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DeFimansが中高生向けにWeb3講座を開催 筑波大学附属駒場で 次世代育成に注力

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

学生向けのWeb3講座

株式会社DeFimansは9日、中学1年生から高校2年生を対象としたWeb3(分散型ウェブ)講座を開催したと発表した。この講座は、2024年1月に東京都世田谷区の筑波大学附属駒場中・高等学校で実施された。

DeFimansは、未来のテクノロジーを担う次世代の人材育成を重要なミッションと位置付けている。AIやブロックチェーンなどの技術が急速に発展し、教育の在り方や存在意義が見直される中、10代の参加者にWeb3への理解を深め、テクノロジーの未来に興味と希望を持ってもらうことを目的としている。

2024年1月、筑波大学付属駒場中・高等学校にて中学1年生〜高校2年生を対象としたweb3講座を開催した 出典:DeFimans

プログラムは二部構成で行われた。第一部では、DeFimans共同代表の小野暢思氏と佐藤太思氏がプレゼンテーションを行い、Web3の仕組みや社会変容への影響を示した。多くの参加者が「Web3やブロックチェーンについて聞いたことはあるが、具体的な仕組みは分からない」という中、業界の最前線で活躍するプロフェッショナルによる講座で参加者の興味を刺激した。

Web3を身近に

第二部では質疑応答とワークショップが行われた。Web3の社会実装や技術的詳細について、参加者から寄せられた質問一つひとつに、小野氏と佐藤氏が丁寧に回答した。質問のレベルは高く、参加者がテクノロジーの進化について日頃から高い関心を持っていることが窺えた。

ワークショップでは、参加者がグループに分かれてWeb3の活用案を考え、ブロックチェーンと生成AIを組み合わせた実用的なアイデアが練り上げられた。

参加者からは、「興味はあったものの専門的で近寄りがたい印象のあったWeb3について、第一人者であるDeFimansの解説と見解を学べる非常に貴重な機会だった」、「近未来の社会の根幹を担うであろうWeb3の解像度が上がるとともに、今まで単体で捉えていたWeb3の他分野への応用を知り、より身近に感じた」といった声が挙がった。

関連:経産省レポート、Web3.0の現状評価や将来像 NOT A HOTELの事例

DeFimansとは

株式会社DeFimansは、Web3業界で実業経験を積んだメンバーによって設立された。トークンエコノミクスの構築やブロックチェーン技術の活用など、Web3領域に特化したハンズオン型のプロフェッショナルファームだ。Web3ビジネスでの“信用”を創造し、クライアントと共に日本のWeb3業界の発展に向けて歩んでいる。出張講座の依頼は随時受け付けているという。

関連:「Web3で日本IPを海外へ」Yugaラボ前CEOと経産省板垣氏が対談

Web3とは

Web3は、ブロックチェーン、仮想通貨、NFTを活用し、ユーザーに所有権を移行する新しいインターネットビジョンを指す。Web1が読み取り専用、Web2が読み書き可能なのに対し、Web3は読み書き+所有が可能となる。所有権の拡張、検閲耐性、分散型自律組織(DAO)、デジタルアイデンティティ、ネイティブペイメント(金融の自主性)など、ユーザーに革新的な機能を提供する。

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