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海底噴火発生のトンガ王国、ビットコイン寄付に活路

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインで寄付

先週末、海底火山が噴火して危機的状況が続くトンガ王国で、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)を利用して現地に寄付を送る動きがわかった。

コミュニティ主導の取り組みを支援しているのはビットコイン推進派のFusitu’a貴族代表議員。ビットコインと法定通貨建てで寄付を募っており、執筆時点では0.24BTC(120万円相当)と750ドル(約8万円)の募金額が記録されている。

Fusitu’a貴族議員によると、現地ではライフラインが繋がらない状況が続いており、現地への送金手段は従来の銀行送金が出来ないと言及。Blockstream社のSamson Mow CSO(最高戦略責任者)が2021年に同氏に寄贈したビットコイン衛星キットを活用することで、ビットコインでの送金のみが機能している状況だと述べた。

また、CoinPost編集部がFusitu’a貴族議員に質問したところ、水中ケーブルが断線されたため、ビットコイン衛星が唯一の送金手段になっているとコメント。衛星を通じて寄付目的のビットコインをエアドロップした後、現地のメッシュネットワークを活用することで、市民のウォレットにビットコインが配布される仕組みだと説明した。

Blockstream社はエルサルバドルのビットコイン債券提供などの協力も目指すブロックチェーン開発企業。

同社の衛星キットを利用することで、インターネットへの接続が不可能な地域でも、衛星アンテナとUSBレシーバーを設置すればビットコイン・ネットワークへの接続が可能となる。

出典:Blockstream

トンガのビットコイン情勢

トンガは人口約10万人の南太平洋に位置する島嶼国。近隣国にはニュージーランドやフィジー、サモアがある。

今回ビットコイン寄付活動を推進しているFusitu’a貴族議員は同国でビットコインの法定通貨化に向けた法整備も進めている人物。中南米エルサルバドル大統領が21年6月にビットコイン法の提出を宣言した際には、早期から支持し、同類の法案を自国でも実現する意向を示していた。

関連:南太平洋のトンガ王国、貴族議員がビットコイン支持を鮮明に

エルサルバドルのビットコイン法とは

正式名称はLey Bitcoin。米ドルと並行する形で、ビットコインを法定通貨として認め、市民がビットコインを全ての決済シーンで利用できることを定める。

同国のブケレ大統領が推進した法案で、2021年9月より施行。ビットコインが国の法定通貨として正式に認められる初の事例となった。

▶️仮想通貨用語集

先週12日には法案策定に向けた取り組みが進行中であると説明。今秋(9月から10月)頃の法案提出を目指すと述べていた。

  1. 9月/10月に法案を議会に提出→可決
  2. 国王の裁可待ち
  3. 1ヶ月以内に裁可→国王が法案に署名
  4. 2~3週間以内に政府が施行日を発表。その後、ビットコインが法定通貨に
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