はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Chainlink Data StreamsがSeiで稼働、米商務省データのオンチェーン化も発表 機関投資家向け基盤強化

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Sei開発財団とChainlinkは本日、Chainlink Data StreamsがSeiネットワークで優先オラクルインフラとして稼働を開始したと発表した。

今回の連携で、Seiエコシステムに安全かつ信頼性の高い、検証可能なオンチェーンデータがもたらされる。

機関投資家の参入が加速するなか、高速更新される市場価格データの提供と1秒未満の実行速度を実現する。

概要と技術的特徴

Chainlink Data Streamsは、実証済みのChainlinkインフラを活用して高精度かつリアルタイムで更新される市場価格データを提供する、遅延の少ないオラクルソリューションである。流動性を考慮した売買価格差や1秒未満の実行速度などの高度な機能を提供しながら、透明性と分散性を維持している。

Seiは高性能レイヤー1ブロックチェーンで、EVM互換性、並列実行、高スループット、1秒未満でのファイナリティを実現している。Seiの処理能力とChainlinkのセキュリティを組み合わせることで、DeFi、ゲーム、コンシューマーアプリケーションの持続的成長を支える強力な基盤となる。

Chainlink Labsのブロックチェーン・プロダクトパートナーシップ担当ディレクターのThodoris Karakostas氏は「Data StreamsをSeiに統合することで、Chainlinkはさらに事業を拡大できる。Seiは次世代DeFiプロトコルと機関投資家向けユースケースをサポートする急成長中のエコシステム」と述べた。

米国政府データの統合

Chainlinkは米国商務省と提携し、経済分析局のデータをSeiネットワークにオンチェーン化することを発表している。これには国内総生産(GDP)、物価指数(PCE価格指数)、国内購買活動の指標などの重要な経済統計が含まれる。この取り組みは、ブロックチェーンが重要な金融インフラとして政府に認証される象徴となっている。

米国政府の公式経済統計がブロックチェーン市場に直接提供されることで、Chainlinkの機関投資家向けネットワークとSeiの高速な決済機能の組み合わせにより、従来の金融データと高性能ブロックチェーン基盤の融合が進む。

活用事例

Chainlink Data StreamsとSeiの統合により、以下のようなユースケースが実現される。

  • DeFiレンディングプロトコルでの正確な価格設定とリスク削減
  • デリバティブ取引における高頻度なデータへのアクセス
  • 機関投資家向けのトークナイゼーション基盤
  • リアルタイム市場データに基づく自動取引システム

Sei開発財団のエグゼクティブディレクターであるJustin Barlow氏は、「Data Streamsの低遅延な市場データ配信と実証済みの基盤システムにより、Seiエコシステムの最適な選択肢となった」とコメントしている。

Seiネットワークの実績

金融取引向けに設計されたレイヤー1ブロックチェーンであるSeiは、これまでに6,000万以上のウォレットで数十億件のトランザクションを処理してきた。アクティブユーザー数ではEVMチェーンで第1位を達成しており、Multicoin、Jump、Coinbase Ventures、Circle Venturesといった主要VCから資金調達を実施している。

関連:Sei(セイ)とは|行政・企業で注目集まる理由と将来性をやさしく解説

プロジェクト概要

Chainlink

業界標準のオラクルプラットフォームとして、資本市場のオンチェーン化を推進し、分散型金融(DeFi)の大部分を支えている。分散型オラクルネットワークの発明以来、数十兆ドルの取引価値を実現し、現在DeFiの大部分を保護している。

Seiネットワーク

高速で低コストな金融取引向けに設計されたレイヤー1ブロックチェーン。イーサリアムのセキュリティと信頼性にソラナのパフォーマンスを組み合わせている。

詳細情報は、Chainlink公式サイトおよびSei公式サイトで確認できる。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/14 土曜日
13:20
量子コンピュータがビットコインを破るのは10〜20年後で猶予あり、アークインベスト予測
キャシー・ウッド氏率いるアークインベストが量子コンピュータのビットコインへの脅威を分析。現状は脅威なしとしつつ、今後のリスクを楽観・中立・悲観シナリオで解説した。
10:49
ストラテジー、単週で1.1万BTCを追加取得か──「画期的」と評価される資金調達手法STRCの全貌
マイケル・セイラー率いるストラテジーが変動金利永久優先株「STRC」の売出を通じ、1週間で8億ドル超を調達して1.1万BTC以上を購入した可能性が浮上。既存株主の希薄化を防ぐ画期的な資金調達手法の詳細と、市場専門家の見解を最新推計と共に解説。
09:50
ユーロポールら、違法プロキシ摘発 5億円超の仮想通貨押収
ユーロポールと米司法省が違法プロキシ「SocksEscort」を摘発。163か国36万台超のデバイスを乗っ取り、不正IPアドレス提供で仮想通貨詐欺などを助長していた。
09:20
メタコンプ、アリババ出資で累計55億円調達 ステーブルコイン決済基盤のアジア展開を加速
シンガポールのメタコンプは3月にアリババが参加したプレA+ラウンドを完了し、3カ月間の累計調達額が3500万ドルに達したと発表した。
08:20
米財務省、北朝鮮IT労働者の不正活動で制裁措置
米財務省は、北朝鮮のIT労働者の不正活動に携わったとして6名の個人と2社に制裁措置をとったと発表。仮想通貨ビットコインなどのアドレスも制裁対象リストに追加されている。
07:10
仮想通貨富豪のネイビス島開発に「贈賄」疑惑か、住民への月額100ドル支給提案に波紋
ビットコイン初期投資家のオリヴィエ・ジャンセンス氏が、カリブ海のネイビス島で進める「デスティニー・プロジェクト」が物議を醸している。政府承認を条件とした全住民への月給支給提案に対し、野党から「公的贈賄」との厳しい批判が上がった。
06:30
USDCが調整済み取引量でUSDTを上回る、みずほ証券がサークルの評価引き上げ
みずほ証券が2026年3月13日付リポートで、サークルのUSDCが2026年累計調整済み取引量においてテザーのUSDTを7年ぶりに逆転したと報告した。
06:00
著名投資家ドラッケンミラー、ステーブルコインが15年以内に決済の「主流」になると予測
億万長者投資家のスタンレー・ドラッケンミラー氏が、ステーブルコインの将来性を高く評価。今後10〜15年以内に世界の決済システムが同技術に移行するとの見解を示した。
05:40
イーサリアム財団、組織指針「EF使命文書」を公開 エコシステムにおける役割を明文化
イーサリアム財団は3月13日、組織の使命と原則を明文化した「EF Mandate」を公式ブログで公開した。検閲耐性・オープンソース・プライバシー・セキュリティからなるCROPS原則を中核に据え、財団を「多数いるステワードの1つ」と位置づける内容となっている。
05:00
大手銀HSBCとスタンダードチャータード、香港のステーブルコイン発行ライセンス第1陣取得へ
HSBCとスタンダードチャータード銀行が香港金融管理局(HKMA)によるステーブルコイン発行ライセンスの第1陣として認可される見通しで、香港が仮想通貨ハブ構築に向けた規制整備を加速させている。
03/13 金曜日
21:20
TOKEN2049 Dubai、2027年4月に延期 地域情勢の不透明さ受け開催断念
世界最大級のWeb3カンファレンス「TOKEN2049 Dubai」が、地域の安全保障や国際的な移動・物流への影響を理由に2027年4月21〜22日へ延期。登録済みチケットは自動移行、TOKEN2049 Singaporeへの振替も可能。
18:05
JPYC向け会計監査ツール「JPYC Explorer」提供開始 アステリアと暗号屋が共同開発
アステリアと暗号屋が日本円ステーブルコインJPYC向けの会計監査ツール「JPYC Explorer」を共同開発。自社管理型フルノードによる取引検証で、監査法人・上場企業のブロックチェーン監査に対応する。4月1日提供開始、月額50万円から。
17:51
米上院院内総務、クラリティ法の4月以前の前進は困難と示唆=報道
米上院のスーン院内総務は、仮想通貨市場構造法案「クラリティ法」が4月以前に上院銀行委員会を通過する可能性は低いと示唆。ステーブルコイン利回り問題をめぐる業界間の対立が審議の遅延に影響している。
16:44
ガーナが仮想通貨規制サンドボックスを始動 11社が参加
ガーナ証券取引委員会は仮想通貨取引プラットフォーム11社を規制サンドボックスに認定した。昨年12月に成立したVASP法に基づく初の実践的措置で、各社は12カ月間、監督下で運営を行う。
15:10
地銀系証券で国内初 十六TT証券がST取扱い登録完了、3社スキームで不動産ST販売へ
十六TT証券が2026年3月5日付でSTの取扱い変更登録を完了。地銀系証券会社としての事例で、東海東京証券・BOOSTRYとの3社による取次スキームも発表された。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧