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仮想通貨ASTRのユーティリティと認知の拡大へ アスター、次章のロードマップ発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アスターのエコシステム拡大へ

日本発のブロックチェーンプロジェクト「アスターネットワーク(ASTR)」は19日、今後の活動方針やロードマップを発表した。

今回の発表はロードマップとしては「フェーズ1.5」という位置付け。単なるブロックチェーンプロトコルであるアスターネットワークから、コレクティブ型エコシステム「アスター」へ進化すると説明している。

冒頭ではまず、フェーズ1の一環として「Astar zkEVM」が暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)L2の「Soneium(ソニューム)」に移行することを発表したことなどに言及し、エコシステムの次なる成長に向けて重要な一歩を踏み出していると報告した。

関連:Astar zkEVM、ソニーのSoneiumに移行へ アスター・ネットワークが発表

その上で、これからは成長を支える以下の3つの柱を軸に取り組みを進めていくと説明している。

  • 相互運用性の促進:ソニュームと完全接続し、Superchainエコシステム全体にも拡張
  • ASTRトークンの拡張:Superchainエコシステム全体や主要なイーサリアムプロトコルにも広げる
  • 分散型ガバナンス:中央集権型の運営モデルから進化し、段階的に完全な分散型ガバナンスの実現を目指す

Superchainとは

Optimismの開発ツール「OP Stack」によって作られたL2ブロックチェーンから成るネットワーク群のこと。

▶️仮想通貨用語集

そして、ソニュームからSuperchainエコシステム全体に拡張することで、Web3の成長を推進するコレクティブ(集合的)な力になると宣言。様々なブロックチェーンプロトコルの成長を加速するための共有資産としてASTRトークンを使い、強力なまとまりを形成し、この共同体が「アスター」だとした。

また、2025年上半期の予定としては、以下の内容を挙げている。

  • ASTRトークンのアップグレード。ERC-7802規格に適合し、Superchainに対応する
  • ソニュームエコシステムでの開発者とユーザーコミュニティの構築
  • ソニュームエコシステム内でASTRトークン導入
  • ソニューム上でインセンティブキャンペーンの開催
  • ソニュームプロジェクトへの戦略的投資

トークンの役割

ASTRトークンについては、これまでL1のアスターのネイティブトークンとして機能してきたが、今後の進化に伴い、ソニュームの発展やSuperchainエコシステムの普及を支える資産へと進化すると説明した。

この変化により、ASTRトークンはL1とソニュームを含むより広範なエコシステムを代表する資産の1つとなり、所有者がソニュームの成功からも利益を享受することできるようになると述べている。

具体的には、L1では、dApp Staking用のステーキングトークン、ガバナンストークン、ガストークンとしての役割があると説明。ソニューム上での用途については以下の内容を挙げた。

  • 代表的なアセットの1つ
  • エコシステムのコミュニティトークン
  • DeFi(分散型金融)エコシステムにおけるルーティングアセット
  • コンシューマーdApps(分散型アプリ)での決済トークン
  • インフラストラクチャを支えるステーキングアセット
  • 投資準備金

出典:アスター

また、現状のトークノミクスは維持され、現在のトークノミクス外でのトークンの更なる供給や新規発行は行われないと強調している。

アスターはSuperchainに進出し、ユーティリティと認知を拡大していく狙いだ。

関連:仮想通貨アスターの買い方 ソニーグループとの連携で広がるASTRの将来性

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