はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

P&Eゲーム「タウンスター」、ゲーム内通貨TOWNとGALAの交換開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

新たな報酬モデル導入のステップ

Gala Gamesの人気P&Eゲーム「タウンスター」は14日、ゲーム内のユーティリティトークン「TOWN」とGalaが発行する暗号資産(仮想通貨)「GALA」との交換が可能になったと発表した。

Gala Gamesは1月10日、TOWNの報酬トークンとしての機能終了を宣言。期間限定でTOWNとGALAの交換プログラムを用意すると同時に発表しており、今回、その詳細が明らかになった形だ。

関連:Gala Games、仮想通貨TOWNの買い戻しを発表

公式発表によると、交換レートは1.25TOWN=1GALAに設定され、TOWN保有者は180日間、GALAヘの交換が可能(GALAからTOWNへの交換は不可)。交換するためにはゲーム内に保有しているTOWNをミントする必要があり、Gala Gamesのアカウントを持っていることが前提となる。(アカウント作成はGala.comで可能)

交換期間終了後は、TOWNの有用性はなくなり、全ての取引所で上場廃止となる。

GALAトークン

Gala Gamesは、独自のL1ブロックチェーン「GYRI(仮称) 」を開発しており、多人数参加型オンライン対戦ゲーム「スパイダータンク(Spider Tanks)」での利用がすでに始まっている。GALAはエコシステム全体のユーティリティトークンであり、イーサリアム上のETHと同様、同チェーンで取引のための「ガストークン」の役割を果たす。

Gala Gamesは先月発表した2023年の事業戦略で、GYRIの開発をさらに進め、ブロックチェーンエクスプローラーの立ち上げや、タウンスターをはじめとするゲームタイトル、音楽や映画などのエンターテイメント分野でのGYRIチェーンの利用を計画している。

今年後半にはGYRIを利用するゲームタイトルの追加やP2Pマーケットプレイスの導入を予定。開発者向けにはバグ報奨金プログラムやツールキット公開なども予定しているという。

GALAトークンのアップデートも計画されており、ロックアップ、バーン、利用方法などの変更により、ノード運営の長期的な持続可能性を高める予定だ。

関連:Web3プラットフォームGala、2023年の事業戦略を公開

国内仮想通貨取引所のビットバンクは3日、GALAの新規取り扱いを発表。日本初の上場となった。

関連:ビットバンク、GALAなど3銘柄を新規上場へ

タウンスターの大規模なアップデート

タウンスターはGala Gamesを代表する農業・町作りシュミレーションゲーム。制限された土地と時間の中で、いかに農場を発展させられるかをプレイヤー間で競い合う仕組みで人気を集めた。

タウンスターの大規模なアップグレードは、「今後数週間のうちに」行われる予定だが、注目されるのは、ゲームエンジンの移行が行われることだろう。

タウンスターの新バージョン「タウンスター・フォーエバー (TSF)」は、「GODOT」と呼ばれるゲームエンジンをベースに採用。このサーバー権限のゲームエンジンを使用することで、ハッキングなどの不正行為への対策が強化される。また、ユーザー待望のブラウザを閉じた状態でもゲームの進行が可能になる。

さらに、新しい経済モデルが導入され、昨年7月から凍結されていた収益機能が復活する。既存のゲームアイテム(NFT)をGala独自のブロックチェーンへブリッジすることで、NFTのアップグレードが可能になる。

そのほかにも、タウンの外観をカスタマイズできる新しい装飾システムや、コンペティションの充実など、様々な新機能が準備されているという。

なお、新バージョンは現在も活発に開発が行われており、リリース前に削除または大幅に調整される可能性がある。

関連:Gala GamesのP&E農場ゲーム「タウンスター」、長期的な発展見据え、痛みを伴う改革へ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/03 木曜日
18:10
ストラテジー社のビットコイン財務戦略:価値創造と潜在リスクの両面
米国のストラテジー(マイクロストラテジー)などビットコイントレジャリー企業の財務モデルを軸に、株式を通じた投資の仕組みやレバレッジ効果、税務上のメリットなどを解説。日本のメタプラネットなど類似上場企業の動きも取り上げ、再現性の条件やリスク要因を多角的に考察する。
17:26
スイスFINMA規制のAMINA銀行、リップル社RLUSDを世界初サポート
スイス金融監督局(FINMA)規制下のAMINA銀行が、リップル社の米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」の取扱いを開始。時価総額660億円超のRLUSDをサポートする世界初の銀行として、機関投資家向けに保管・取引サービスを提供。
16:14
米仮想通貨取引所コインベース、「LiquiFi」買収でトークン発行支援事業強化へ
米コインベースがトークン管理プラットフォーム「LiquiFi」を買収。トークン発行者を初期段階から支援するプラットフォームであり将来的に機関投資家向けサービスにも統合予定だ。
16:02
オルタナ信託設立とProgmat・ALTERNAの協業深化
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券特化の信託会社「オルタナ信託」を設立。Progmatと協業し、ST発行・管理基盤を導入。ST市場の効率化と拡大を目指す。
12:04
ビットコイン反発で11万ドルに接近、Bitfinex分析ではQ3の季節性要因を警戒
仮想通貨取引所ビットコインは前日比+2.6%の108,733ドルまで上昇。Bitfinexレポートによると、4月安値から50%反発後は10-11万ドルのレンジ相場に移行し、第3四半期の季節性要因で平均リターン6%の「最弱四半期」を警戒する。一方、米国初のソラナステーキングETFが取引開始し初日3,300万ドルの好調なスタートを記録。
09:50
「ビットコイン保有者の大多数が含み益、HODLが主流に」Glassnode分析
Glassnodeの週次レポートによると、仮想通貨ビットコイン投資家の大多数が含み益状態で、長期保有(HODL)が市場の主要メカニズムになっている。
09:31
米SIFMA、証券トークン化の規制作りでSECに要望書簡送付
米SIFMAはSECに対し、RWAに分類される株などの証券のトークン化に対する規制整備について提案を行った。オープンで透明性の高いプロセスを通して、ルールを作るべきだと主張している。
08:55
米テック富豪ら、仮想通貨向け銀行「Erebor」設立を計画=報道
ピーター・ティール氏らテック投資家が仮想通貨企業向け銀行Erebor設立を計画。全米銀行免許を申請、シリコンバレー銀行の後継を目指す。
08:20
米上場の中国系アパレル企業アデンタックス、ビットコインを最大12000BTC買収へ
ナスダック上場の中国系企業Addentaxが最大1万2000BTCの買収で基本合意。約13億ドル相当を株式交換で取得予定、5月発表の8000BTCから規模拡大。
07:55
ブラックロックのIBIT、手数料収入が「S&P500ETF」超え
ブラックロックの仮想通貨ビットコインの現物ETF「IBIT」は、同社のS&P500のETFよりも手数料収入を生み出していることがわかった。IBITはビットコインETFの資金フローを主導している。
07:30
ドル指数が2022年以来の安値に、ビットコインや金に与える影響と今後の見通し=Cryptoquant分析
Cryptoquantが2日に発表した分析によると、ドル指数が2022年来安値を記録する中、ビットコインは膠着状態が続く。長期保有者の含み益減少も指摘。
06:55
ビットコイン、2025年後半に20万ドル到達目標を維持=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のケンドリック氏がビットコイン20万ドル予測を維持。ETFや企業購入の拡大により2025年後半に史上最大の上昇を見込むか。
06:10
リップル、米国銀行ライセンス申請 サークルに続く動き
リップルが米通貨監督庁に国家銀行免許を申請。RLUSDステーブルコイン規制対象化とサークルとの競争激化が注目される。
05:50
オープンAI、ロビンフッドの株式トークン化サービスとの提携を否定 未承認でトークン発行か
OpenAIがロビンフッドの株式トークンサービスへの関与を公式否定。未上場企業トークン化における先買権問題が浮き彫りに。
05:35
米SEC、BTCやXRP投資のグレースケール仮想通貨投信のETF転換承認を再検討
米証券取引委員会がグレースケールの仮想通貨信託「Digital Large Cap Fund」のETF転換承認決定を再検討。NYSE Arca上場承認が一時停止状態に。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧