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TikTok関連企業BytePlus、Suiブロックチェーンを採用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ゲームやソーシャルアプリで利用へ

TikTokを開発するByteDance社の法人向けサービスであるBytePlusは17日、Suiブロックチェーンを開発するMysten Labsと協力し、Web3ゲームプラットフォームおよびソーシャルFiプロジェクトにおけるデータウェアハウジング、コンテンツ推薦、コンテンツ生成、拡張現実を模索していくと発表した。

このニュースを受け、SUIトークンの価格は値上がりし前日比で約10%高となった。

BytePlusとは、2023年にByteDanceがローンチした、機械学習に基づくレコメンドシステムや広告分析ツール、音声・ビデオ技術などのコアテクノロジーを企業などの法人に提供する企業で、日本やイギリスを含む欧州諸国、東・東南アジアといった30カ国以上で事業を展開している。

BytePlusは今回、ゲームやソーシャルアプリをサポートするサービスを提供するのに最適なブロックチェーンネットワークとしてSuiを選んだという。

Mysten Labsとの提携によって、Sui開発者は、BytePlusが提供するコンテンツ配信ネットワーク、パーソナライズソリューション、最先端のAR技術やデータ分析を活用したユーザーエンゲージメントツールなどを利用できるになる。

また、Suiは、バッチ分析およびリアルタイム分析のためのクラウドネイティブなデータウェアハウスであるByteHouseを、Suiのフルノードデータと組み合わせて利用することができる。

BytePlusはユースケースについて、パーソナライズされたアプリを作成できるサービス「BytePlus Recommend」と、動画アプリ用に使える8万種類ものステッカーやエフェクトを提供する「BytePlus Effects」をコアプロダクトとして取り上げて、顧客のニーズにあったdAppsを実現できるとした。

一方、BytePlus側はSuiブロックチェーンが提供する「zkログイン」や「手数料を賄う取引」など、Suiのユーザーフレンドリーな機能を採用し、顧客基盤を拡大していく計画だ。

zkログインとは、従来のように仮想通貨ウォレットの秘密鍵をあらかじめメモることなく、Eメールなど既存のWeb2ログイン方法でウォレットに便利にアクセスする技術。また、手数料を賄う取引は、送り手のオンチェーン手数料をカバーする機能だ。

17日には、BytePlusとの提携のほか、Sui財団がリアル・ワールド・アート・トークン化(RWArt)企業「Artfi」に投資を行ったことも発表された。

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