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現物ETFがけん引 世界のファンドが運用するビットコインが計100万BTC超に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの運用残高

暗号資産(仮想通貨)分析企業K33リサーチは5日、世界のETF(上場投資信託)などのファンドにおけるビットコイン(BTC)の運用資産残高(AUM)が、合計で100万BTC(9兆円相当)を超えたことを報告した。

この数量はビットコインの循環供給量の5%超に相当する。同社のシニアアナリストVetle Lunde氏は、今年に入ってこれらの金融商品には16万1,700BTC(1.5兆円相当)が純流入しており、米国でローンチした現物ETFがAUMの増加に大きく寄与していると説明した。

以下がK33リサーチがXに投稿しているAUMのグラフ。Lunde氏は『The Block』に対し「100万BTCというAUMは、これらのファンドにとって重要な節目である」と述べた。

そして同氏は「これらの金融商品はビットコイン市場の構造を大きく変えている」と指摘。「数年前は取引所の現物が循環供給量の20%を占めていた。しかし今は、ETFやETP(上場取引型金融商品)、ラップしたビットコイン、デリバティブ市場に押されて、この数字は11%にまで落ちている」と説明している。

ETPとは

「Exchange Traded Products」の略。ETFやETN(上場投資証券)などの総称である。

▶️仮想通貨用語集

また「今回100万BTCの節目を超えたことに、初期のビットコイナーは驚いているだろう。ETFはビットコインの価格発見において1つの重要な要素になっている」とも述べた。

価格発見とは

需要と供給の合致点を見い出し、金融商品の適正な価格を発見すること。

▶️仮想通貨用語集

関連: 初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

国・地域別の比較

以下はK33リサーチのもう1つのグラフ。これはETPのAUMを国・地域ごとに比較している。

グラフが示している通り、全体の83%超を占め、最もAUMが多いのが米国。なお、ここには先物のETFも含まれているという。そのあとは、欧州、カナダ、ブラジル、香港、オーストラリアが続く。

関連:16万BTC運用のブラックロックのビットコイン現物ETF、ブラジルで取引開始

なお、Glassnodeのデータによれば、合計100万BTCのAUMのうち、米国の現物ETFが約70万BTCを運用しているという。

関連:ビットコインETF資産額がゴールドETFを追い抜かす可能性 識者が議論

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