WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアム改善案EIP-7782「処理速度向上とDEX効率化」で注目集める

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

処理速度向上とDEX効率化

イーサリアム(ETH)の新たな改善提案「EIP-7781(後にEIP-7782に変更)」が5日に提出された。この提案は、ネットワークのスロットタイム(新しいブロックが生成される間隔)を現行の12秒から8秒に短縮することを目指している。実装されると、トランザクション処理能力を約33%向上させる可能性がある。

イーサリアム財団のリサーチャーであるJustin Drake氏は、この提案に強い支持を表明している。Drake氏によれば、この変更によりDEX(分散型取引市場)の効率が約22%向上し、年間約1億ドルの取引コスト削減につながる可能性があるという。さらに、L1コントラクトのユーザー体験改善も期待されている。

一方で、技術的な懸念も提起されている。開発者のKolbyML氏は、ハードウェア要件への影響やネットワークレイテンシーの問題、バリデータ数制限への圧力増加などを指摘している。これらの課題は、提案の実現可能性を検討する上で重要な論点となるだろう。

現在、EIP-7782は議論の初期段階にあり、技術的な検証が進行中だ。

関連イーサリアムのステーキング利回り、2025年半ばまでに米国金利を上回る可能性=レポート

ネットワーク安定性を維持

提案のより細かい特徴は、ピーク帯域幅を増やすことなくこの改善を実現しようとしていること。ピーク時のデータ転送量を抑えることで、ネットワークの安定性が保たれる利点がある。

また、トランザクション処理能力を約33%向上により、ガスリミットを4500万GASに、ブロブ数を9に増やすのと同等の効果があるとされている。現在、イーサリアムネットワークでは1ブロックあたり6個のブロブが許可されているが、この提案はその制限を実質的に緩和する効果をもたらす。

イーサリアムの共同創設者であるヴィタリク・ブテリン氏は今年1月にガス上限を3,000万GASから4,000万GASへ引き上げる提案を出した。両提案とも、ネットワークの処理能力向上とユーザーの手数料軽減を目指すものだ。

関連:イーサリアムのガス上限引き上げ提案、ヴィタリク・ブテリン氏の狙いとは?

関連:「イーサリアム(ETH)のおすすめ取引所比較|ステーキング・手数料・貸コイン・出金対応

    
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/12 日曜日
19:15
CoinPost、AIニュース速報と相場分析FAQをトップに追加
CoinPostは12日、トップページにAIによるニュースヘッドライン速報と、反転シグナル・機関投資家動向など相場テーマ別の分析FAQを追加した。タイムスタンプ付きで最新情報を確認でき、相場の読み解きにも対応する。
12:00
「実証実験から社会実装へ」バイナンスが描く2027年のWeb3と日本市場戦略
アジア最大級のWeb3カンファレンス「WebX2026」にプラチナスポンサーとして参画するBinance Japanが、2027年の「社会実装」フェーズや円建てステーブルコイン対応、日本市場への取り組みを語った。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(7/10)|ストラテジーのBTC売却・BTC相場分析・ETH開発計画の動向まとめ
今週は、ストラテジーによる350億円相当の仮想通貨ビットコイン売却、ビットコインの相場分析、イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏による最新ロードマップ公表に関する記事が関心を集めた。
07/11 土曜日
13:30
イーサリアム、温室効果ガス排出量を99%以上削減
ケンブリッジ大学オルタナティブ金融センターは、PoS移行後の仮想通貨イーサリアムが電力需要を大幅低下させ、温室効果ガス排出量が99%以上減少したとする報告書を公表した。
12:00
規制はコストではなく「堀」、NERO Chain創業者に聞く2026年のWeb3業界
WebX2026プラチナスポンサーの豪州発レイヤー1「NERO Chain」創業者Jake Stolarski氏に取材。規制対応を強みとする金中心のRWAトークン化と、規制を「堀」と捉える2026年のWeb3市場観を聞いた。
11:35
ソラナ初期クジラ、23億円相当SOL盗まれたか
オンチェーン調査者のZachXBT氏は10日、ソラナのジェネシスブロック配布に関連する初期クジラのウォレットから約18万900SOLが盗まれた可能性があると報告した。一部はイーサリアムにブリッジ転送されたという。
10:20
ビットコイン6.4万ドル台へ上昇、現物主導の買いと原油安が追い風|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは7月10日から11日朝にかけて上昇した。7月初旬には一時5万7,000ドルまで下落し、年初来安値を更新していたが、足元では6万4,000ドル台まで回復。
10:05
ジーキャッシュ、ZEC偽造脆弱性対応の「Ironwood」アップグレードで実施日程公開
プライバシー仮想通貨ジーキャッシュがOrchardプールの脆弱性に対応する『Ironwood』アップグレードの実施日程を発表。フルノードのZebra移行も並行して進む。
09:40
米住宅法、CBDC禁止条項含み自動発効へ トランプ大統領署名拒否
トランプ大統領が米住宅法への署名拒否を表明した。法案は11日深夜に自動的に法律となり、連邦準備制度理事会によるCBDC発行を2030年末まで禁止する条項も発効する。
08:35
SKハイニックスのトークン化株式がソラナで取引開始、米ADR上場と同時に
韓国の半導体大手SKハイニックスが10日、米ナスダックにADR上場。約280億ドルの調達額は2014年アリババIPO以来最大の外国企業上場規模で、同日ソラナ上でもトークン化株式の取引が始まった。
07:15
AIエージェントで新たな取引体験の実現へ、ビットバンクが実証実験開始
仮想通貨取引所ビットバンクは、AIエージェントを通じた新たな取引体験の実現に向けて実証実験を開始。実証実験の背景や内容、将来的な目標について説明している。
06:55
米上場エンペリー・デジタル、AIデータセンター資金調達のため1400BTC売却
米ナスダック上場のエンペリー・デジタルが5月7日以降にビットコイン1,400BTCを売却し、約8,710万ドルを調達した。AIデータセンター投資や債務返済に充てる方針で、7月10日時点の保有残高は1,514BTCとなった。
06:25
暗号屋、銀行振込対応のステーブルコイン決済「すてぶるペイ」を発表
合同会社暗号屋は10日、銀行振込でステーブルコイン決済を実現する「すてぶるペイ(STBLpay)」を発表した。利用者はウォレット不要、加盟店は与信審査なしで導入でき、7月開催のWebX2026でもデモ展示を実施する。
05:55
英大手銀、2026年末ビットコイン10万ドル予測を維持
英スタンダードチャータードが2026年末ビットコイン価格10万ドルの予測を維持した。ストラテジーのBTC売却を「ノイズ」と評価し、同社が優先株担保へ戦略転換しているとの見方を示した。
05:00
USDC発行企業サークル、信託銀行設立の最終承認を取得
米ステーブルコイン発行大手のサークルは10日、米通貨監督庁から国法信託銀行の設立最終承認を受けた。デジタル資産の機関向けカストディ提供と、将来的なUSDCの準備資産管理を計画中。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧