ビットワイズが修正S-1を早期提出
米ビットワイズは仮想通貨イーサリアム現物ETFのS-1登録申請を7月8日の締め切り数日前に再提出した。Bloombergのアナリストによると、早ければ来週にも商品を市場に投入する可能性があるという。
米国でのイーサリアム現物ETF申請をめぐり、先週予想されていた米独立記念日(7/4)までには承認されていなかった。最短期間が過ぎて、7月最初の二週間で承認される観測は後退。一方、米The ETF Storeのネイト・ジェラチCEOは3日に、修正版S-1登録書類は期限となる7月8日までに提出される見込みで、最終版S-1は7月12日前後に提出される可能性があり、理論上は7月15日の週に正式にローンチされることになると予想した。
今回ビットワイズの進捗を受け、一部のアナリストはこれらの商品が今後2週間で上場を開始する可能性があり、来週末までにSECからゴーサインが出る可能性はあると述べている。
また、ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏はXへの投稿で、「SECがなぜ時間をかけているのか、その理由は誰にもわからない。問題のある発行体が処理を遅らせているのか、それとも単に夏休みで怠けているのか」とコメントしている。
現時点では、取引所側からの登録である19b-4書類申請は5月末にすでに承認済みだったが、実際に取引開始のためのS-1登録承認が追加で必要な情勢にある。
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