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ビットコイン建ての生命保険Meanwhile、57億円資金調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン建て保険の展開を加速へ

暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)建て生命保険を提供するMeanwhileは10日、シリーズAラウンドで4,000万ドル(約57億円)を資金調達したと発表した。企業価値は1億9,000万ドル(約271億円)に達している。

今回の資金により、ビットコイン建て生命保険および年金のグローバル展開を加速させる計画だ。

ラウンドはFramework VenturesとFulgur Venturesが主導した。ビットコインに特化した銀行Xapoや起業家ウェンセス・カサレス氏も参加している。

Meanwhileは、過去2回のシードラウンドで1,900万ドル(約27億円)を調達していた。1ラウンド目はグーグル傘下のGradient Venturesが主導しており、2ラウンド目は、フィンテック大手Stripeの初期メンバーであるLachy Groom氏と、OpenAIのサム・アルトマンCEOが主導している。

関連:サム・アルトマン支援のMeanwhile Group、ビットコインで年5%の利回りを提供する新ファンドをローンチ

商品設計

Meanwhileは、自社の最初の商品であるビットコイン建て終身保険には、従来の保険では提供できなかった以下の利点があると述べた。

  • 法定通貨の価値下落のリスクヘッジを提供しつつ、保険金を保証
  • 税制優遇措置を提供
  • 必要なときに流動性にアクセスできる

また、自社の保険により、加入者はビットコインの長期的な成長ポテンシャルへのエクスポージャーを保持しながら、家族のために資産を守ることができるとも続けた。

Meanwhileの保険は、加入者が支払う保険料、受け取る保険金、アクセス可能なローンもすべてビットコイン建てで行われる。

加入者は、保険契約を担保にビットコインを借りることも可能だ。この際には、キャピタルゲイン税に関するメリットを享受できる。

借りる際、そのビットコインの取得価格はローン発行時の価格で計算される。つまり、保険契約を結んだ際に預けたビットコインが10倍になった場合でも、ローン発行時の価格が取得価として適用されるため、そのビットコインを価格変動による課税対象となる前に売却すれば10倍の値上がり分に対するキャピタルゲイン税は発生しないとされる。

Meanwhileは、仮想通貨を安全に保有する方法にもなると述べている。保険金という形であれば、ウォレットにアクセスできなくなったり秘密鍵を紛失するリスクなどを避けられると指摘した。ビットコインの資産を世代間で引き継ぐ方法としても安全性が高いと述べている。

Meanwhileのザック・タウンゼントCEO兼共同創業者は、フォーチュン誌に対し、ビットコインは長期的なインフレヘッジになるとして、次のように見解を示した。

米ドルは、以前ほど確実な価値の保存手段ではないと感じられるかもしれない。そのため、子供たちのために、検閲耐性があり、分散化され、コントロールされることがないビットコインというグローバル通貨により価値を保管するというアイデアは魅力的だ。

関連:ビットコイン一時86000ドルを回復、トランプ関税の余波で乱高下続く

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