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アニモカブランズジャパン、今夏NFTローンチパッド立ち上げへ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFT販売を多角的に支援

Web3大手アニモカブランズの子会社であるアニモカブランズジャパンは12日、今年夏にNFT(非代替性トークン)ローンチパッドを提供開始すると発表した。

クリエイターや各種プロジェクトにNFT販売の場を提供し、それに加えて販売戦略やマーケティングなども多角的に支援していくものだ。

NFTの決済方法は、クレジットカードの他に暗号資産(仮想通貨)も受け付ける。また、販売方法も、抽選、先着順、Allow List(優先購入権)を利用した販売、リビールの有無など、様々な形式に柔軟に対応する計画だ。

なお、リビールとはNFTの販売方法の一つ。購入時点ではどのNFT作品を入手したか不明だが、受け取ったタイミングや、特定の日付になってから、どんなNFTを購入できたかわかるという仕組みである。

対応ブロックチェーンは、イーサリアム(ETH)およびポリゴン(MATIC)でトークン規格はERC-721となる。

現在、アニモカブランズジャパンはこのNFTローンチパッドを通して、プライマリーセールによりNFTを世界に発売したい事業者を募集中だ。

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NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

アニモカブランズジャパンは、グローバルなWeb大手アニモカブランズの戦略的子会社であり、日本の知財やコンテンツ(IP)ホルダーのWeb3領域における世界展開支援や、海外プロジェクトの日本展開支援を行っている。

NFTローンチパッドは、こうした取り組みの一環であり、アニモカブランズが有する400社以上の投資先や、それらの企業が構築する約7億人のユーザーを抱えるエコシステムを活用していく。

アニモカブランズジャパンの天羽健介副社長は、「日本とグローバルのゲートウェイになるNFTローンチパッドを提供していきます」とコメントした。

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KDDIとの事業提携も

アニモカブランズジャパンは1日、海外発Web3プロジェクトの日本展開を支援する事業を本格開始したと発表したところだ。

最初の取り組みとして、世界各国でプレイされるマルチプレイヤーRPGブロックチェーンゲーム『Nine Chronicles M(ナインクロニクルズ エム)』内で利用できるNFT「De: Centralized Cat (D:CC)」を、3日よりCoincheck NFTで販売している。

また、3月にはKDDIとWeb3分野で事業連携していくことを発表した。

第一弾として、3月25日からKDDIが展開するNFTマーケットプレイス「αU market」で、アニモカブランズジャパンが支援するブロックチェーンゲーム『PHANTOM GALAXIES™』のNFTがリリースされている。

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