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リップル社の「ODL」拡張へ、SBI VCトレードがリニューアルを発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ODLの新提携

SBI VCトレード株式会社は29日、XRP国際送金サービス「ODL」の送金元の資金移動業者として、株式会社アジアンネットが参画したことを発表した。

国際送金サービス事業を提供するアジアンネットはODLに接続し、29日から顧客向けにODLを用いたサービスを開始している。

ODL(オンデマンド・リクィディティ)はリップル社が提供するXRPベースの決済ソリューション。従来の国際送金では現地通貨を事前に保管しておく必要があるが、仮想通貨XRPをブリッジ通貨として利用することで、送金コストの削減や時間短縮などにつながるとしている。

SBI VCトレードは2021年7月にグループ内の資金移動業者であるSBIレミット社及びリップル社との連携で、ODLを用いたXRP国際送金サービス向けのシステムを構築。

出典:SBI VCトレード

SBIレミット社が窓口となり、日本初となる仮想通貨を用いたフィリピン向けの国際送金サービスが開始された経緯がある。ブリッジを担う仮想通貨XRPと現地通貨との交換には仮想通貨交換業者が仲介する必要があるが、日本側でSBI VCトレード、フィリピン側でCoins.phが担当する。

関連:SBIレミットとSBI VCトレード、日本初となる仮想通貨を用いた国際送金サービス開始【リップル・ODL】

このほどSBI VCトレードは本システムをリニューアルし、送金元(日本国内の資金移動業者)と送金先(海外暗号資産交換業者等)の両方で複数事業者が接続できるようにした。

出典:SBI VCトレード

これにより、XRPをブリッジ通貨に使用する国際送金サービス「ODL」のネットワーク拡大が期待される。リリースでSBI VCトレードは以下のように述べている。

今後も複数の国内外の資金移動業者及び送金先国の拡充を推進していくことで、国際送金サービスにおけるODLの優位性を強化し、暗号資産のユースケース拡大に努めてまいります。

(仮想通貨を介す)ODLの活用では、国によって規制や見方が異なることを背景とした規制当局や取引所との連携が重要となると、リップル社は過去の発表で説明している。

21年10月には、中東地域のブロックチェーン企業Pyypl社がODLを導入し、アラブ首長国連邦(UAE)での国際送金で利用することが発表された。22年5月には、リトアニアのオンライン送金業者FINCIが、ODLを利用した国際送金サービスの導入に向けて提携したことが発表された。

関連:リップル社、中東地域で初のODL導入へ

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