はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

楽天ポイントを投資に活用、無料で始めるビットコイン運用法を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

楽天ポイントを効率的に獲得するには、楽天経済圏内の利用が最適です。楽天銀行やスーパーポイントアッププログラム(SPU)の利用はもちろん、楽天ポイントでビットコインに投資することで、効率的にポイントを獲得できるでしょう。

ビットコイン投資を上手く活用すれば、元々のポイントを増やし、楽天グループの様々なサービスに利用できます。元手0円で取引できるため、自分の資産を減らさずに投資できる点も大きなメリットです。

本記事では、楽天ポイントを用いてビットコイン投資し、効率的にポイントを獲得する方法を紹介しましょう。

目次
  1. 楽天ポイントを楽天経済圏で効率的に獲得する方法
  2. ビットコイン投資のメリット
  3. 楽天ポイントでビットコインを取引するメリット
  4. 楽天ポイントでビットコインを無料で受け取る方法
  5. 暗号資産取引所「楽天ウォレット」の口座開設方法
  6. 楽天ポイントでビットコイン投資を

1. 楽天ポイントを楽天経済圏で効率的に獲得する方法

まず、楽天ポイントを効率的に獲得する3つの方法を解説します。

1-1. 楽天カード、楽天銀行を利用

楽天ポイントを効率的に獲得する方法として、特に人気なのは楽天グループのサービスを積極的に利用する方法です。中でも、まずはより生活に密着した楽天カードや楽天銀行を利用すると、着実にポイントを獲得してゆけるでしょう。

楽天市場での買い物では、支払いに楽天カードを利用すると獲得ポイントが+1倍(税抜き100円=1ポイント)になります。また毎月5と0の付く日は、楽天会員であればポイントアップキャンペーンのエントリーと楽天カードでの支払いでポイントが通常の5倍獲得できます。

そして、楽天カードの引き落とし先を楽天銀行に指定することで、継続して毎月9ポイントずつ獲得できるように。この場合、ポイント付与だけでなく楽天銀行の普通金利が2倍に上がるという追加のメリットもあります。加えて、公共料金の支払いやスマートフォンの支払いを楽天カードにすると、さらに1%のポイントが加算されます。

さらに楽天証券を利用している場合、楽天銀行口座と連携する「マネーブリッジ」を登録すると、普通預金の金利が0.1%に上昇。これは、メガバンクの平均金利0.001%程度と比較すると100倍の金利です。

さらに、楽天利用額に応じたポイントが還元される「ハッピープログラム」にエントリーすると、楽天証券の取引手数料に応じてポイントが加算されます。

1-2. SPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用する

このように楽天ポイントは、楽天経済圏の複数サービスを組み合わせることで効率的に獲得できるように設計されているのです。実際、楽天サービスを利用するほどポイント還元率が上がる「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」という仕組みが用意されています。

SPUでは楽天が提供するサービスの利用数が増えるほどポイント還元率が高まり、最大で16倍まで還元率が上昇。ただし、サービスごとに条件やポイントの獲得条件があるため、あらかじめ詳細を確認しましょう。2022年5月時点のSPU対象サービスは、以下の通りです。

サービス 倍率
楽天モバイル 3倍
楽天ひかり 0.5倍
楽天カード 1倍
楽天証券 0.5倍
楽天ウォレット 0.5倍
楽天トラベル 1倍
楽天市場アプリ 0.5倍
楽天ブックス 0.5倍
楽天Kobo 0.5倍
Rakuten Pasha 0.5倍
Rakuten Fashionアプリ 0.5倍
楽天ビューティ 0.5倍

1-3.楽天ポイントで投資する

獲得した楽天ポイントの使い道は多種多様です。楽天市場の買い物で使用して生活費の負担を減らしたり、楽天でんき&楽天ガスを通じて光熱費の支払いに充てることも可能。

しかし、集めた来店ポイントをさらに効率的に増やしたい場合、ポイントを使ってでビットコイン投資する方法がおすすめです。

ポイントをうまく運用できれば、元手となるポイントを大幅に増加させることも可能です。また、自己資金をビットコインに投じる事に抵抗がある場合でも、楽天経済圏の利用を通じて溜まった楽天ポイントなら気軽に運用を開始できるのがメリットでしょう。

ポイントでビットコインを運用するには「楽天ウォレット」というアプリを使用します。100ポイントからと小さな単位で運用開始でき、スマホアプリはシンプルな操作で使いやすいため、投資初心者でも気軽に始められるでしょう。

2. ビットコイン投資のメリット

ここからは、ビットコインの初心者向けに、投資のメリットを解説します。

2-1. セキュリティが高い

ビットコインの取引記録は「ブロックチェーン」と呼ばれる技術で記録されます。ブロックチェーンとは、ネットワーク上の複数の端末を接続し、分散化して情報を管理する技術です。ユーザー同士がお互いを相互的に監視しあうこの仕組みは「P2Pシステム」とも呼ばれ、中央サーバを介さずにコンピューター同士が直接通信する方式で実行されています。

ビットコインのデータは世界中のパソコンに保存されているため、1人でビットコインのネットワークを支配し、ビットコインのデータを改ざんする行為は現実的に不可能。そのため、データの改ざんやハッキングに対して高いセキュリティを誇ると言えます。また、サーバを介さないためシステムダウンのリスクがないのも、ブロックチェーンのメリットの一つと言えるでしょう。

2-2. 非中央集権性を実現するシステムで運用される

ビットコインはそれぞれ保有しているパソコンで取引の全記録を保管し、取引を承認する高位「マイニング」を行う報酬としてビットコインを受け取る形でネットワークが運営されています。つまり、ドルや円などの法定通貨と異なり政府や中央銀行のような中央管理者を設置せず、ネットワークに参加する有志がシステムを維持しているという事です。

この「非中央集権的な運用」というコンセプトにより、特定の組織によってトークンの供給量をコントロールされるなど、既存の金融システムにおけるデメリットを解決することを目指します。なお、仮想通貨の中には中央集権的な運用が行われている事も少なくない一方で、ビットコインはその市場規模の大きさや権力の分散性から、最も非中央集権的に管理されている仮想通貨の一つと言えます。

3. 楽天ポイントでビットコインを取引するメリット

ここからは、楽天ウォレットを使用し、楽天ポイントでビットコインを取引するメリットを解説します。

3-1. 「実質0円」でビットコイン取引ができる

楽天ポイントを利用するため、自己資産を使わずに取引が可能です。楽天ポイントを追加・引き出しする際は、差し引かれるポイントの目安が表示され、そのポイント数が引かれた上で画面上に反映されます。

差し引きされるポイントの目安とは、実際の仮想通貨の取引でも支払う「スプレッド」相当額のポイントです。スプレッドとは買値と売値の差額を指し、手数料とは別物です。

3-2. ポイントを引き出して買い物に使える

投資して増えたポイントは引き出し可能で、通常ポイントとして買い物やカードの支払いに充てることができます。ただし、ポイントのうち4~5%がスプレッド分として引かれるため、実際に手元に入る額は予め確認しておきましょう。引き出しは30ポイントから申請できるため、少ないポイントでもすぐに買い物やカードの支払いに利用できます。

4. 楽天ポイントでビットコインを無料で受け取る方法

楽天ポイントで交換し、ビットコインを実質無料で受け取る手順は以下の通りです。

  1. 楽天ウォレットアプリをダウンロードする
  2. 楽天ウォレットへ利用するポイント数を入力する

楽天ウォレットでは、最短即日で楽天ポイントを用いたビットコインの運用を始められます。楽天ポイントを利用して効率的にポイントを稼いだのち、徐々に現金を投じて暗号資産取引にチャレンジするのも良いでしょう。

楽天ウォレットは楽天ポイント以外にも、日本円による仮想通貨の購入に多く対応しています。最低100円から取引できるので、初心者でも気軽に取引できます。楽天ウォレットで取引できる暗号資産は、以下の通りです。(2023年5月)

現物取引 証拠金取引
ビットコイン(BTC)

イーサリアム(ETH)

ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコイン(BTC)

イーサリアム(ETH)

ビットコインキャッシュ(BCH)

ライトコイン(LTC)

リップル(XRP)

ステラルーメン(XLM)

テゾス(XTZ)

ポルカドット(DOT)

カルダノ(ADA)

次の章では楽天ウォレットの口座開設方法を解説します。

5. 暗号資産取引所「楽天ウォレット」の口座開設方法

ビットコイン投資で楽天ポイントを効率的に貯めたら、そのポイントを元手にして本格的に楽天ウォレットでビットコインを運用してみましょう。楽天ウォレットの口座開設方法は以下の通りです。

  1. 楽天の会員登録を行い、ログインする
  2. 各種交付書面を承諾する
  3. お客様情報を登録する
  4. 楽天口座との連携またはらくらく本人確認を行う

楽天ウォレットの口座開設は、最短即日で完了します。暗号資産の交換に利用できるのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントや他のポイントから交換した楽天ポイントは利用でき無いため注意しましょう。また、楽天ポイントをビットコインに交換する際のレートは、原則的に楽天の現物取引と同様のレートです。

6. 楽天ポイントでビットコイン投資を

本記事では楽天ポイントを効率的に稼ぐ方法としてビットコイン投資を紹介しました。

身近な楽天ポイントで利用することで、資金を減らす心配なく気軽にビットコイン投資を始められるのが魅力です。貯まったポイントを引き出し、買い物などに利用できるのもメリットのひとつでしょう。ビットコインは非中央集権的な運用がされているためセキュリティが高く、初めての仮想通貨取引に向いていると言えます。

ポイントを運用し、取引の感覚を掴んでから、少しずつ資産を投じて本格的な取引に進んでゆくことで、初心者でもリスクを減らしながら資産運用を体験できます。貯まった楽天ポイントを使って、ぜひビットコイン投資に挑戦してみましょう。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/02 土曜日
13:30
OpenAI、1.2兆円を資金調達完了 汎用人工知能に関する協議も
OpenAIが新たに1.2兆円の資金調達を完了。経常収益が急成長する中、汎用人工知能(AGI)達成後のマイクロソフトとの技術利用権について協議を進めていると伝えられる。
12:00
ジーニアス法成立、サークル株に対する影響と今後の展望は
ステーブルコインUSDCの発行元サークルが米国で上場し、株価は急騰後に一時300ドル近くまで上昇。GENIUS法案の追い風もあり注目を集めたが、その後は調整局面へ。本記事では株価動向、成長の可能性、リスク、そしてUSDCの仕組みやDeFiでの活用方法を総合的に解説する。
11:15
米シャープリンク、約1.5万イーサリアム追加購入
イーサリアムトレジャリー企業シャープリンクが7時間で14933ETH購入。6月以降46万4000ETH蓄積し未実現利益2億ドル以上を記録。
10:30
DeFi教育基金が米上院に提案、クラリティ法案の4つの原則とは?
仮想通貨業界団体DeFi教育基金が、米上院の「責任ある金融イノベーション法」に4つの重要原則を提案した。分散型金融と従来型仲介業者の区別などを求めている。
09:50
メタプラネット、最大5550億円相当の優先株発行を検討へ
メタプラネットは仮想通貨ビットコインの追加取得のために、発行可能株式総数の増加や永久優先株式の発行を臨時株主総会に付議することを決議。永久優先株式の発行額は最大5550億円である。
08:43
ビットコイン一時11万3000ドル割れ、トランプ新関税発表などで仮想通貨市場に売り圧力=CNBC
トランプ大統領の関税発表などを受けビットコインが3%下落し一時11万3000ドルを下回った。イーサリアムやXRP、ソラナなども下落。専門家は健全な調整と分析。
07:15
ベッセント財務長官、「仮想通貨黄金時代」宣言 
ベッセント財務長官が仮想通貨黄金時代の到来を宣言。トランプ政権が168ページの包括的報告書を公開し、ビットコイン戦略的準備金やDeFi規制緩和を明記。
06:45
英金融当局、10月から仮想通貨ETNの個人投資家向け販売を解禁
英金融行為監督機構が2021年から禁止していた仮想通貨ETNの個人投資家向け販売を10月8日に解禁。FCA承認取引所での取引が条件、デリバティブ禁止は継続。
06:25
米SECの仮想通貨タスクフォース、全米10都市で巡回ラウンドテーブル開催へ
米SECのヘスター・パース委員率いる仮想通貨タスクフォースが8月から12月にかけて全米10都市を巡回。従業員10人以下の小規模仮想通貨プロジェクトとの対話を重視。
06:00
ストラテジーの「iPhoneモーメント」か、アナリストが目標株価を大幅引き上げ
世界最大のビットコイン保有企業ストラテジーの第2四半期決算を受け、ベンチマークとキャンター・フィッツジェラルドが目標株価を上方修正。新優先株STRCを「iPhoneモーメント」と評価し長期成長を予想。
08/01 金曜日
17:45
予測市場が示す2025年後半の仮想通貨相場展望
仮想通貨市場の未来について、現在もポリマーケットなどで予測が活発に行われている。本記事では、2024年に精度で注目を集めた予測市場が示す2025年後半の仮想通貨相場展望をまとめた。
16:30
韓国Four Pillars、Circle・a16z・S&P参加のTACにアジア初のリサーチ企業として加盟
韓国のFour Pillarsがアジアのリサーチ企業として初めてTACに参加。Circle、a16z、S&P Globalなど大手機関と共にトークン化資産の発展に貢献。仮想通貨市場の国際協力体制が強化。
13:45
9割の北米大企業CFOが仮想通貨利用を想定=デロイトQ2調査
デロイトの最新調査により、北米大企業の最高財務責任者の99%が、長期的に仮想通貨の業務活用を想定していることが明らかになった。投資や決済での利用をはじめ、サプライチェーン管理での利用が高く評価され、2年以内の導入に意欲を見せる企業も多い。
13:00
新構想「リーン・イーサリアム」とは? 今後10年の開発目標=ETH財団
イーサリアム財団リサーチャーが、今後10年の開発構想「リーン・イーサリアム」を発表した。特にトランザクション処理能力について野心的な目標を掲げている。
12:15
初心者・女性・大口が選ぶ|仮想通貨取引所のクチコミ人気ランキング
ユーザー基盤の大きい、ビットバンク・ビットフライヤー・GMOコイン・コインチェックのクチコミ500件を分析。初心者や上級者別に、おすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所を比較しました。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧