はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ブロックチェーンゲームCryptoNinja Party!(CNPT)、第2弾NFTセール開催へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「CryptoNinja」から派生したブロックチェーンゲーム

実業家のイケダハヤト氏が携わることで知られる、ブロックチェーンゲームブロックチェーンゲーム「CryptoNinja Party!(CNPT)」の第2回(2nd)NFTセールが8月19日(金)から実施される。

「CNPT」は、忍者をモチーフにしたNFT(非代替性トークン)コレクション「CryptoNinja NFT」を題材にした作品で、開発は、HashPort社のゲーム部門である「HashGames」が手掛けている。

同コレクションは2021年9⽉から展開が開始されており、2022年5⽉時点でNFT取引総額は187ETH(5,000万円相当)に達している。日本発としては有数の規模を誇るプロジェクトだ。

基盤となるブロックチェーンにはHashPalette社が開発・発行するNFT特化ブロックチェーン「Palette(パレット)」を採用。他ユーザーとミニゲームで遊んで楽しめる作品で、ゲームプレイを通してトークンを獲得できる「Play to Earn(P2E)」エコシステムが実装されている。

前回の1stセールは、7月1日から7月13日にかけて行われた。3種類のレア度のNFTが販売され、最もレアなNFT(Legendary)の抽選倍率は45倍に達するなど、好評を博した。支払いは暗号資産(仮想通貨)パレットトークン(PLT)払いでのみ受け付けた形だ。

2ndセールはクレジットカード決済が可能

2ndセールは、1stセールに続き専用NFTマーケットプレイス「PLT Place」で開催。実施期間は、8月19日から9月7日までとなっている。

前回とは異なり、今回のセールではクレジットカード決済が可能。パレットトークンを所有していなくてもNFTが買えるため、購入のハードルが大きく下がった形。

決済に使用できるクレジットカードは、VISA、Mastarcard、アメリカン・エキスプレス(アメックス)、JCB、ダイナースクラブ、ディスカバーカードの6種類。「PLT Place」のアカウントに、あらかじめカード情報を登録しておくことで、セール時にカード決済が可能だ。

「CNPT」は、遊ぶために所有するNFTを使用するシステムを採用しており、NFT非所有者はゲームをプレイできない。プレイを希望する場合は、あらかじめセールなどでNFTを手に入れておく必要がある。

出典:HashGames

NFTには、「Legendary」、「Epic」、「Rare」、「Uncommon」、「Common」の5つのレア度が存在。レアリティが⾼いほど、初期ステータス値やステータスの上昇値が⾼い傾向がある設定だ。

今回のセールでは、「Legendary」、「Epic」、「Rare」の販売が実施。1stセールと比べると、「Epic」と「Rare」のNFTの販売数が多く設定されている。

「Epic」は、第一回セールでは500体が販売されたが、今回は1,722体が販売される。「Rare」の場合は、第一回は2,000体で今回は5,777体、販売される形だ。

なお今回のNFTセールは、「3D NinjaNFT (Genesis)」がセール販売される最後の機会。このNFTは、特に希少性とオリジナリティが通常のNFTと比べてより高く、3Dデザインとなっているのが特徴で、セール以外では、CryptoNinjaの追加と二次創作のみ、販売される計画。

ゲームプレイやゲーム内での表⽰は通常のNinjaNFTと同様に2Dで表現されるが、「PLT Place」などのマーケットプレイスでは、3D表示される仕組み。3DバージョンNinjaNFTの中でも一番レアリティが高いLegendaryは発行数量が少なく、より希少なNFTとなっている。

セール価格

第2回セールでは、「Legendary(21体)」が10,000PLT(約22万円)、「Epic(1,722体)」が2,000PLT(約44,000円)、「Rare(5,777体)」は1,000PLT(約22,000円)で販売される(*金額はいずれも8月4日時点)。

出典:HashGames

また9月に第3回セールの実施も予告されており、現時点では「Legendary」が5体販売される計画で、新たなCryptoNinjaが2体、二次創作CPで入賞した作品が販売される予定。

抽選受付期間

抽選受付期間は、NFTのレアリティごとに異なる。詳細は以下の通りだ。

  • 「Legendary」:8月19日20:00から8月22日22:00まで
  • 「Epic」:8月26日20:00から8月29日22:00まで
  • 「Rare」:9月2日20:00から9月5日22:00まで

当選発表については、「Legendary」は8月24日20:00、「Epic」は8月31日20:00、「Rare」は9月7日20:00に行われる。

様々なミニゲームを楽しめるGameFiプロジェクト

「CNPT」は、カジュアルなミニゲームが集まった形式の作品で、他プレイヤーと協力・対戦プレイを楽しめる。

本作の物語は、根の国の封印が終わり、今は争いの無い、平和な忍者の⾥からスタートする。ある日、伊賀、甲賀、⾵魔、雑賀の四つのクランは、天忍サットヴァに「クランの垣根を超えた修⾏」を行うことを要求され、異世界への扉が開く。

ネム、アウンや、猫⼜、柴、宇はその扉に飛び込み、残ったキャラクター達も異世界に移動。ここから「CNPT」本編がスタートするという流れだ。

各種ミニゲームは、先述した通り「NinjaNFT」を使用することでプレイ可能。使用するNFTのレアリティやレベル及びパラメーターによって、ゲームスコアやゲームプレイで獲得できるEXPが変動する。

ゲームをプレイするとNinjaNFTのパラメーターであるエネルギーやスタミナが減少し、ゼロになると追加のEXPの獲得が不可能になる。スタミナは、EXPやトークンを消費することにより回復することが可能だ。

出典:HashGames

EXPやトークンは、NFTのレベル上げにも使うことが可能で、レベルが上昇すると様々な特典を得ることができる。NFTごとのスコアランキングシステムも存在し、⼀定期間のシー ズンごとに上位プレイヤーには報酬が与えられる。

また各NFTのレベルには最⼤値が存在しており、初期リリース時には30となっている。

獲得した報酬は、変換システムによってCNPTトークンとして受け取ることができる。獲得数量は⽀払うEXPの数量や変換希望者数などによって変化。また将来的には、PLTのステーキング量に応じて、より効率的にゲーム内の報酬が獲得できるようになる計画もあるとのこと。

ホワイトペーパー上ではロードマップも公開されており、ユーザーがゲーム制作に間接的に携わることで報酬を得られる「Create to Earn」システムの導入が予告されている。制作したゲームのプレイ回数などに応じて、ゲームクリエイターは報酬として、ゲーム内通貨の「EXP」や独自トークンを獲得することができるようになる構想。

正式リリースは2022年10月から12月の間に行われる予定で、ミニゲームの追加なども随時行われる。コミュニティーによって発展拡⼤していく⾃律分散型P2Eブロックチェーンゲームとなることを、最終的な目標としている。

HashGamesについて

HashGamesは、2022年2月に設立が発表された部門。

第一弾の「ELF Masters(エルフマスターズ)」のほか、東証1部上場企業のenishが開発・販売するスマートフォン向けオンラインRPGをベースにNFTゲーム化した最新作「De:Lithe Φ (ディライズ ファイ)」を準備中。ゲームトークンのInitial Exchange Offering(IEO)実施も検討されている。

IEOとは、プロジェクトが開発・発行するトークンの資金調達を仮想通貨取引所が支援するというもので、仮想通貨取引所がトークンの販売業務、多くの場合で上場までサポートする仕組みだ。

2022年4月1日にPLT Placeで開催された、「エルフマスターズ」第一回セールでは、スターターパック1,500セット(マスターレアパック: 500点/30,000円、 ウルトラレアパック: 1,000点/15,000円)、計3,000万円相当が即完売するなど人気を博した。

これらの作品は、HashPaletteが開発するブロックチェーン「Palette(パレット)」上のサービスとして展開されている。クロスチェーンハブ機能を活かしたマルチチェーン対応や、海外ユーザーへのマーケティング支援サポートなども計画されている。

「Palette(パレット)」について

「Palette(パレット)」は、NFT(Non-Fungible Token)を利用したコンテンツ流通に最適化されたブロックチェーンネットワーク。日本発コンテンツのNFTを通じた流通強化を目的とする。

異なるブロックチェーン同士をまたぐNFTのクロスチェーン技術を実装していることが大きな特徴で、発行NFTを、イーサリアム(Ethereum)など他のブロックチェーンネットワークに転送することができる。「PLT(パレットトークン)」は、同チェーンのガバナンストークンで、パレットエコシステムにおけるコンセンサスノード運営報酬の支払い、スマートコントラクトの発行手数料(GAS)の支払い、NFT売買の決済などの用途で使用される。

採用例も増えており、2021年末には、実業家の前澤友作氏が宇宙旅行時に、同チェーンを使ってNFTを発行。また22年5月には、阪神タイガースのNFTサービス「Tigers Gallery」の基盤ブロックチェーンとして「Palette」を採用したことを発表した。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09:50
トランプメディア、第3四半期に84億円の赤字、保有ビットコインの価値は73億円減
トランプメディアが第3四半期に5480万ドルの純損失を計上し、3四半期連続の赤字となった。保有ビットコインの価値は4800万ドル減少したが、オプション収入で1530万ドルを獲得。
09:35
カザフ、最大10億ドルの仮想通貨準備基金設立へ 2026年初頭立ち上げ予定
カザフスタンが最大10億ドル規模の国家仮想通貨準備基金を2026年初頭までに設立する。押収資産と国営マイニング収益を原資としてETFや関連企業に投資する方針だ。
08:25
XRP保有企業エバーノース、約120億円の含み損に 仮想通貨財務企業に圧力
仮想通貨XRPを企業の財務資産として保有するエバーノースが約2週間半で7900万ドルの含み損を抱えている。メタプラネットなど他の仮想通貨保有企業も大幅な含み損に直面している。
07:20
片山金融相「3メガバンクのステーブルコイン共同発行を支援する」
片山さつき金融相は、3メガバンクやプログマらが行うステーブルコイン発行の実証実験を金融庁がサポートすることが決定したと話した。決済高度化プロジェクトの設置にも言及している。
07:10
米FRB理事がドルステーブルコイン市場の成長を評価、一方で合成型USDXは大幅デペグで0.6ドルに
米FRBのミラン理事がドル連動型ステーブルコインを巨大な成長分野と評価した。一方で合成型ステーブルコインUSDXが大幅デペグを起こしバランサー攻撃の影響で連鎖的な危機が広がっている。
06:20
コインベース、Asterなど上場検討
米大手仮想通貨取引所コインベースが複数の銘柄を同社の上場ロードマップに新たに追加した。
05:55
ジーキャッシュ連日高騰、時価総額100億ドル突破 1カ月で約4倍上昇
プライバシー仮想通貨Zcashが過去1カ月で3倍上昇し時価総額100億ドルを突破。アーサー・ヘイズ氏らの支持やグレースケール関連商品の人気拡大が上昇を後押ししている。
05:35
リップルのロング社長、IPOの予定なしと再度表明
リップル社のモニカ・ロング社長が株式公開の計画はないと再び明言した。同社は企業価値400億ドルで5億ドルの資金調達を完了し、十分な資本があると説明している。
11/07 金曜日
18:34
金融審議会・第5回会合、暗号資産レンディングの規制強化について議論 金商法適用案も
金融庁は7日の第5回金融審議会で、暗号資産レンディング事業を金商法の規制対象とする方針を示した。年利10%台のサービスで利用者がリスクを負う一方、事業者に管理義務がない点が問題視された。
18:16
米証券大手チャールズ・シュワブ、2026年に仮想通貨取引開始へ
米証券大手チャールズ・シュワブが2026年上半期にビットコインとイーサリアムの現物取引を開始。顧客資産約1800兆円を持つ同社の参入で仮想通貨市場の主流化が加速へ。
18:00
Polymarket(ポリマーケット)とは?仕組みや将来性をわかりやすく解説
Polymarket(ポリマーケット)とは、未来の確率をUSDCで売買する分散型予測市場。米大統領選で注目を集め、Google Financeにも統合。仕組み、特徴、課題、今後の展望をわかりやすく解説。
16:18
ロビンフッド幹部、ビットコイン財務戦略は「検討中」
米ロビンフッドがビットコイン財務戦略導入を検討。第3四半期の仮想通貨収益は300%超急増の約413億円を記録。上場企業のBTC保有トレンドが加速する可能性。
14:05
著名投資家ダリオ、FRBの量的緩和再開はバブル加速への引き金 更なるインフレリスクを警告
ブリッジウォーター創設者レイ・ダリオ氏が、FRBの量的緩和再開は従来と異なり「バブルへの刺激」になると警告している。現在の状況下でのQE拡大は、実質金利の低下や株価収益率の上昇につながり、テック/AI/グロース株や、金などの価格を押し上げる可能性がある。
13:35
ビットワイズ、ドージコインETFの20日以内上場を目指す動き=ETF専門家
ビットワイズがドージコインETFで「8(a)手続き」を採用。ブルームバーグアナリストによると、11月6日の予備目論見書提出から20日後の11月26日頃に自動承認される可能性。SECの介入がなければ上場実現へ。
13:10
サークルとコインベース、ステーブルコイン規制「ジーニアス法」施行で重要な提言
サークル社とコインベースが米財務省にジーニアス法施行に関する提言を提出した。ステーブルコインの公平な競争条件の確保や利回りをめぐる過剰規制の回避などを求めている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧