12/28(水)朝の相場動向(前日比)
- NYダウ:33,283ドル +0.2%
- ナスダック:10,381ドル -1.1%
- 日経平均:26,447円 +0.1%
- 米ドル指数:104.1 -0.1%
- 米国債10年:年利回り3.85% +2.7%
- 原油先物:79.6ドル +0.1%
- 金先物:1,821ドル +0.9%
- ビットコイン:16,664ドル -1.2%
- イーサリアム:1,209ドル -0.8%
伝統金融
暗号資産
クリスマス振り替え祝日後のニューヨークダウは小幅高。中国政府のゼロコロナ政策撤廃が材料視され原油先物やエネルギー株は上昇。
一方、IT・ハイテク株は全体的に下落。米国株の個別銘柄では、アップル-1%、アマゾン-2.2%、アルファベットC-1.9%、テスラ-10%、コインベース-8%、コア・サイエンティフィック-20%。
テスラについては電気自動車の需要減速を巡る懸念が再燃。7営業日続落は2018年以来最長の下落局面となった。当初は25日から来年1月1日までとしていた上海工場で操業停止予定を1日前倒したが、前倒しについて同社は理由を示さなかった。ブルームバーグによると、ロス・キャピタル・パートナーズのアナリスト、クレイグ・アーウィン氏が「今年のテスラ株の低迷の多くは、世界的な需要減を示す複数の兆候に起因している」と指摘したという。また、ツイッターを買収し会社の改革に多くの時間を割いているイーロン・マスクCEOがテスラの運営を疎かにしているのではないかという懸念も高まっているようだ。
なお、年明けの第1週からは注目の経済指標が多い。
- 1月4日:米製造業景気指数(ISM)
- 1月4日:欧州サービス業購買担当者景気指数(PMI)
- 1月6日:米サービス業景気指数・米雇用統計
- 1月6日:ユーロ圏消費者物価指数・小売売上高
- 1月12日:米消費者物価指数(CPI)・新規失業保険申請件数
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仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)
- コインベース|32.6ドル(-8%/-8%)
- アルゴ・ブロックチェーン|1日取引停止
- コア・サイエンティフィック|0.09ドル (-20%/-21%)
- マラソン・デジタル・ホールディングス|3.2ドル (-10.5%/-10%)
ビットコイン(BTC)マイニングの上場企業アルゴ・ブロックチェーンは昨夜、水曜日に発表を控えていることを理由として上場先のナスダックに1日の取引停止を求めた。同社は米国で破産申請(チャプター11)を行うことが予測されている。
また、LuxorのHashrate Iindexによると、ビットコインマイニング企業の中で負債を最も抱えているのは先週破産申請を発表したコア・サイエンティフィックで、13億ドルの負債。二番目はマラソンで8.5億ドルと続く。今後も企業再建や破産申請の事例が増えると見込まれているという。(下図が10社の負債金額)
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GMラヂオ第二弾 アーカイブ
— CoinPost Global (@CoinPost_Global) December 22, 2022
今回の特別ゲストは、Web3(分散型ウェブ)大手企業アニモカ・ブランズの会長を務めるYat Siu氏と、Darewise EntertainmentのBenjamine Charbit氏が参加。Web3ゲーム・NFTの今の課題やDarewiseの自社タイトル第一弾「Life Beyond(ライフ・ビヨンド)」、そして業界の展望について語っている。
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