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米CPIとトランプ外交が引き起こす仮想通貨市場の乱高下|仮想NISHI 仮想通貨アナリストが相場分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

仮想通貨マーケットレポート(2/13 AM7時)

仮想通貨(暗号資産)市場は、CPIの発表やトランプ政権による外交政策の影響を受け、変動の激しい展開となっている。米労働省が12日に発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.0%上昇し、市場予想を上回る結果となった。これにより、パウエル議長が利下げに慎重な態度を見せていることを裏付ける結果となり、ビットコインは一時▲40万円幅近くの下落を見せた。

出典:Tradingview

しかし、トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領による電話協議でウクライナとロシアの停戦交渉が進展するとの観測が強まり、原油先物市場では需給の緩みを見越した売りが先行。その結果、原油価格が下落し、輸入物価の下落が期待される状況となりビットコインは反騰した。これに加え、ニューメキシコ州が20億ドル相当のビットコインを備蓄する法案を提出したことも、ビットコイン市場の追い風となった。

関連:ビットコイン軟調、パウエル議長発言とCPI発表前の影響分析|仮想NISHI

2月12〜13日相場状況

デリバティブ市場に目を向けると、ショートカバー(売りポジションの買戻し)による上昇が先行した。先行き不透明感からショートポジションを取っていた投資家の多くが、ウクライナ停戦観測による原油価格の下落を受け、先物ショートポジションを解除する動きを見せた(下画像赤枠)。

このショートカバーが進行した結果、デリバティブ市場のポジションはニュートラルに近い状態となっている。

現状分析(2/13日AM7時)

現在のビットコイン(BTC)市場は、市況環境の変化やトランプ大統領の政策発表といった要因によって、相場が二転三転しやすい状況となっている。市場参加者は、これらのニュースが金融政策にどのような影響を与えるのかを注視しており、その市場予想の変化が価格変動を引き起こしている。

今後の重要な日程

  • 2/14日 米小売売上高
  • 2/20日 米FOMC議事録
  • 2/20日 米フィラデルフィア連銀景況指数

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

寄稿者:仮想NISHI仮想NISHI
クリプトアナリスト。BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

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