はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

リップル社1Q報告 仮想通貨XRP売却状況やXRPLの取引量など

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップル社22年第1四半期の総括

米リップル社は1日、2022年第1四半期(1-3月)のレポートを発表。暗号資産(仮想通貨)市場の動向、XRPの売却状況やXRP台帳の取引量などをまとめた。

リップル社は1Qの仮想通貨市場について、規制、マクロ経済、地政学的な要因が重なり、売りが優勢だったと総括した。一方で3月は、米バイデン政権が仮想通貨に関する大統領令を発表、これは業界から概ね好意的に受け止められ、1Q末には価格が回復傾向を見せたと述べている。

関連反響広がる仮想通貨関連「米大統領令」、政府関係者や有識者らの見解は?

その他に注目すべき点としては、1Qにナスダック100とビットコイン(BTC)の相関が過去最高を記録するなど、ビットコインと株式市場の相関性が高まったことを挙げた。

また、NFT(非代替性トークン)市場は1Qに、市場の総取引量が約4.5兆円(350億ドル)を超え、記録を更新したと述べている。リップル社も、NFTクリエイターをサポートするファンドを設立し、支援対象者を発表しているところだ。

関連米リップル社、NFTクリエイターファンドの支援対象者を追加

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

▶️仮想通貨用語集

XRPの売却

リップル社による1QのXRP販売総額は、2021年4Qの約936億円(約7.2億ドル)に対して約351億円(2.7億ドル)と減少した。送金ソリューション「オンデマンド流動性(ODL)」に関する販売額は増加しているという。

ODLの取引量は、1Qに前年同期比で約8倍と大幅増加。これは、顧客が従来の送金や個人間決済に加え、国庫や中小企業への一括支払いなど、さまざまなユースケースでODLを利用しているためだという。

オンデマンド流動性(ODL)とは

リップル社の提供する国際送金ネットワーク「リップルネット」で使われる技術の一つ。XRPをブリッジ通貨として送金に使用する。

▶️仮想通貨用語集

仮想通貨データ企業CryptoCompare社の提供するCryptoCompare TopTier(CCTT)指標によると、1Qのリップル社によるXRP総販売額は、世界のXRP総取引量の0.29%に相当。なお、前四半期のXRP販売額は総取引量の0.43%だった。

1Qでは30億XRPがエスクローから解除され(毎月10億XRP)、総額24億XRPが再び新しいエスクロー契約に凍結されている。

XRP台帳上の取引量

1Qに、XRP台帳上では、合計約1.4億件の取引があり、取引総額は約7.9兆円(約610億ドル)だった。

XRP台帳上の注目プロジェクトとして、リップル社は森林の生物多様性の保護とCO2の回収を目指してNFTを発行するCarbonlandDAO and Trustらの取り組みに言及した。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/01 火曜日
16:00
UXLINKが実現目指すWeb3の大衆化、CEOが語る成長戦略|WebXスポンサーインタビュー
5500万人のユーザーを擁するWeb3成長支援プラットフォーム「UXLINK」。WebX 2025への参加を控え、同社CEOが日本市場への期待を述べた。
14:49
日本初の仮想通貨建てクレジットカード「Slash Card」が登場 β版の事前登録開始へ
日本初の暗号資産建てクレジットカード「Slash Card」がβ版の事前登録を開始する。米ドル連動型ステーブルコインUSDC担保サービスで物理・バーチャル両対応。ソラナやイーサリアムなどマルチチェーン互換性とトークン還元リワードを特徴とし、Web3技術を現実世界の決済に橋渡しする。
13:30
ビットコイン需要減少で市場脆弱性指摘、イーサリアム大口投資家は巨額含み損で売却継続=アナリスト
Cryptoquant分析によると、ビットコインのオンチェーン需要指標がマイナス転換し短期調整リスクが高まる。一方でETH大口投資家は3週間で9万5313ETHを償還、4260万ドルの含み損を抱える状況。
13:05
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、約320億円調達でビットコイン購入とマイニング機器導入へ
エリックとトランプ・ジュニア氏が支援するビットコインマイニング企業American Bitcoinが2億2000万ドルを調達。ビットコイン購入とマイニング機器導入に充当予定。
12:00
金融庁、ステーブルコイン健全発展のための報告書を公表 不正リスクや今後の課題を分析
金融庁が仮想通貨ステーブルコインの健全な発展に向けた報告書を公表した。不正利用の実態と今後の規制課題を分析調査する内容だ。
11:05
取引所BybitとKraken、ソラナ基盤トークン化株式「xStocks」を190カ国で提供開始
世界第2位の仮想通貨取引所BybitがBacked社のトークン化株式サービス「xStocks」を取り扱う。Apple、Amazon、Microsoft等60銘柄超をソラナブロックチェーン上で24時間365日取引可能に。
10:40
トランプ氏関連のミームコイン「TRUMP」、口座開設キャンペーンで配布へ
ドナルド・トランプ氏が公認とされるミームコイン「TRUMP」がもらえるキャンペーンがBITPOINTで7月末まで開催中。特典内容や条件を詳しく解説します。
10:20
国内Web3関連企業BACKSEAT、組み込み型Web3体験でブロックチェーン社会実装目指す
BACKSEAT株式会社が第三者割当増資により累計14億円の資金調達を完了。Spiral CapitalとHeadline Asiaが共同リード投資家として参画し、組み込み型Web3体験の実現に向けサービスローンチを本格化。
10:02
ロビンフッド、トークン化した米国株やETFの取引サービスを欧州で提供
仮想通貨などの投資アプリを提供するロビンフッドは、トークン化した米国の株やETFの取引サービスをEUユーザー向けにローンチしたと発表。独自ブロックチェーンを開発していることも明かした。
09:55
テキサス州、戦略的ビットコイン準備金設立に続き「金・銀」を法定通貨として認可
テキサス州のアボット知事が金・銀を日常取引の法定通貨として認可する法案に署名。戦略的ビットコイン準備金設立法案も成立し、米国初の大規模な貴金属・仮想通貨政策を実現。
09:40
ビットコインマイニング難易度が7.5%低下 米テキサス州猛暑が影響か
仮想通貨ビットコインのマイニング難易度が約7.5%低下した。米テキサス州の猛暑による電力制限が主要因と指摘されている。6月中旬にハッシュレートも下落していたところだ。
09:15
ナスダック上場企業SRM、140億円のトロン財務戦略完了でTRXをステーキング
フロリダのテーマパーク向け記念品製造企業SRM Entertainmentが、1億ドルのTRON財務戦略の一環として3.65億TRXをJustLendにステーキングした。年率最大10%のリターンを目指す。
08:55
ドイツ最大手銀行グループ『シュパーカッセ』、2026年夏に個人向け仮想通貨取引開始へ=報道
ドイツ最大の銀行グループSparkassenが方針転換し、個人顧客向けビットコインなど仮想通貨取引サービスを2026年夏に開始予定。EU規制整備を背景に3年ぶりの決定となる。
08:10
SEC、ビットワイズ・イーサリアムETFのステーキング承認判断を延期
米証券取引委員会がビットワイズ社申請のイーサリアムETFのステーキング機能追加提案の承認判断を延期。投資家保護と公正な市場慣行への適合性について追加審査を実施中。
07:45
サークル、米国でナショナル・デジタル通貨銀行設立を申請
米ステーブルコイン発行企業サークルが米通貨監督庁にナショナル・トラスト銀行設立を申請。承認されればUSDC準備金の自己管理と機関投資家向け仮想通貨カストディサービス提供が可能に。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧