はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

今週の主要仮想通貨材料まとめ、スイ(SUI)価格高騰やイーサリアムへの再注目

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

暗号資産(仮想通貨)の材料まとめ

前週比の騰落率(12/1〜12/7)

  • ビットコイン(BTC):100,323ドル +3.2%
  • イーサリアム(ETH):4,020ドル +11.8%
  • XRP(XRP):2.4ドル +36.7%
  • ソラナ(SOL):237.5ドル -2.8%

時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)銘柄を中心に、過去1週間の材料をまとめた。

時価総額1位:ビットコイン(BTC)

今週、ビットコイン(BTC)は初めて10万ドルを突破し、新たなマイルストーンを達成したが、激しいボラティリティを見せていた。

関連ビットコイン10万ドル突破後の上昇余地は? 下落をヘッジするトレーダーが増加

週の半ばでは、韓国の政治的不安定を受け、一時93,000ドル台まで下落したが、その後米FRBのパウエル議長のポジティブな発言を受けて価格は大幅に反発し、10万ドルを突破し104,000ドルの高値をつけた。

関連「ビットコインは金のライバル」パウエル議長 99000ドル台復帰

一方、6日の朝はフラッシュクラッシュが発生し、Bybitでは一時90,000ドルまで急落する場面もあった。

関連仮想通貨(ビットコイン)投資の始め方|おすすめ戦略と注意点も【初心者向け】

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

時価総額2位:イーサリアム(ETH)

イーサリアム(ETH)は再び注目されている。今週7日に、4,000ドルの大台を超えた。

関連イーサリアム4000ドル突破、3月以来の高値

主な材料は、利回り提供のイーサリアム現物ETFがトランプ次期政権下で承認される可能性が浮上したこと。投資銀行バーンスタインが12月2日の報告書で、トランプ2.0政権下の仮想通貨に友好的な米国証券取引委員会(SEC)によって、イーサリアムのステーキング利回りが承認される可能性が高いと予想している。

トランプ氏は今週、SECの新たな委員長の任命と仮想通貨特命官を決定し、業界にとって大きな追い風となる期待がさらに高まった。

関連トランプ次期大統領、ソラナ初期投資家のサックス氏をAI・仮想通貨特命官に任命

一方、ETHに関する大量売却への警戒も高まっている。注目されたのは、ジャスティン・サン氏の取引戦略で、サン氏のチームが5日、HTX取引所に20,000 ETH(114億円相当)を入金したことが確認された。11月初旬以降、同氏は計41,630 ETHを中央集中型取引所に入金しており、利確のために段階的に売っているとみられている。

関連今回の強気サイクルで上昇が遅れるイーサリアム、前日比5%上昇も114億円相当のETHが取引所へ入金

関連イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

時価総額4位:XRP

XRPは11月のトランプ氏当選確実や、ゲンスラーSEC委員長の退任確定などの強気材料を受け大幅に上昇し、過去30日間で334.6%の上昇率を記録。

また、リップル社発行のステーブルコインRLUSDが12月4日にニューヨーク州でローンチできるとの噂も前週より材料視されていたが、同社は5日に憶測に正式に対応し、「一部の憶測にもかかわらず、RLUSDは本日ローンチされない」と説明した。

理由については、ニューヨーク金融サービス局(NYDFS)と今も密接に協力し、最終的な承認を得てから提供を実施する方向性を示した。

関連リップル社、ステーブルコインRLUSDのローンチに関して声明

関連XRPとは?買い方と将来性|リップル社訴訟とSEC新体制の影響を解説

時価総額20位:スイ(SUI)

スイ(SUI)は史上最高値を更新し、4.4ドルの値をつけた。

上昇の背景には、DeFiにおけるTVLと取引量が堅調に増加するほか、ソラナの主要ウォレットPhantomが5日にSUIブロックチェーンに対応する計画を発表したというニュースがある。PhantomはiOSのApp Storeの金融カテゴリーにおいてトップのダウンロード数を誇るアプリで、月間アクティブユーザー数700万人のユーザー基盤をバックにSUIの発展にとって大きな追い風になる見込みだ。

関連スイ(SUI)の買い方|元Meta開発者が手掛ける仮想通貨の将来性、おすすめ取引所の選び方

2025年の見込み銘柄について

米大手ベンチャーキャピタル企業アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)が4日、2025年の仮想通貨分野で期待できる展開について予想を発表した。

今回取り上げたのは、AIエージェントの関連銘柄や、分散型ID、国債をブロックチェーン上で発行するプロジェクトなどで、個人ユーザーや機関投資家向けの主流分野が期待されている。

関連a16zの2025年トレンド予想 AIエージェントから国債のオンチェーン化まで、仮想通貨の主流化が進む

関連仮想通貨×AI関連銘柄10選【2024年上昇率も】網羅的に解説

週末に読みたい注目記事

関連アルトコインへの関心度が米大統領選後に上昇 明確な「アルトシーズン」入り示す指数も

関連米資産運用会社モルガン・クリークCEO、来年注目の「アルトコイン5選」に言及

関連ビットコインは今後どうなる?2025年の価格予測と3つの注目材料

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/04 土曜日
13:30
仮想通貨強気相場を加速か? トランプ米大統領が最大2000ドルの給付金を検討
米国のトランプ大統領が関税収入を基に最大2,000ドルの国民給付金を検討している。コロナ禍では給付金がビットコイン上昇を後押ししており仮想通貨市場への影響が注目される。
11:40
ビットコインマイニング大手MARA、BTC保有量が1兆円に迫る
Maraが発表した9月の生産実績によると、218ブロックを獲得し前月比5%増を記録した。ビットコイン保有量は52,850BTCに達し、上場企業の中でストラテジーに次ぐ第2位の保有額。
11:05
ウォルマート傘下のワンペイ、仮想通貨取引機能を年内追加へ
ウォルマートが過半数を所有するフィンテック企業ワンペイが年内にモバイルアプリで仮想通貨取引とカストディサービスを開始すると報じられた。
10:15
ビットコイン現物ETFへの週間流入が3300億円到達、「アップトーバー」の兆しか
米国の仮想通貨ビットコイン現物ETFへの週間流入額が3,300億円に到達した。過去データから10月の上昇傾向「アップトーバー」が注目されている。
09:50
テザーなど、金トークントレジャリー設立で2億ドル調達へ=報道
テザーとアンタルファがトークン化ゴールドを蓄積するトレジャリー会社設立のため2億ドル以上の資金調達を協議中とブルームバーグが報じた。
08:30
ビットコイン円建て史上最高値更新、米政府閉鎖で逃避資金が集中|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは4日、円建てで史上最高値を記録。米政府の閉鎖によって「無国籍資産」としてのビットコインの存在感が強まり、投資家心理は極めて強気である。
07:50
コインベースが連邦信託認可を申請、決済サービス拡大の狙いで
仮想通貨取引所大手コインベースが3日に通貨監督庁に国家信託会社認可を申請したと発表した。カストディ事業を拡大し決済関連サービスを提供する計画で、銀行になる意図はないと明言。
07:42
コインベースとSamsung、Galaxyスマホユーザーに仮想通貨体験を提供へ
コインベースとSamsungがパートナーシップを締結。まずは米国のGalaxyスマホユーザーがCoinbase Oneを試験利用できるようにして、仮想通貨の利用機会を提供する。
06:40
24銘柄以上の仮想通貨関連ETFが新規申請、米政府閉鎖で承認手続きに遅延
様々な投資運用会社が3日に24銘柄以上の仮想通貨ETFを新規申請したと報じられた。しかし米国政府閉鎖によりSECの審査プロセスが停止し、承認時期が不透明になっている。
06:10
BNBが1100ドル突破でBNBチェーン銘柄大幅高、CAKEが40%高騰
仮想通貨BNBが3日に1,100ドルを突破したことでBNBチェーンのネイティブプロトコルへの投資家関心が再び高まった。パンケーキスワップのCAKEトークンは24時間で約30%上昇。
05:45
イーサリアム財団、6.6億円相当ETHをステーブルコインに換金予定
イーサリアム財団が4日に1000ETH(6.6億円相当)を売却すると発表した。CoWSwapのTWAP機能を使用し、研究開発や助成金、寄付の資金調達を目的としている。
10/03 金曜日
18:27
野村HD傘下Laser Digital、暗号資産交換業登録を目指す
野村HD子会社Laser Digitalが、日本で暗号資産交換業者登録を目指し金融庁と協議中。スイス発の同社は国内金融機関向け事業展開を計画。
17:37
積立NISAの次は?35歳会社員のイーサリアム投資入門
積立NISA実践中の35歳会社員が、次の投資先として注目するイーサリアムステーキング。月5,000円から始められる暗号資産投資の基礎知識、積立NISAとの違い、リスクと対策を専門家がわかりやすく解説。家族への説明方法も紹介
17:36
月2万円で始めるイーサリアム 35歳会社員の積立シミュレーション
月2万円のイーサリアム積立投資で5年後の資産はどうなる?35歳会社員が実際の数字でシミュレーション。頭金50万円のケースや価格変動パターン別の詳細な試算結果、始め方の3ステップまで具体的に解説します。
13:55
「ミームコインは仮想通貨への入り口として重要」=ギャラクシーデジタル考察
米仮想通貨金融大手ギャラクシーデジタルは最新レポートで、ミームコインはもはや単なるブームではなく、仮想通貨市場への新規参入者誘致に重要な役割を果たしていると指摘した。一方、ごく少数のトークンのみが生き残り、大半は衰退するなど、ギャンブル性が高いことには注意を促した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧