はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

中国が第4回「ブロックチェーン格付け」を発表 | 仮想通貨ビットコインは16位から大幅躍進

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

第4回「国際パブリックチェーンランキング」
中国の行政機関は5月、世界中のブロックチェーン専門家が技術的に評価する「国際パブリックチェーン技術評価指標」を公表、大きな反響を呼んだ。最新ランキングの総合評価では、EOSが3ヶ月連続の1位に。ICOプラットフォームの機能も備わるKomodo(KMD)が前回の10位から3位に。BTCは前回の16位から10位に上昇した。
パブリックチェーンとは
ビットコインのように非中央集権でオープンなP2Pネットワーク。 パーミッションレスかつトラストレスなネットワーク参加者が協力し合うことでブロックチェーンを管理、PoWやPoSなどで経済的インセンティブを得ることで成り立っている。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

中国による、第4回「国際パブリックチェーンランキング」

中国の行政機関である産業情報技術省の一端を担う中国情報産業省電子情報産業発展研究院(China Center for Information Industry Development 以下、CCID)は、先月5月に、初の試みとなる第1回「国際パブリックチェーン技術評価指標」を公開しました。

この指標は、仮想通貨で使用されるブロックチェーンを”技術ベースで評価した指標”であり、毎月1回更新され、中国政府、民間、教育機関に在籍する専門家によって評価が行われています。

北京にて8月17日、第4回目となる国際パブリックチェーン技術評価指標が公開されました。

プロジェクト名 詳細 総インデックス 総合順位

(前回比)

基本技術 応用性 革新性
EOS

特徴

104.3 17.6 36.7 158.7 1

→(±0)

Ethereum

特徴

82.0 27.4 29.6 139.0 2

→(±0)

Komodo

特徴

75.9 16.5 18.9 111.3 3

↑(+7)

Nebulas

特徴

75.0 26.1 9.4 110.6 4

↓(-1)

NEO

特徴

72.9 27.3 7.2 107.4 5

→(±0)

Stellar

特徴

76.7 19.9 9.5 106.1 6

→(±0)

Lisk

特徴

66.5 18.6 20.7 105.9 7

↑(+1)

GXChain

特徴

71.8 17.9 14.7 104.5 8

↓(-4)

Steem

特徴

87.8 6.6 9.1 103.4 9

↓(-2)

Bitcoin

特徴

46.0 15.4 40.3 101.7 10

↑(+6)

Waves

特徴

67.8 18.3 15.1 101.1 11

↓(-2)

BitShares

特徴

81.0 9.8 8.5 99.4 12

↓(-1)

Stratis

特徴

63.8 18.6 15.1 97.6 13

↑(+5)

Cardano

特徴

56.5 13.9 25.5 95.9 14

↑(+5)

Ark

特徴

63.7 19.0 13.0 95.7 15

→(±0)

Ripple

特徴

75.5 8.8 11.4 95.7 15

↓(-3)

Qtum

特徴

62.9 22.5 9.1 94.5 17

→(±0)

Verge

特徴

69.8 15.2 7.0 92.0 18

↑(+3)

EthereumClassic

特徴

71.3 12.2 6.7 90.3 19

↑(+1)

NANO

特徴

68.5 10.9 10.1 89.5 20

↑(+7)

NULS

特徴

62.6 10.4 15.2 88.2 21

↑(New)

IOTA

特徴

67.1 14.6 6.3 88.0 22

↓(-8)

Monero

特徴

58.3 12.5 13.3 84.1 23

↓(-1)

Sia

特徴

60.1 11.7 11.9 83.8 24

↑(+1)

Zcash

特徴

53.7 13.0 15.2 81.8 25

↑(+1)

DASH

特徴

52.6 19.2 9.9 81.7 26

↓(-14)

Bytecoin

特徴

66.2 11.6 3.5 81.3 27

↓(-4)

Tezos

特徴

53.4 11.9 16.0 81.2 28

↑(New)

Bitcoin Cash

特徴

51.4 15.5 11.8 78.6 29

↓(-4)

Hcash

特徴

61.2 11.1 4.5 76.8 30

↓(-1)

Litecoin

特徴

48.8 10.7 14.1 73.5 31

↓(-3)

Decred

特徴

51.6 10.8 9.2 71.6 32

↓(-2)

NEM

特徴

49.6 18.0 1.9 69.5 33

↓(-1)

3位にランクイン:Komodo

今回3位にランクインしたKomodoはZcashからフォークしてできた通貨です。

Zcashのプロトコルを使い、匿名性を高めており、匿名の取引か公開の取引かを選んで処理できます。

また、ICOプラットフォームとしての機能や、匿名で交換可能な法定通貨のペッグ通貨を発行することで、法定通貨とのゲートウェイにもなるという高い機能性を有しています。

初登場:NULS

今回初登場のNULSは21位にランクインしました。

Nulsを使うことで、スマートコントラクト、マルチチェーンシステム、クロスチェーンコンセンサスを実装予定で、企業がブロックチェーン技術を取り入れ易くなるよう設計されています。

また、高い柔軟性によりモジュールの組み換えが可能でアプリケーションの開発にも役立ちます。

PoC(Proof of Credit)と呼ばれる独特な承認方式を採用しているのも特徴です。

初登場:Tezos

今回もう一つ初登場したのがTezosで、28位にランクインしました。

Tezosは、2014年よりスタートしているプロジェクトで、分散型アプリケーション(dApps)のプラットフォームです。

また、Tezosのプラットフォームとしての目的は、ビットコインなどの既存の仮想通貨システムの弱点を克服するためのもの、としています。

その為、スケーラビリティやハードフォークなどに対しても考慮されており、通貨のシステム・規定変更に至っては、新旧のシステムに互換性を持たせることが出来る為、ハードフォークの必要性がない、とされています。

仮想通貨時価総額ランキングTOP50|将来性と最新ニュースを徹底解説
ビットコイン、リップル、モナコインなど仮想通貨(暗号通貨)の「仮想通貨時価総額ランキングTOP50」です。通貨の特徴などポイント解説、前週比の相場変動まで一覧表で掲載。最新の海外ニュースや2017年仮想通貨ランキングもあるので、将来性の確認や参考投資情報としてお役立て下さい。
ICOの爆発的増加を可視化した動画が公開・1位は Petroに|調達額ランキングも掲載
2018年3月までのICOの爆発的拡大をビジュアル化した動画が公開されています。最近はICO健全化のため、大口投資家や機関投資家のみを対象とするICOが増えてきていますが、ICOの規模の拡大は今年に入っても失速する様子は見られません。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10:25
予測市場ポリマーケット、CFTC承認受け米国市場に正式復帰
予測市場大手ポリマーケットが米CFTCの承認を受け、3年ぶりに米国市場に正式復帰。2022年の罰金処分後、QCX買収とICEからの投資を経て、完全規制下での事業再開へ。
10:10
スタンダードチャータード銀行、21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定
スタンダードチャータード銀行が21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定された。機関投資家の需要に対応し安全な保管サービスを提供。様々な仮想通貨企業とも提携を進めている。
10:05
「仮想通貨交換業者の販売所誘導に懸念の声」金融庁の作業部会
金融庁は、仮想通貨制度に関する作業部会の報告書案を公開。報告書案には、仮想通貨交換業者の販売所誘導に対する懸念が指摘されているとも記載されている。
07:35
仮想通貨支持派のホワイトハウス経済顧問ハセット氏、次期FRB議長の最有力候補に浮上
ホワイトハウス国家経済会議のケビン・ハセット委員長が次期FRB議長の最有力候補として浮上。トランプ大統領の信頼が厚く金利引き下げ方針に賛同する人物で、デジタル資産市場作業部会で中心的役割を果たしコインベース株も保有。
06:58
米銀大手USバンコープ、ステラで独自ステーブルコインをテスト
米国第5位の銀行USバンコープがステラブロックチェーン上で独自のステーブルコインをテストしている。資産凍結機能などのセキュリティを評価し、バンク・オブ・アメリカやシティに続いてデジタル資産への取り組みを拡大。
06:40
メタプラネット、ビットコイン担保に約200億円を借入れ
メタプラネットは、約203億円の借入れを行ったことを発表。調達した資金は、ビットコインの追加取得やビットコインインカム事業、市場環境に応じては自己株式の取得に充当する予定だと説明した。
06:30
ビットワイズのドージコインETFも承認、水曜日にも取引開始見込み
ニューヨーク証券取引所がビットワイズのドージコインETFの上場を承認した。水曜日にも取引が開始される見込みで、グレースケールとREX-オスプレイに続く3番目のドージコインETFとなる。
06:15
JPモルガン、高リスクのビットコインETF連動仕組債を提案
JPモルガンがブラックロックのビットコインETFに連動する仕組債を提案した。1年後に16%の固定リターンを保証し、2028年には投資額の1.5倍を上限なく受け取れる設計だが、30%超の下落時は損失を全額負担する高リスク商品となる。
05:50
JPモルガンが仮想通貨業界関係者の口座を相次ぎ閉鎖、シェイプシフトも対象に=報道
JPモルガンがシェイプシフトとストライクの関係者の銀行口座を警告なしに閉鎖した。トランプ大統領の禁止令にもかかわらず、仮想通貨業界へのディバンキングが続いているとの懸念が高まる。
05:25
テキサス州、米国初のビットコイン購入州に 7.8億円相当分のブラックロックETFで
テキサス州が20日に500万ドル相当の仮想通貨ビットコインを購入し、米国で初めてビットコインを購入した州となった。1000万ドルが配分されたが残り500万ドル分は今後実施される見込みだ。
11/25 火曜日
17:47
ギャラクシー・デジタル、ポリマーケットとカルシで流動性提供を検討=ブルームバーグ
仮想通貨投資大手ギャラクシー・デジタルが予測市場プラットフォームのポリマーケットとカルシでマーケットメイカーとして流動性提供を検討。既に小規模実験を開始しており、機関投資家の参入で市場の成熟が加速する可能性。
17:39
ビットコイン急落の背景は ETF・DAT・ステーブルコインの3大需要が逆転=NYDIGレポート
NYDIGは最新レポートでビットコイン急落の本質を明らかにした。ETF資金流出、DAT企業のプレミアム崩壊、ステーブルコイン供給減少という3大需要源の反転により、強気サイクルを支えた自己強化型ループが破綻したことが大きく影響している。
17:34
ソラナとXRPのETFが好調 資金フローの明暗が鮮明に
ビットコイン・イーサリアムETFが週次で大幅流出する一方、ソラナとXRPの現物ETFは資金流入を維持。20日連続流入のSOLや週次トップのXRPなど、資金フローの明暗を比較する。
17:05
CMEグループ、仮想通貨先物・オプション取引高が過去最高を更新
CMEグループが11月21日に暗号資産先物・オプション取引で過去最高の79万4,903件を記録。年初来の平均取引高は前年比132%増となり、機関投資家の参入拡大と市場成熟を示す。
15:38
SEC、Fuseエナジートークンを証券非該当と判断 実用型トークンに新たな道筋
SECが英Fuse Energyの実用型トークンを証券非該当と判断し、ノーアクションレターを発行。DePIN分野の規制明確化が進む中、市場規模は190億ドル(約2.9兆円)に達し、前年比270%の急成長を記録。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧