はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ニア(NEAR)、初のステーブルコイン「USN」をローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NEAR初の独自ステーブルコイン

L1ブロックチェーンのニア(NEAR)基盤の米ドルステーブルコイン「USN」は26日、メインネットでローンチしたことが発表された。

USNのローンチを担当するのは、Decentral BankというNEAR基盤のDAO(自律分散型組織)。Decentral BankがNEAR基盤のステーブルコインの発行を管理する組織で、USNはNEAR基盤初のネイティブ・ステーブルコインになった。

ユーザーは26日から仮想通貨NEARを使って、USNを「wallet.near.org」で発行(ミント)することができる。また、NEAR基盤のDeFiプラットフォーム「Ref Finance」でUSDT/USNの取引も可能だ。

USNはテラ(LUNA)ブロックチェーン上の「TerraUSD(UST)」といった無担保型ステーブルコインに類似。USNも、価格を一定に保つためにアルゴリズムを活用し、NEARとUSNをそれぞれ発行・ロックすることで供給量を調節し、価格を維持する。また、Decentral BankはUSNの価格維持を後援する「自己調節型準備金」を管理。自己調節型準備金はNEAR(ロック分など)とステーブルコインUSDTを保有するが、準備金の規模は現時点では定かではないようだ。

また、USNの利回り(APY)に関しては、Decentral Bankがコミュニティ投票によって自己調節型準備金にあるNEARをステーキングに回し、約11%の最低基準のAPYを提供。ステーキングのほか、BurrowやAurigami、Bastionといったレンディングプラットフォームを介して約13億円の報酬を分配することで、合わせて20%以上のAPYを最初の貸し手に提供できるとしている。

関連Near Protocol、ステーブルコイン「USN」のリリース準備段階か=The Block

テラのUSTのほうでは、Anchor Protocolが現在20%弱のAPYを提供していることから、USNが今後USTのライバルになりうるとされている。USTへの需要は高いAPYなどによって支えられており、発行数はステーブルコインランキングで3位にランクインし、2.3兆円の時価総額を超えている。

なお、トロン(TRX)の創設者ジャスティン・サン氏も先週、USTに類似したステーブルコイン「USDD」の発行計画を発表していた。

関連ジャスティン・サン氏、トロンのステーブルコインUSDDの計画を発表

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/14 金曜日
21:20
CourtYard(コートヤード)でトレカをNFT化|使い方を初心者向けに徹底解説
トレーディングカードをNFT化して取引できるCourtYard(コートヤード)の使い方を解説。アカウント開設からPolygon上での取引方法、ガス代準備、リスクまで初心者向けに図解で詳しく紹介します。
21:00
ビットコインウォレットのおすすめは?種類・選び方・アドレス作成手順まで解説
ビットコインウォレットの種類や違い、安全な選び方を徹底解説。ハードウェア・ソフトウェアの比較からアドレス作成、セキュリティ対策まで初心者にもわかりやすく紹介します。
17:19
米ビットコイン現物ETF、過去2番目の規模の純流出 リスクオフが加速
11月13日、ビットコイン現物ETFは8.7億ドル(約1,340億円)の純流出を記録し、過去2番目の規模に。イーサリアムETFも3日連続で流出。FRB当局者の慎重発言を受け、仮想通貨と米国株が同時に下落。専門家は健全な調整との見方も。
16:46
Aptos Labs CBOが語る日本戦略|独占インタビュー
Aptos Labs CBO Solomon Tesfaye氏独占インタビュー。日本の大手金融機関との協議、ステーブルコインUSD1の展開、グローバル戦略を語る。
16:32
ビットコインのみ投資へ 欧州初のルクセンブルク国家ファンドがETF経由で1%配分
ルクセンブルク財務相が、国家ファンドFSILが他の仮想通貨ではなくビットコインのみに1%配分したことを明言。欧州初の国家レベルでのビットコイン投資となる。
15:06
ヴィタリック、分散化の原則を強化する「トラストレス宣言」を発表 中央集権化に警鐘
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏らが「トラストレス宣言」を発表。検証可能性や検閲耐性など6つの核心要件を定義し、利便性優先による中央集権化リスクに警鐘を鳴らした。トラストレスこそがイーサリアムの本質であり、信頼できる中立性を達成する唯一の方法だと強調している。
15:06
JPYC、米サークル社オンチェーンFX網のパートナー通貨に採択
JPYCが米CircleのオンチェーンFX網「StableFX」で日本円パートナーに採択。USDCとの即時交換に対応し、国際送金・決済インフラで円建てステーブルコインの役割が拡大する見通し。
13:35
日本円ステーブルコインJPYC、発行額2億円突破
JPYC株式会社は、日本円建ステーブルコイン「JPYC」の累計発行額が2億円を突破したと発表。正式発行から約18日間での達成。保有者数は約3.1万人に達し、JPYC EXの口座開設数も6,000件に到達した。
11:57
「ビットコイン、株高に反応鈍く下落時は増幅」Wintermuteが非対称性を指摘
Wintermuteの最新レポートによると、ビットコインはナスダック指数と0.8の高相関を維持するも、株高局面で反応が鈍く下落時のみ敏感に連動。この負のスキューは2022年以来最高水準で、通常は市場底値圏で見られるパターン。資金の株式市場シフトと流動性低下が背景に。
11:49
大手銀BNYメロン、ステーブルコイン準備金のためのMMFを立ち上げ
大手銀BNYメロンがステーブルコイン発行者向けのマネー・マーケット・ファンド「BSRXX」立ち上げを発表。ジーニアス法対応の準備金ファンドとなる。
11:04
21シェアーズ、仮想通貨指数ETF2本を米国上場 投資会社法適用は米国初
21シェアーズが投資会社法(1940年法)準拠の仮想通貨インデックスETF2本を米国で上場。TTOPとTXBCは、ビットコイン、イーサリアム、ソラナなど主要デジタル資産への分散投資を提供。機関投資家向け「ゴールドスタンダード」のETF構造を採用。
10:33
ビットコインが今月3度目の10万ドル割れ、フラッシュクラッシュ後の資金戻り鈍化
ビットコインは今月3度目となる10万ドル割れを記録し、低調な値動きが続いた。背景には、FRBが利下げに慎重な姿勢を示していることに加え、東証などを運営する日本取引所グループ(JPX)が仮想通貨トレジャリー企業に対して規制を示唆する報道が流れ、市場心理を冷え込ませたことが挙げられる。
09:54
グレースケールのIPO登録書類が公開 トランプ政権下で上場申請続く
仮想通貨資産運用企業グレースケールは、IPO登録届出書を米SECに提出。市場が構築されれば株式のトークン化も検討していく意向を示した。
09:32
米国でXRP現物ETF上場、初日取引高は90億円を記録
カナリー・キャピタルの仮想通貨XRP現物ETFが米国で上場。初日取引高90億円を記録した。2025年に上場したETF中でトップの数字となった。政府機関再開でさらなる承認も期待される。
09:18
チェコの中銀、試験的にビットコインを購入
チェコの中央銀行は、歴史上初めてデジタル資産を購入したと発表。購入したのは仮想通貨ビットコインで、他にも米ドルステーブルコインとトークン化預金も保有すると説明している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧