
過去1ヶ月で70%上昇
仮想通貨SUI(スイ)の価格が5月1日夕方に一時9%上昇し、3.69ドルを記録した。この上昇の背景には、スイス拠点の仮想通貨運用会社21Sharesが4月30日に米国証券取引委員会(SEC)にスイ連動型上場投資信託(ETF)の申請を行ったことがある。
「21Shares Sui ETF」は、高速トランザクション向けに設計されたレイヤー1ネットワークであるSuiブロックチェーンのネイティブトークンへの投資家アクセスを拡大することを目的としている。Suiは「ソラナ・キラー」として昨年から注目を集めてきた。
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21Sharesは同時に、Suiとの「戦略的パートナーシップ」を発表し、商品コラボレーションやリサーチレポートなどの取り組みを行う方針だ。
21Sharesのダンカン・モア社長は「最初のSuiリサーチから、この技術が業界で最も刺激的なブロックチェーンの一つになる可能性を信じており、その展望が実現しつつある」とコメント。「私たちは確信と投資家需要に基づいて事業を展開しており、Suiとの協業ロードマップはその両方を反映している」と述べた。
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