20日到達の予定
暗号資産(仮想通貨)ビットコインの半減期予定日まであと4日7時間ほどで、日本時間4月20日12時前後となりそうだ。
米仮想通貨取引所大手コインベースは1週間を切った半減期カウントダウンに向けてビットコイン価値の変遷に関するソーシャルメディアCMを公開した。
Food for thought:
— Coinbase 🛡️ (@coinbase) April 15, 2024
What if money was designed to get you more over time, not less?#Bitcoin pic.twitter.com/z8eHF8JltQ
CMでは、「時間が経てば経つほど、お金(マネー)は減っていく」というセリフから始まり、ビットコインの場合は、歴史的に最初の半減期である2012年には1 BTC=ピザ一箱に対し、2016年および2020年の半減期を経て買えるピザの数(ピザの価格にはインフレも)は指数関数的に増加。そして2024年の半減期に関しては、「もはや明白だろう」と、ビットコインの新規供給数が減少するにつれて価値が次第に上がってきた事実を指し示している。
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ビットコインとピザの関係性については、2010年5月22日に、「1万BTCと2枚のピザ」との交換が初めて実現したことが有名。当時、ピザ2枚と同じ価値とみなされた1万BTCは、現在では時価約972億円にも相当するようになった。
ビットコインの半減期は約4年ごと、または21万ブロックごとに発生し、PoW採掘(マイニング)報酬が減少することでBTCの発行ペースを鈍化させ、資産価値の増加を促す効果がみられた。今回、4回目となるビットコイン半減期はマイニング報酬は現在の「6.25 BTC⇨3.125 BTC」に削減される。
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