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仮想通貨投資商品、先週は約1400億円の資金が純流入 米利下げ観測の復活が追い風=CoinShares

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨投資商品の市況

暗号資産(仮想通貨)投資企業CoinSharesでリサーチ部門のトップを務めるジェームズ・バターフィル氏は27日、ETFなどのデジタル資産投資商品全体への先週の資金フローは、約9.2億ドル(約1,400億円)の純流入だったと報告した。

米政府閉鎖の影響で経済指標のデータが不足する中、24日発表の9月の米CPI(消費者物価指数)が市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)が年内に追加利下げを行うという見方が復活したことが影響したと分析している。

以下のグラフがデジタル資産投資商品全体への週ごとの資金フロー。前の週は純流出だったが、先週はプラスに転じた。取引高も多く、年初来の平均ペースを上回ったとバターフィル氏は述べている。

出典:CoinShares

関連:「イーサリアムには押し目買いの傾向」CoinSharesが先週の資金流動結果を公開

投資商品を原資産別に見ると、前週は純流出だったビットコイン(BTC)の投資商品に今回は資金が純流入した。純流入額は約9.3億ドルであり、前の週は約9.5億ドルが純流出していた。

一方、FRBの利下げ開始以降に純流入額は積み上がってきているが、現在でもビットコイン投資商品への年初来の純流入額は昨年の約416億ドル(約6.4兆円)を下回っているとバターフィル氏は指摘。今年の年初来の純流入額は先週までで合計約302億ドル(約4.6兆円)だと説明している。

なお、米国の政策金利などを議論する「FOMC(連邦公開市場委員会)」の会合は、現地時間で28日から29日に行われる。CMEの「FedWatchツール」によれば、この会合で0.25ポイントの利下げが行われる確率は本記事執筆時点で97.8%である。

FOMCとは

「Federal Open Market Committee」の略で、米国の金融政策を決定する委員会のこと。FOMCの会合は世界の投資家から注目を集める。

関連:金価格、2020年以来の下落幅 ビットコインへ資金移動か

アルトコインの投資商品

アルトコインについては、イーサリアム(ETH)の投資商品から5週間ぶりに資金が純流出したと報告。純流出額は約1.7億ドル(約258億円)だった。一方で、2倍のレバレッジをかけたイーサリアムの投資商品は需要を維持しているという。

銘柄別の投資商品の資金フローは以下の表の通り。XRPやソラナ(SOL)の投資商品は純流入だった。

出典:CoinShares

また、国別の資金フローは以下の通り。米国やドイツなどで資金フローがプラスだったのと比較し、スイスから多くの資金が抜けていることを示している。バターフィル氏はスイスの資金フローについて、純粋に売られたというよりは投資商品提供企業間の送金によって大部分が流出したと説明した。

出典:CoinShares

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