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香港当局がステーブルコイン規制法案を発表 今年中に立法会提出予定 発行企業へのライセンス制度導入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

パブコメの結果を発表

香港金融管理局(HKMA)と香港金融サービス・財務局(FSTB)は17日、ステーブルコイン発行企業に対する規制導入についての公開協議結果を発表。今年中にステーブルコイン規制法案を香港立法会に提出する予定であると述べた。

ステーブルコイン規制法に関する協議書は昨年12月末に発行され、今年2月末までの2ヶ月間、パブリックコメントを受け付けていた。当局の発表によると、市場参加者、業界団体や企業、専門組織などの利害関係者から108件の意見が寄せられた。

寄せられた主なフィードバックと当局からの回答の要約は、協議結論文書として公開されている。回答者の大多数は、香港におけるステーブルコインエコシステムが発展するためには、適切に規制された環境が前提となることに同意している。

規制当局は、回答者からの提案を取り入れた後、法案を最終決定し、立法会に提出する予定だ。また、ステーブルコイン発行者の理解を深めるため、HKMAはライセンスおよび監督に関するガイドラインを発行する予定だという。

香港金融サービス兼財務長官のChristopher Hui氏は、「暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォームに対する既存の規制体制に加えて、ステーブルコイン発行者に対するライセンス制度が確立することで、香港の仮想通貨規制の枠組みが強化され、ステーブルコイン発行に関連する金融安定性リスクが軽減される」とコメントした。

関連:香港金融管理局、ステーブルコイン発行企業に対する規制案を発表

新たな規制内容

新たな規制は、法定通貨参照ステーブルコイン(FRS)のエコシステムに、透明性のある適切なガードレールを提供することを目的としており、FRS発行者はHKMAからライセンスを取得することが義務付けられる。

また、同時に以下のような要件も課せられることになる。

  • 香港に実態のある会社を設立すること:事業の中断や失敗時のユーザー保護
  • 香港の認可銀行に準備資産の保管を委託:裏付け資産の安全な管理と保護を保証
  • ユーザーへの利息提供を禁止:他の主要国・地域の規制慣行に合わせる

発行者サンドボックスの参加者

HKMAは18日、ステーブルコイン発行者のためのサンドボックス参加者リストを発表した。

参加者には、中国の大手Eコマース小売企業と提携する地元企業JINGDONG Coinlink Technologyや地元のフィンテック企業RD Inno Tech、多国籍金融機関スタンダード・チャータード銀行、Web3大手のアニモカブランズ、香港テレコムが選ばれた。

サンドボックスを通じてステーブルコイン発行機関は、運用計画のテストを実施することが可能になる。同時に、目的に適ったリスクベースの規制体制を策定するため、提案されている規制要件に関する双方のコミュニケーションの促進を図ることも期待されている。

参加の要件として、参加者は初期段階では一般市民から資金を募ったり、一般市民にサンドボックスに関連する製品を提供することはできない。一方、後日限定された範囲で、一般資金を扱う可能性は否定されなかった。

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