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NEAR基盤の分散型取引所、5.5億円調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Aurora EVM基盤のDEX

暗号資産(仮想通貨)ニア(NEAR)基盤の分散型取引所「Trisolaris(トリソラリス)」は4日、戦略的ラウンドで約5.5億円を調達したことを発表した。

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調達を主導したのは、Web3.0ベンチャーキャピタルのElectric Capitalで、これまでNEAR、dYdX(分散型取引所)、Frax(ステーブルコイン)、Iron Fish(プライバシー通貨)といったプロジェクトに投資している。

Electric Capitalのほか、大手VCのJump Capital傘下のJump Crypto、Dragonfly Capital、Leminscap、Ethereal Venturesなども参加している。

TrisolarisはNEARエコシステムにおける最大規模の分散型取引所で、運用資産が280億円を超えている。異なるブロックチェーンとのブリッジとして、イーサリアム(ETH)やテラ(LUNA)、NEAR、BNBチェーン、アバランチ(AVAX)、ポリゴン(MATIC)に対応。

TrisolarisはNEAR上で構築されたイーサリアムと接続するためのブリッジとレイヤー2ネットワーク「Aurora」のエンジンを利用。AuroraはSushiSwapやCurveなど90超のプロジェクトに対応している。

調達した資金の運用について、Trisolarisは、新たにローンチしたばかりのステーブルコインAMMプロダクト「Trisolaris Stableswap」の流動性を強化したり、ガバナンストークン「TRI」のトークンエコノミーを更新したり、NEARとAurora(L2)間のクロスチェーンスワップをローンチしたりすることを計画している。

NEARのエコシステムへのVC投資は加速しつつある。3月に、NEARを基盤とするDeFiプロトコルBastionは米取引大手Jane Streetや取引所Crypto.comや最大手仮想通貨投資企業DCGから資金調達を実施。また、Near Protocolは今年の1月に、シンガポール大手仮想通貨ヘッジファンドThree Arrows Capitalやa16z、Jump Cryptoなどから約170億円を調達し、Web3.0(分散型ウェブ)の普及を加速させていくとしている。

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