アップホールド、米国でデビットカード再開　XRP還元率最大6%

XRP報酬最大6%を提供

仮想通貨ウォレット提供企業のアップホールドが米国でデビットカードサービスを再開した。同社が30日発表した内容をThe Blockが報じた。ユーザーはドル、仮想通貨、ステーブルコインを使用した支払いで最大6%のXRP報酬（リワード）を獲得できる。給与の一部をアップホールドアカウントに入金することを選択したユーザーは、さらに4%のXRP報酬を得られる。

同社は以前、米国でデビットカードを発行していたが、2023年3月にサービスを終了した。ナンシー・ビートン最高収益責任者兼米国事業社長は「デビットカードを提供していたが、今回再開する。当社のコミュニティにはXRP保有者が非常に多い」と述べた。同氏はアップホールドとXRPエコシステムの密接な関係を強調し、「他の取引所がXRPを上場廃止した厳しい規制期間でも、当社は決して上場廃止しなかった。そのためXRPユーザーはアップホールドに忠実だ」と説明した。

デビットカードの再開は、多くの仮想通貨プラットフォームがクレジットカードやデビットカードの導入により顧客の日常ニーズへのサービス向上を図る動きの中で実現したものだ。今月初め、仮想通貨取引所ジェミニは全ての購入で最大4%のソラナトークン報酬を提供する仮想通貨クレジットカードの開始を発表した。ビザやマスターカードなどの主要決済カード企業も同時に、決済と清算における仮想通貨関連活動を強化している。

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アップホールドは3月に米国の顧客向けにイーサリアム、ソラナ、NEARを含む19種類の銘柄でステーキング報酬を復活させた。