はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

今週の仮想通貨市場 個別銘柄の注目材料まとめ|イーサリアム、ソラナ、アバランチ、TONなど

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週の銘柄材料情報

前週比騰落率(6/22〜6/28)

  • ビットコイン(BTC):62,024ドル -4.3%
  • イーサリアム(ETH):3,475ドル -0.6%
  • ソラナ(SOL):150ドル +12.8%

時価総額上位の銘柄を中心に過去1週間の材料をまとめた。

ビットコイン(BTC)

今週、ドイツおよび米政府当局によるビットコインの売りが相場に影響を及ぼした。

米国政府が26日に3,940 BTCを取引所へ送金し、ドイツ政府も同じ日に250 BTCを取引所口座へ入金したことがオンチェーンデータで特定された。米政府による売却は4月以来のもので、ドイツ政府は先週から売り続けていると見られている。

関連米・ドイツ政府、410億円相当のビットコインを売却か BTC相場反落

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

ソラナ(SOL)

ソラナは今週、「Blinks=ブロックチェーンリンクス」という大型な機能導入を実施した。Web2ユーザーへの大規模なオンボーディングが期待される。

ユーザーはこの新機能(X投稿)で、閲覧しているX(ツイッター)のPCブラウザページにいながら、ソラナ上の取引やステーキング、投票、投げ銭、寄付、NFTミントなどのリンクへ接続し、トランザクションをその場で行うことができる。

関連ソラナ新機能「Blinks」、X(ツイッター)離れず仮想通貨取引やステーキングなど可能に

Xではスキャムやフィッシング目的の投稿が多い中、ユーザー保護策として、Blinksを開発した「Dialect」に登録されたWebサイトのみXの投稿に表示される。最初はジュピター、ヘリウム、トリュフ、ファントム(Phantom)、バックパック(Backpack)、テンサー(Tensor)など、ホワイトリストに登録されたドメインに限定されている。

関連ソラナ最前線 DEX『ジュピター』の魅力とJUPトークンのステーキング方法

また、大手資産運用会社VanEckが27日夜に米国初となるソラナの現物ETF「VanEck Solana Trust」の申請書をSECに提出したことが反響を呼んだ。

関連現米政権下でソラナ現物ETFの承認可能性低い? 有識者コメントまとめ

関連ソラナ(SOL)おすすめ取引所、手数料・ステーキング・出庫機能を徹底比較

イーサリアム(ETH)

イーサリアムに関しては、米国の証券取引所に上場するための現物ETF申請が、来週7月4日(独立記念日)までに承認される可能性が浮上した。

現時点では、取引所側からの登録である19b-4書類申請は5月末にすでに承認済みだったが、実際に取引開始のためのS-1登録承認が追加で必要な情勢にある。

進捗に関して、ゲーリー・ゲンスラー SEC委員長は今週25日のイベントで、審査プロセスについて手続きは順調に進んでいると言及していた。

関連イーサリアム現物ETF、米SECが独立記念日までに承認する可能性浮上

関連イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

アバランチ(AVAX)

アバランチチェーンでは、先週のコナミ提携に続き、大型コラボが発表された。

関連コナミやネクソン、企業がアバランチを採用する理由 AVAXの役割と買い方を解説

新たに採用されたのは、人気漫画・アニメ『Solo Leveling(日本語名:俺だけレベルアップな件)』で、IP(知的財産)を扱うWeb3ソーシャルプロトコル「Otherworld」がデジタルコレクティブルプラットフォーム「Solo Leveling:Unlimited(SL:U)」をローンチ。

関連アバランチに新たな採用事例──『俺だけレベルアップな件』のWeb3ゲームがローンチ

SL:Uはアバランチの技術を使用して開発されており、OtherworldはカスタマイズしたL1ブロックチェーンを構築している。ガス代なしでNFTの取引が行えるようにするなどして、仮想通貨に精通していないユーザーでも使えるようにすることを目指している。

関連初心者でもわかるAvalanche(アバランチ)とは|注目すべき点や将来性を解説

トン(TON)

テレグラム関連のブロックチェーンTON(The Open Network)はDeFi上の採用が加速している。

最新データによると、TON上で流通するステーブルコインUSDTは5億を超えている。

TON側は公式テレグラムチャンネルで、「テキストメッセージを送るのと同じくらい簡単に、デジタルドルをどこでも誰にでも送ることができる能力は、TON版USDTを際立たせる実用的で現実的なユースケースだ」と述べている。

TONはテレグラム口座に接続するウォレットへのアクセスし安さや処理速度の速さで多くの既存テレグラムユーザーを獲得し、6月初めには6億ドルのTVL(DeFi上の預かり資産総額)に達して現在6.7億ドルに増えている。

関連オーケーコイン・ジャパン、トンコイン(TON)の新規取扱い開始

エアドロップ情報:ブラスト(Blast)

今週は、ブラスト(Blast)の大型エアドロップがあった。

イーサリアム・レイヤー2のブラストは26日23時よりトークンエアドロップ(配布)を実施開始。トークン総発行数の17%をコミュニティユーザーへ付与している。

また、Blastの取引所上場が行われ、Bybitやコインベース、韓国アップビットなど多くの取引所へ上場した。現在の完全希薄化後時価総額(FDV)は26億ドル(4,100億円)に相当する。

関連仮想通貨ブラスト(Blast)、コインベースやBybitに上場

また、先週実施されたばかりのZKsync(ZK)のエアドロップを含む直近のレイヤー2仮想通貨配布アロケーションの比較(コミュニティ向けの配布)では、ZKsyncが67%でトップ、Blastが50%。Manta Networkが36%、そしてStarknetは最も少なく18%を割り当てている。

一方、個人投資家やトレーダーが注目するプライベート投資家(シード投資家など)への配布量に関しては、Starknetが31%でトップ、次がBlastで26%。そして、Manta Networkが18%、ZKsyncが16%と続く。

出典:Token Unlocks

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

関連イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

関連ソラナ(SOL)おすすめ取引所、手数料・ステーキング・出庫機能を徹底比較

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/03 金曜日
18:27
野村HD傘下Laser Digital、暗号資産交換業登録を目指す
野村HD子会社Laser Digitalが、日本で暗号資産交換業者登録を目指し金融庁と協議中。スイス発の同社は国内金融機関向け事業展開を計画。
17:37
積立NISAの次は?35歳会社員のイーサリアム投資入門
積立NISA実践中の35歳会社員が、次の投資先として注目するイーサリアムステーキング。月5,000円から始められる暗号資産投資の基礎知識、積立NISAとの違い、リスクと対策を専門家がわかりやすく解説。家族への説明方法も紹介
17:36
月2万円で始めるイーサリアム 35歳会社員の積立シミュレーション
月2万円のイーサリアム積立投資で5年後の資産はどうなる?35歳会社員が実際の数字でシミュレーション。頭金50万円のケースや価格変動パターン別の詳細な試算結果、始め方の3ステップまで具体的に解説します。
13:55
「ミームコインは仮想通貨への入り口として重要」=ギャラクシーデジタル考察
米仮想通貨金融大手ギャラクシーデジタルは最新レポートで、ミームコインはもはや単なるブームではなく、仮想通貨市場への新規参入者誘致に重要な役割を果たしていると指摘した。一方、ごく少数のトークンのみが生き残り、大半は衰退するなど、ギャンブル性が高いことには注意を促した。
13:30
アーサー・ヘイズ、「フランス債務によるユーロ増刷はビットコインを上昇させる」
著名アナリストのアーサー・ヘイズ氏が、フランスの債務問題によるユーロ増刷が仮想通貨ビットコイン価格を押し上げると予想した。ドイツ・日本の資本還流の可能性も指摘する。
10:40
ビットコインに10月の季節的追い風、「アップトーバー」で高騰の可能性=アナリスト分析
ビットコインの10月高騰傾向「アップトーバー」に注目が集まっている。ブルームバーグ、ヤフーファイナンス、JPモルガンなどの分析をもとに、その背景にある季節要因や市場材料を解説。
10:02
スイ財団、エセナ、スイ・グループが独自ステーブルコイン「suiUSDe」「USDi」立ち上げへ
仮想通貨スイのトレジャリーであるスイ・グループと、スイ財団、エセナが協力し、独自ステーブルコイン「suiUSDe」「USDi」を発行する計画だ。特徴など詳細を解説する。
09:45
トークン化株式xStocks、「Wallet in Telegram」に対応拡大へ
トークン化株式のxStocksは、テレグラム向けの仮想通貨ウォレットWallet in Telegramに対応を拡大すると発表。10月の終わりから段階的にローンチする計画である。
08:45
イーサリアム「フサカ」、ホレスキーテストネットで稼働開始
イーサリアム開発者はホレスキーテストネットで次期アップグレード「フサカ」が稼働したと報告。10月14日と28日に他のテストネットで実施後、12月3日のメインネット実装を予定している。
08:10
ビットコイン12万ドル突破、米政府閉鎖で無政府資産として再評価強まる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコイン市場は10月1日以降、上昇基調を強め、3日にはついに12万ドルを突破した。米政府の閉鎖および財政問題が続くなか、ビットコインの「無国籍資産」としての特性が市場で強く意識されている。
07:40
XRP財務戦略を拡大へ、ナスダック上場のVivoPowerが約28億円を調達
仮想通貨XRPの財務企業VivoPowerは、普通株の追加発行で約28億円の資金を調達したことを発表。調達した資金はXRP財務戦略の拡大と負債の返済に活用するとした。
07:40
デジタル証券とステーブルコイン連携、日本版トークン化MMF実現へ
三菱UFJ信託銀行子会社のProgmatが315組織による日本版トークン化MMFの検討結果を発表。ステーブルコインと連携し、ブロックチェーン上で証券取引から決済まで完結する仕組みの実現を目指す。国内デジタル証券市場は5,189億円規模に成長。
06:50
スペインBBVA銀、ビットコインとイーサリアムの24時間取引を開始
スペインの大手銀行BBVAが同国の主要金融機関として初めて24時間体制の仮想通貨個人取引サービスを開始。顧客はモバイルアプリを通じてBTCとETHの売買が可能となった。
06:20
ナスダック上場のフィテル、2.2億円相当のPUMPを購入 株価は下落
ナスダック上場の豪フィテル・コーポレーションがミームコイン発行プラットフォーム「パンプファン」のネイティブトークンPUMPを150万ドル分購入した。アークインベストが最近のレポートでパンプファンを高く評価している。
05:55
「金と比べて過小評価」、ビットコインの年末価格を16.5万ドルと予測=JPモルガン
JPモルガンのアナリストがビットコインの年末価格を16万5000ドルと予測。また、シティグループは13万3000ドルと予想。BTCは3日に12万ドルを突破した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧