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関西電力系オプテージ、Web3ノード・ホスティングをトライアル提供 金融機関向け

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ノードホスティングのトライアルを開始

関西電力グループの情報通信企業、株式会社オプテージは21日、Web3の普及に向けて、金融機関向けのノードホスティングのトライアルを同日付けで開始したことを発表した。

本トライアルにおいて、オプテージはイーサリアムのブロックチェーンにおける、ステーキングノードの構築・運用を行う。金融機関は自社で暗号資産(仮想通貨)を持たなくても、ステーキングの利用検証を模擬的に行えるようになる。

オプテージは、トライアルを通じて得られるフィードバックを基に、国内金融機関の要望に合致したノードホスティングのサービスを開発していく方針だ。

ステーキングとは、暗号資産を保有しブロックチェーンネットワークの稼働に貢献することで報酬を受け取ることができる仕組み。特に、時価総額2位の仮想通貨イーサリアム(ETH)のブロックチェーンは同仕組みに対応しており、23年4月には出金機能を実装した。

これらの動きを受けて、ETHステーキング需要は一層高まっている。事実、23年1月のETHビーコンチェーンにおけるステーキング総量は1,587万ETH(流通するETHの13%)であったのに対し、現在は2,678万ETH(同22%)に増加。ETHバリデーターコントラクトにロックされているETH資産価値は6兆4,300億円に上る。

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今後の展望

Web3とは、ブロックチェーン技術を基盤とした新世代のインターネットのこと。この技術の普及により、ユーザーが価値の創出・保有・交換を行うトークン経済に参加可能となるとされ、メタバース、AIに並ぶ技術的な革新分野として日本政府から経済復興面でも期待がかかる。

関連:なぜ日本政府は「Web3政策」を推進し始めたのか?重要ポイントと関連ニュースまとめ

しかしながら、Web3の本格的な普及には課題が多い。ブロックチェーン技術を活用したインフラの構築・運用の難しさは大きなハードルの一つだ。

こうした背景を受け、24時間365日の安定したサービスを提供するオプテージは、自社の通信事業やデータセンター事業でのノウハウを活かし、Web3(次世代インターネット)時代においてもヒトやモノが安心安全に繋がることができるインフラの提供を目指す。中でも、国内金融機関による関心の高いステーキングサービスを取り込むねらい。

オプテージはまた、自社でステーキングサービスを既に提供している金融機関から、「国内事業者による、ノード環境の冗長化に役立つサービス」に対する要望を多く受けていると言う。本トライアルは、これらの金融機関に向けて利用中の環境からの切替えなどの負担なく、新たなノードの試験環境を提供する計画だ。

株式会社オプテージは、関西電力が100%出資する情報通信企業で、独自の光ファイバーネットワークを基盤に、法人向け通信ネットワークソリューションや、個人向けの高速インターネットサービス「eo光ネット」、携帯電話サービス「mineo」などを提供している。

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Web3とは

Web3は、ブロックチェーン、仮想通貨、NFTを活用し、ユーザーに所有権を移行する新しいインターネットビジョンを指す。Web1が読み取り専用、Web2が読み書き可能なのに対し、Web3は読み書き+所有が可能となる。所有権の拡張、検閲耐性、分散型自律組織(DAO)、デジタルアイデンティティ、ネイティブペイメント(金融の自主性)など、ユーザーに革新的な機能を提供する。

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