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13日朝の金融市場短観|国内企業物価が過去最高に ゲーム系トークン高騰

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12/13(火)朝の相場動向(前日比)

    暗号資産

  • ビットコイン:17,146ドル +0.1%
  • イーサリアム:1,269ドル +0.2%
  • BNB:274ドル -5%
  • Oasys:0.06ドル +512%
  • Magic:0.73ドル +38%
  • 伝統金融

  • NYダウ:33,974ドル +1.5%
  • ナスダック:11,119ドル +1%
  • 日経平均:27,842円 -0.2%
  • 米ドル指数:104.6 +0.17%
  • 米国債10年:年利回り3.6% +1.4%
  • 原油先物:73.4ドル +3.4%
  • 金先物:1,792ドル -1%

今日のニューヨークダウは大幅反発。先週の下落から買い戻しが目立った。ボーイング+3.5%、クーパ・ソフトウエア+26.6%、アップル+1.2%、マイクロソフト+2.3%、ウェーバー+23%など幅広いセクターがプラスに転じた。

市場は日本時間今夜22:30の米消費者物価指数(11月CPI)、木曜日朝発表のFOMC政策金利の結果を控えている。

  • 11月CPI(前月比):前回0.4% 予想0.3%
  • 11月CPI(前年比):前回7.7% 予想7.3%
  • 11月コアCPI(前月比):前回0.3% 予想0.3%
  • 11月コアCPI(前年比):前回6.3% 予想6.1%

国内経済指標では、日銀が12日に発表した11月の企業物価指数(ポイント)は前年同月比で9.3%上昇。8カ月連続で過去最高を更新し21カ月連続で上回っている。日銀によると、電気・ガスや飲料や食品などの価格の継続的伸びが主な要因だそうだ。

一方、歴史的な円安が落ち着いたことなどで円ベースでみた輸入物価の上昇幅は改善。NHKは12日、日銀が「幅広い品目で価格転嫁の動きが見られるものの、原油価格などが下落している影響も一部では出てきている。引き続きウクライナ情勢や為替の動向、企業の価格転嫁の動きを注視したい」とコメントしたと報じた。

松野官房長官は同日午前の記者会見で「原油などの輸入物価が高い水準で推移してきたことで、事業用電力などの価格が上昇した。消費者物価も、国民生活に欠かせない食料品とエネルギー価格を中心に物価は上昇し、価格上昇から国民の生活を守っていくことが必要だ」と述べたという。

  • 11月企業物価指数:今回118.5 2020年平均=100 前年同月比=+9.3%

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仮想通貨市場では、国内発のゲーム特化型ブロックチェーンのOasysのネイティブトークンOASが12日OKX、Kucoin、Bybit、Gate、Huobiの初上場が実施された。また、メインネット最終段階への到達に伴い、OAS保有者はセガやスクウェア・エニックス、グリーなど計21社が運用するバリデータにステーキングすることが可能になった。

出典:OKX

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また、Arbitrum基盤のWeb3ゲーム銘柄Magic(MAGIC)も高騰。昨日、バイナンスやBybit、Huobiなどの取引所は新規上場を行なった。今月初めには米コインベースもMAGICの新規取り扱いを実施した経緯がある。

一方、バイナンスのBNBトークンは下落した。ロイターは昨夜、米司法省の連邦検察官がバイナンスと同社のCZ CEOらの個人を刑事告訴すべきかで意見が二分されていることを情報筋の内容として報じた。報道を受けてバイナンス側はFUDとして反論を行なった。

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仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)

  • コインベース・グローバル|42.6ドル(+5.8%/+5.8%)
  • テスラ|22.6ドル(-6.2%/-6.3%)
  • アルゴ・ブロックチェーン|0.68ドル(+4.2%/-5.2%)
  • マネックスグループ|424円(-1.4%/-1.4%)

ビットコイン採掘業者のアルゴ・ブロックチェーンは12日、米連邦破産法11条(チャプターイレブン)にもとづいた破産申請を避けるために、企業の資産の一部を売却しローンを組む方向性を示した。先週金曜日、チャプターイレブンの適用を自主的に申請する旨の草案資料を誤ってホームページに掲載しロンドン証券取引所から同社の株式を一時的に停止された経緯がある。実際はまだ申請を行なっていないという。

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