NFT取引高130億円超える
STEPN開発で知られるFind Satoshi Labは、ブロックチェーンゲーム「Gas Hero（ガスヒーロー）」について、1月初めにリリースされて以来、NFT（非代替性トークン）の取引高が約133億円（約9,000万ドル）に達したと発表した。The Blockが24日に報じた。
ガスヒーローでは、現在6つのNFTコレクションが公開されている。ゲームのユーザーは、様々なキャラクターや、武器、その他のガスヒーローアイテムを、Polygon PoS上のNFTとして活発に取引しているところだ。
CryptoSlamによると、Gas HeroのNFTコレクションの中でも、最も取引されているGas Hero Common Heroesは、過去24時間の売上高ランキングで5番目にランクインしている。
出典：CryptoSlam
ガスヒーローは、Find Satoshi LabがSTEPNの次に開発したゲームで、多人数プレイが可能なWeb3ソーシャルゲームとなっている。
プレイヤー対プレイヤー（PvP）の側面を持ち、複数プレイヤーによる同時参加型だ。SF的な世界を舞台に、プレイヤーはエリアやギルド、クランに属し、NFTを収集しながら共存や敵対を繰り広げる。
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NFTとは
「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者（クリエイター）への画期的な還元手段としても注目を集める。
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Web3ゲームとポリゴン
Polygon LabsのSandeep Nailwal共同創設者は、ガスヒーローが好調なことについて次のようにコメントした。
ガスヒーローの人気は、Web3ゲームに対する現在の需要を示している。こうした初めの段階での成功が示すように、このゲームは幅広い層にアピールするものだ。
これは、ポリゴン（MATIC）のエコシステムが向かっている方向がよいものであるというサインである。私たちは、新しいタイプのゲーマーがWeb3に参入するのを目の当たりにしている。
Polygon Labsは2023年3月、ポリゴンと同様イーサリアム（ETH）L2プロジェクトであるImmutableと共同で、ゲーム専用ネットワークを構築するプロジェクトを立ち上げている。
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また、ゲーム業界に特化した分散型自律組織（DAO）であるMerit Circle DAOも2023年12月、Polygon Labs、Immutableとの提携を発表したところだ。ゲームに特化した独自ブロックチェーン「Beam」の開発キットをポリゴンやImmutableで提供していくとしている。
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