新VCTRADEの取引所サービス
東証1部上場企業SBIホールディングス傘下の暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードは22日、新VCTRADEの現物取引において「取引所サービス」のプレオープンを開始した。板取引形式で7銘柄が取引可能となる予定だ。
新VCTRADEの取引所サービス(現物取引)の取り扱い銘柄は以下の通り。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- XRP(リップル)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- チェーンリンク(LINK)
- ポルカドット(DOT)
※ 2024/10 時点で取り扱い銘柄は24種類。
取引所サービスは、投資家同士が自分で売買したい価格を設定して注文を出す板取引を行うことができる。買い板と売り板を並べる位置や数量が全て確認できるため、チャート上からは判断できない他の投資家の売買需要を読み取ることができる等のメリットがある。
新VCTRADEの取引所サービス(現物取引)のマーケットメイカーには、グローバルで暗号資産流動性を提供するB2C2 Limited.社が引き続き参画する模様だ。「豊富な流動性を持つ取引所サービスを実現し、ユーザーの取引環境の改善・拡充につなげています。まずは、プレオープンで仕様に慣れていただき、その後マーケットメイカーが参画するグランドオープンで本格的にお取り引きを楽しんでいただきたいと思います。」とSBI VCトレードは述べている。
プレオープン期間
2022年6月22日(水)20:00〜2022年6月23日(木)夕方頃まで(予定)
PC版取引ツールをご利用のお客さまはシステムメンテナンス終了後から、スマートフォンアプリの利用者は、強制バージョンアップ終了後からプレオープン期間中の取引所を利用できるとのことだ。
マーケットメイカー参画時期
2022年6月23日(木)夕方頃(予定)
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新VCTRADEの特徴
新VCTRADEの取引所サービス(現物取引)は、メイカー手数料にマイナス手数料が導入されている点で特徴的だ。注文方法は指値か成行の選択が可能で、指値注文には「メイカー手数料:-0.01%」、成行注文には「テイカー手数料:0.05%」を設定する。
マイナス手数料の導入により、指値注文によって約定した代金に対して、メイカー手数料の相当額が日本円で還元されることになる。つまり、ユーザーは板(オーダーブック)に流動性を提供する見返りに現金を稼ぐことができる。
また、新VCTRADEの取引所サービス(現物取引)は従来の旧VCTRADEで提供してきた取引所サービスと比較して最小/最大発注数量が向上している。詳細は以下の通り。
B2C2との提携やメイカー手数料導入など、トレーディング環境の向上に努めるSBI VCトレードは、今後もAPI接続を含めた機能拡張を予定している。
SBIホールディングスは22年5月、仮想通貨分野及びエネルギー分野及での包括的な協業による事業拡大を目的として、株式会社リミックスポイントと資本業務提携を行うことを発表していた。
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