投資部門もローンチ
大手NFT電子市場OpenSeaは11日、「OpenSea Ventures」というVC部門及びNFTエコシステム支援プログラムをローンチすることを発表した。
OpenSea Venturesは主にNFT(非代替性トークン)・Web3.0(分散型ウェブ)などを手がける企業やプロジェクトに資本やOpenSeaのリーダーシップ、a16zやAnimoca Brandsを含む外部投資家へのコネクションなどを提供するものだ。
マルチチェーン対応技術、NFTプロトコル、ソーシャル・ゲーミングプロジェクト、及びNFTアグリゲーターという4つのテーマで投資する予定。OpenSea Venturesを率いるのは同社のAlex Atallah共同創設者だ。
また、同社はNFTエコシステム支援プログラムも発表。このプログラムはUIの改善・コミュニティ教育・アクセシビリティ及び包括性という3種類のコミュニティイニシアチブに分けて支援金を分配することを目的とする。
OpenSeaは2022年の展望として、1)製品開発の加速、2)安全、信頼性への取り組み、3)NFTとweb3エコシステムへの投資、4)チームの大幅な成長という4つの目標を掲げていた。これらを達成するための取り組みの一環として、OpenSeaは1月に仮想通貨レンディングサービス「Dharma」を開発するDharma財団を買収し、同財団のCEOであるNadav Hollander氏をCTOとして迎えている。
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