WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ラマスワミ氏設立の米Strive、ビットコイン債券ETFを申請

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マイクロストラテジー社の転換社債に投資

ビベック・ラマスワミ氏(Vivek Ramaswamy)が設立した米資産運用会社ストライブ(Strive)は26日、米証券取引委員会(SEC)に、新たにビットコイン債券上場投資信託(ETF)を申請した。このETFはマイクロストラテジー社などのビットコイン投資企業が発行する転換社債等に投資するもので、投資家にビットコイン債券へのアクセスを提供することを目的にしている。

ストライブの最初のビットコイン・ソリューションは、ビットコインを購入するために企業が発行する債券であるビットコイン債券へのアクセスを民主化するものです。

ストライブによると、このETFはアクティブに運用され、「ビットコイン債券」に直接投資するか、スワップやオプションなどのデリバティブを通じてエクスポージャーを得る予定だ。

ブルームバーグのシニアETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は、ストライブのETFは、「ビットコインの購入目的で発行された転換社債をスワップを使用して追跡するもの」であり、「基本的にはマイクロストラテジー転換社債ETFだ」と説明している。

リスクヘッジとしてのビットコイン

ストライブは11月、資産管理部門のストライブ・アセット・マネジメントを立ち上げたばかりだ。

同社は世界的な政府債務危機、インフレ、地政学的緊張によってもたらされる長期投資リスクに対するヘッジとして、米国の投資家がポートフォリオにビットコインを組み込むことを強く推奨している。

その手法として、ビットコイン現物とビットコイン債券の保有、そしてビットコインに投資する企業への投資を挙げており、今回のビットコイン債券ETFの申請はその一環であると考えられる。

関連:米Strive、ビットコイン組み入れ型の資産運用サービスを開始

マイクロストラテジーのビットコイン戦略

2020年からビットコイン投資を開始したマイクロストラテジー社だが、11月に仮想通貨の推進政策を打ち出しているドナルド・トランプ大統領の勝利後、同社のビットコイン購入の勢いは加速し、7週連続でビットコインを購入。この時点からの購入量は、同社の全購入量444,262 BTCの40%を占めている。

同社は10月末、今後3年間で420億ドル(約6.6兆円)の資本を調達する計画「21/21プラン」を発表。このプランは210億ドルの株式と210億ドルの債券を活用し、調達資金を通じてビットコインの追加取得を行うものだ。

さらに同社は、このプランを加速し、資本調達の効率化やより多様な資金調達オプションの確保などを含む提案を通して、株主価値の向上を目指す。株主向けの特別会合で、この提案に対する投票を行う予定だが、この提案が承認されれば、ビットコイン購入戦略をさらに加速するための財務基盤が整うと期待されている。

同社のビットコイン投資戦略とその戦略に対する投資家の期待により、米マイクロストラテジーの株価は、2024年初頭から400%以上上昇。12月13日には、同社の株式は米株式市場の主要株価指数であるナスダック100(NASDAQ-100)に組み入れられた。

2025年には、ニューヨーク証券取引所やナスダック上場の米国主要500銘柄株価指数であるS&P500に組み入れられる可能性も指摘されている。

関連:マイクロストラテジー、6.6兆円規模のビットコイン戦略を強化へ

ラマスワミ氏の姿勢

ラマスワミ氏は、「投資家による資本主義の力の活用支援」を目指し、2022年に資産運用会社ストライブを設立した。

同氏はイーロン・マスク氏とともに、トランプ次期政権で政府支出の大幅な削減を図る政府効率化省(Department of Government Efficiency)を率いることになる。

ラマスワミ氏は大統領予備選の選挙活動中から、暗号資産(仮想通貨)支持を表明するとともに、「憲法に違反している”第四の政府部門”を閉鎖する」として、選挙で選ばれていない職員が運営する政府機関の大幅な縮小や「管理のための官僚制度の解体」を訴えていた。

2025年3月までの政府暫定予算の議論では、1500ページ以上に及ぶ原案を読破し、議員報酬の値上げや公共施設の建設など、直接関係のない予算が含まれていることを公にし、廃案に追い込むという影響力を見せつけた。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/16 水曜日
18:04
ドイツ銀行、ビットコイン・イーサリアムのカストディサービス開始へ
ドイツ銀行が機関投資家・法人顧客向けにデジタル資産カストディサービスを発表。ビットコインとイーサリアムに加え、USDC等の選定ステーブルコインにも対応する。規制手続きの完了を前提に年内の提供開始を目指す。
17:07
マイニング大手MARA、1292ビットコイン購入=Lookonchain
MARA Holdingsが2026年9月16日、FalconX経由で1,292BTCを追加取得したとLookonchainが報告。取得額は約153億円で、同社は2026年第1四半期に2万880BTCを売却した経緯がある。
17:00
仮想通貨の分離課税20%、得するのは誰か BCCC税制部会が指摘
2028年に始まる仮想通貨の申告分離課税20%は、全員に有利とは限らない。BCCC税制部会のキックオフで、税理士と公認会計士が会社員の実効税率、赤字繰越の申告要件、1円未満のガス代の損益計算という実務課題を挙げた。
15:50
米SEC・CFTC規制主導へ期待シフト、クラリティー法案頓挫から
米上院は9月16日、仮想通貨の包括規制法案「クラリティー法」の審議入りに必要な60票を確保できず否決した。元CFTC委員長ジャンカルロ氏とアームストロング氏は、SECとCFTCが既存の権限で規制整備を進めると述べた。
14:57
マイニング企業のAIシフトは不可逆的か 完全撤退も相次ぐ=コインシェアーズ分析
コインシェアーズの最新分析によると、BTCマイニング企業の採算悪化を背景にAI・HPC事業への転換が加速。Keel、IRENなどが採掘撤退を表明する一方、AI契約を持つ企業は企業価値が3倍以上に拡大している。
14:42
カザフスタン、「国家仮想通貨分析センター」設立へ 取引拡大を背景に
カザフスタン国立銀行は、法定通貨と仮想通貨取引を横断的に監督する「国家仮想通貨分析センター」を新設すると発表した。国内のデジタル資産取引拡大を背景としている。
10:33
決済・財務企業ベロシティ、シリーズA調達額が計74億円超に
決済・財務企業ベロシティは、シリーズAの追加分として約15.5億円の資金を調達したことを発表。ビザ、サークル、リップルなど6社が出資し、シリーズAの合計調達額は74億円超に増加した。
10:12
クラリティー法案、レームダック会期に望み 上院議員が法案復活に期待
クルーズ上院議員は「プリンセス・ブライド」の名台詞になぞらえ、クラリティー法案にはまだ復活の余地があるとの見方を示した。ケネディ氏も法案が完全に不成立になったわけではないとの見方に同調し、レームダック会期での再浮上が焦点となっている。
09:44
ロビンフッドの元エンジニア2名、インサイダー取引で起訴 ハイパーリキッドで不正利益か
米司法省は、投資アプリ「ロビンフッド」の元エンジニア2人を商品詐欺・電信詐欺容疑で起訴した。未公開情報を悪用してハイパーリキッドで先物取引による利益を得た疑いがある。
08:30
リップル、ルイビル大学バスケコートにXRPロゴ掲出
リップル社が米ルイビル大学のバスケットボールとXRPブランディングで複数年提携し、コート内外でのロゴ掲載やデジタル・SNS媒体を通じてブランド認知の拡大を図る。
08:00
ビットコイン急落、クラリティー審議入り否決を受け|仮想NISHI
ビットコインは16日未明から朝にかけて急落し、24時間で最大約5,000ドル幅の下落となった。下落の主因として、日本時間未明に米上院で行われたクラリティー法案を巡る採決であり、同法案は審議入りに必要な支持を得られず、成立への道筋が大きく後退した。
07:35
英スタックBTC、ビットコイン購入資金確保に向けて貴金属会社買収提案
英国のビットコインDAT企業『スタックBTC』が、貴金属販売会社ダイレクト・ブリオンを最大1200万ポンドで買収すると提案した。買収先の事業収益をビットコイン購入に活用する方針だ。
07:32
金融庁、オンチェーン金融の社会実装を促す方針示す
金融庁は、2026事務年度金融行政方針を公表。ブロックチェーン技術を基盤とするオンチェーン金融の社会実装を促す方針を明記した。
06:30
米検察当局、イラン原油収益に絡む94億円相当の仮想通貨を没収提訴
米検察当局が、イラン産原油の闇取引収益を仮想通貨で洗浄したとして中国企業2社に関連する6100万ドル相当の没収を提訴した。関連資金網は15億ドル超に上るとされる。
05:45
ウォーレン上院議員、クラリティー法案不支持でも法制化には意欲
上院銀行委員会のエリザベス・ウォレン議員は、クラリティー法案自体は支持しないものの仮想通貨規制の法制化には意欲を示した。中間選挙後の上院勢力次第で、同氏の主導権が今後の法案審議を左右する可能性がある。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧