%、民主党支持層の84%、無党派層および共和党支持層の75%、ヒスパニック系有権者の73%、黒人有権者の79%も、Web3.0の普及を支持する候補者に投票する可能性が比較的に高いと回答した。

関連:Web3.0とは何か?ブロックチェーンがもたらす検証性と所有権のあり方

Web3.0とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

▶️仮想通貨用語集

Web3.0の恩恵についての回答

調査の際には、デジタル資産、NFT(非代替性トークン)、自律分散型組織(DAO)などWeb3.0の様々な側面について、対象者に説明があった。こうした概要説明を受けて、77%の回答者が好意的な見方を示している。

Web3.0の主な利点として調査で挙げられていたのは以下の項目だ。

  • 消費者が自分自身のデータをより管理できるようになる(回答者の93%が同意)
  • インターネットのセキュリティとプライバシーを向上(93%が同意)
  • 中国がテクノロジーで米国を追い抜くのを防ぐ(88%が同意)
  • 個人の所有権やクリエイターの経済圏を支援する(85%が同意)

自律分散型組織(DAO)とは

自律的に機能する分散型組織を指す。「Decentralized Autonomous Organization」の略。一般的な企業などとは違い、経営者のような中央管理者が存在しない。参加メンバーやアルゴリズムによって運営管理が行われる。

▶️仮想通貨用語集

規制についての回答

規制をめぐっては、Web3.0の可能性を維持するべきだという意見が多く見られた。

回答者の72%が、政府はWeb3.0をただちに規制するのではなく、その前に「新たなWeb3.0のテクノロジーと、その様々な使い道を把握しておくべき」だとしている。

また、回答者の59%が、「政府は、民間コミュニティが所有するWeb3.0プラットフォームが、ビッグテック企業のプラットフォームと競合し、それに対する代替手段を提供するために積極的に支援すべきだ」という項目に賛成した。

現在のWeb2.0の問題点としては、人々が日常的に使用するオンラインプラットフォームを運営する巨大企業(ビッグテック)が、何百万人〜何十億人ものユーザーから中央集権的に個人データを収集し、収益化につなげていることが挙げられている。

Web3.0は、ユーザーが自分の情報を管理し、マネータイズできるものとしても注目されている。

関連:Web 3.0により発揮されるインターネットの真価とは

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