はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

チリーズ(CHZ)が17日にハードフォーク Tokenomics 2.0を導入へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
※このページには広告・PRが含まれます

Dragon8ハードフォーク

ファントークンの開発・提供を行うChiliz(チリーズ)は、独自のネットワーク「Chiliz Chain」において、6月17日に「Dragon8」ハードフォークを実施する予定だ。14日までに、バイナンス(グローバル版)を含む主要な暗号資産(仮想通貨)取引所がこの対応を表明している。

Chiliz Chainコミュニティに影響を与える重要な要素として、EIP-1559の実装と、ネイティブトークンCHZの経済モデルを更新する「Chiliz Chain Tokenomics 2.0」が挙げられる。

Chiliz Chainは、Binance Smart Chain (BSC) のフォークとして2023年5月にリリースされたEVM互換の独自ネットワークであり、1年を経てハードフォークによるメジャーアップグレードに向けて進行している。

ハードフォークの目的の一つは、EthereumとBSCの更新に対応し、Chiliz Chainを最新かつ安全な状態に保つことだ。今回のハードフォークにより、EIP-1559に基づき、ガス手数料の大部分をバーン(焼却)するプロトコルレベルのメカニズムを実装する。

また、最新バージョンのSolidityに対応することで、開発エクスペリエンスを大幅に向上させることも目的としている。

関連:Chiliz(CHZ)|投資情報・リアルタイム価格チャート

Chiliz Chain Tokenomics 2.0

Chiliz ChainのトークンであるCHZは、「シンプルな取引トークン」としてスタートしたが、現在ではエコシステム全体のガバナンスとガス(取引手数料)トークンとして進化している。

2024年初めには、年次インフレ率の漸減と永続的なトークンバーンメカニズムを取り入れた新しいトークノミクスモデルを提案し、5月中旬に実施されたガバナンス投票で、「Chiliz Chain Dragon8ハードフォーク提案」が77%の賛成票で可決された。

提案によると、初年度の年次インフレ率は8.80%で、14年後には1.88%まで低減して安定する設計となっている。新たなトークン供給メカニズムからステーキング参加者が得られる年間利回りは、最低5.72%(100%供給ステーク時)、中央値/平均11.44%(50%供給ステーク時)の範囲で変動(実際のステーキング参加率とインフレ率に基づいて調整される)。

このアップグレードにより、チリーズはグローバルなレイヤー1プロトコルと整合し、CHZのユーティリティを強化し、エコシステムの持続可能性を確保する。同プロジェクトは、コミュニティとエコシステムの関与に対する長期的なインセンティブ強化を目的としている。

チリーズ(CHZ)に投資したい方に(PR)

本記事は企業の出資による記事広告やアフィリエイト広告を含みます。CoinPostは掲載内容や製品の品質や性能を保証するものではありません。サービス利用やお問い合わせは、直接サービス提供会社へご連絡ください。CoinPostは、本記事の内容やそれを参考にした行動による損害や損失について、直接的・間接的な責任を負いません。ユーザーの皆さまが本稿に関連した行動をとる際には、ご自身で調査し、自己責任で行ってください。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/19 金曜日
17:38
税制改正大綱で仮想通貨税制が大きく前進、申告分離課税20%と3年間の繰越控除を明記
政府・与党が2026年度税制改正大綱を決定。暗号資産取引に申告分離課税を導入し、税率は株式と同じ一律20%に。3年間の繰越控除制度も創設される。金商法改正を前提とした条件付きで、2028年施行の見通し。昨年の「検討」から具体化が進み、web3業界の発展に向けた重要な一歩として評価されている。
15:33
米国法銀行初、SoFiがステーブルコイン「SoFiUSD」を発行
米ソーファイ・テクノロジーズが完全準備型の米ドルステーブルコイン「ソーファイUSD」を発表した。パブリックブロックチェーン上でステーブルコインを発行する米国法銀行として初の事例となる。
14:15
2025年の仮想通貨盗難被害額5300億円突破、北朝鮮関連グループの犯行目立つ=チェイナリシス
チェイナリシスが2025年の仮想通貨盗難事件についてレポートを発表。総額5300億円規模であり、Bybitハッキングなど北朝鮮関連グループによる犯行が目立っている。
14:13
サークル、インテュイットと提携 USDC で税金還付や企業決済に対応
ステーブルコイン大手サークルが金融テクノロジー企業インテュイットと複数年の戦略的提携を締結。TurboTaxやQuickBooksなどでUSDCを活用した税金還付、送金、決済サービスを展開し、年間15兆円超の取引に対応へ。
12:10
米上院、トランプ氏の仮想通貨推進派2名を承認 CFTC・FDIC新委員長が就任へ
米上院は12月18日、トランプ大統領が指名したマイケル・セリグ氏をCFTC委員長に、トラビス・ヒル氏をFDIC委員長に承認した。両氏は仮想通貨推進派として知られ、デジタル資産に対するより友好的な規制環境の実現が期待されている。
11:28
米仮想通貨市場構造法案、1月に上院審議へ ホワイトハウス当局者が確認
米ホワイトハウスの仮想通貨担当官が、仮想通貨市場構造法案(クラリティ法案)の1月上院審議入りを確認。業界と伝統的金融機関が最終協議を実施、超党派の協力が成立の鍵に。
11:09
「10月の歴史的暴落の後遺症続く」ラウル・パル、仮想通貨の下落圧力は市場操作ではないと分析
グローバルマクロ投資家のラウル・パルが、10月10日に発生した仮想通貨市場の歴史的暴落について詳細を分析。市場操作の指摘は的外れであり、トランプ関税ショックとバイナンスの深刻な技術障害が重なり、数兆円規模の強制決済をもたらした大規模ロスカットに繋がったという。
10:35
SOL保有企業フォワード・インダストリーズ、株式をトークン化
仮想通貨ソラナの財務企業フォワード・インダストリーズは、自社の株式がソラナブロックチェーン上でトークン化されたことを発表。トークン化株式はDeFiで利用できるとした。
10:05
仮想通貨保有企業株、MSCI除外で約2兆円売却圧力 来年1月に判断
MSCIが仮想通貨保有企業を指数から除外する提案を検討。実施されれば39社で最大150億ドル(約2.2兆円)の強制売却が発生する可能性。業界は1,268の署名を集め強く反発。2026年1月15日に最終判断。
10:02
イーサリアム財団、「ステート肥大化」のリスクを指摘 3つの対応策提案
イーサリアム財団が、ネットワークのステート増大が続くことによる中央集権化リスクなどを警告した。この課題に対する3つの対策を提案している。
09:35
NYSEの運営会社ICEが仮想通貨企業ムーンペイに出資交渉、評価額50億ドル目指す
ニューヨーク証券取引所を運営するICEが仮想通貨決済企業ムーンペイへの出資交渉を進めていることがブルームバーグの報道で明らかになった。
08:35
JPモルガン、ステーブルコイン市場の成長予測を維持も1兆ドル規模には否定的
JPモルガンのアナリストがステーブルコイン市場は2028年までに5000億ドルから6000億ドルに達すると予測し、1兆ドル規模の予測を否定的に評価した。成長は仮想通貨市場全体と連動すると見ている。
07:55
トークン化株式xStocks、TON Walletに対応
株式のトークン化プラットフォームxStocksは、TONブロックチェーンのTON Walletに対応したことを発表。ユーザーはテレグラムからトークン化した株式やETFにアクセスできる。
07:44
JPモルガンのJPMコイン、コインベースのベースチェーンに移行
JPモルガン・チェースがデジタル預金トークンJPMコインを独自の内部ブロックチェーンからコインベースの「ベース」に移行した。機関投資家の需要に応え、24時間365日のほぼ即時決済を可能にする。
06:40
ビボパワー、韓国ファンドに4.5億XRP相当のリップル株式を調達へ
ナスダック上場のビボパワーがデジタル資産部門を通じて韓国の資産運用会社リーン・ベンチャーズ向けに3億ドル相当のリップル・ラボ株式を調達する。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧