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露プーチン大統領、デジタル資産の決済利用を禁じる法案に署名

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

デジタル資産の決済利用を禁止へ

ロシアのプーチン大統領は14日、デジタル資産の決済利用を禁止する法案に署名した。

暗号資産(仮想通貨)を決済に利用することはすでにロシアで禁止されているが、今回の法案では、デジタル証券やユーティリティトークンなども、商品やサービスなどの支払いに利用することができないと定めている。

ユーティリティトークンとは

「ユーティリティ(utility)」は「有用性」や「多目的の」などの意味を持つ英単語。ユーティリティトークンは、支払いなど様々な場面で利用されるトークンを指す。

▶️仮想通貨用語集

ロシア議会「Duma」の公式ウェブサイトに、本法案等が登録されたのが22年6月7日。そして翌日には議長が承認しており、今月8日に最終的に議会で法案が可決したというのが、プーチン大統領が署名する前のおおまかな流れである。

ロシアの仮想通貨規制

ロシアでは、仮想通貨の決済利用を禁じることは早くに意見がまとまったようだが、取引やマイニングに関する規制整備には時間を要している模様だ。これまで、プーチン大統領はマイニングを支持している発言をしたとされているが、仮想通貨自体を禁止したい中央銀行と、規制した上で取引などを許可したい財務省が合意できずにいるという。

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最近ロシアについては、仮想通貨では制裁に関する報道が目立っているが、2月のウクライナ侵攻後も規制整備は進めている。

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4月には、財務省が仮想通貨の包括的規制法案を提出したことが分かった。デジタル通貨の取引や発行の手続き、仮想通貨市場参加者の活動の定義、マイニングに関する規定など、包括的なルールを定める内容になっている。

関連ロシア財務省、仮想通貨の包括的規制法案を提出

また同月、ロシア銀行協会が、自己管理型の仮想通貨ウォレットで資産を保有することを違法化する提案を行ったことも報じられた。同国の中央銀行や財務省などの政府機関に書簡を送付し、取引所の口座以外で仮想通貨を保有し、そのことを申告しなかった場合に刑事罰を科すべきと主張している。

関連ロシア銀行協会、自己管理型仮想通貨ウォレットの違法化を提案

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