はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米国におけるブロックチェーン関連の求人数が前年比33倍に急増|ConsenSys調査

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ConsenSysが最新のブロックチェーン業界レポートを公表
米NY拠点のConsenSysが、最新のブロックチェーン業界レポートを公表した。需要の高まりを受け、米国におけるブロックチェーン開発者の平均給与は、12.5万ドル(1400万円)〜17.5万ドル(2000万円)になるという。

ConsenSysが最新のブロックチェーン業界レポートを公表

米ニューヨーク拠点のブロックチェーン企業ConsenSysが、高まるブロックチェーン関連職の需要をうけて、ブロックチェーン分野に参入を試みる技術者のガイドライン「Blockchain and Dapp Developer Job Kit」を導入した。

またそれに伴い、最新のブロックチェーン業界レポートも公表した。ブロックチェーン関連の求人数や給与、技術者がどのようにブロックチェーンを捉えているかなどのデータが明らかになった。

調査結果として、関連求人数は急増、また同技術を肯定的に捉える技術者も多くいる格好となった。以下がその詳細となっている。

急増するブロックチェーン関連求人

Linkedinの、2018年度米国における新興職業に関するレポートによると、ブロックチェーン開発者の求人数は前年比で33倍と、最高の成長率を持つ職種であるという。機械学習エンジニアの12倍、アプリケーションセールス・エグゼクティブの8倍がそれに次ぐ形となっている。

また、Hard Forkのレポートによると、ブロックチェーン求人数の多さがトップ3の企業は、1位がIBMで110件、2位がEYで60件、3位がOracleの56件となっている。大手企業からの、ブロックチェーン関連人材の需要が増加している様子がデータからうかがえる。


出典:Medium

求人サイトGlassdoorの地域別のブロックチェーン関連求人数については、世界全体の5711のうち、米国が半数を占める2616、次点が英国の1015、その次がインドで257となる。米国が最もブロックチェーン関連求人の多い国となっている。

給与は他業種と比較して高水準に

CNBC、Janco Associates、Burning Glassのデータを集計した結果、求人広告におけるブロックチェーン開発者の平均給与は、米国のブロックチェーン開発者の平均給与は、12.5万ドル(1400万円)〜17.5万ドル(2000万円)になるという。

また、AngelListの調査によると、仮想通貨関連企業の求人広告での給与額の中央値は、非仮想通貨企業と比較して、技術職、非技術職ともに高い傾向にあることが明らかになっている。


出典:Medium

技術者の多くはブロックチェーンに肯定的

Deloitteが、ソフトウェア開発者約6万人を対象にした、ブロックチェーンに関する意識調査によると、29.2%の開発者が、「様々な分野で汎用性があり、生活における多くの側面を変える可能性がある」とブロックチェーンを評価している。また、26.2%が「仮想通貨以外でのデータ管理に活用できる」と評価しており、全体のおよそ55%が仮想通貨以外でのブロックチェーンの活用に期待していることが明らかになった。

しかし、一方では、16.8%が「一時的な流行」、15.6%が「リソースの無責任な使用」との姿勢をとっており、非肯定的な意見も全体の32%ほどみられる格好となっている。


出典:Medium

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
12/27 土曜日
14:00
ジーキャッシュのシールドプール供給シェアが23%で安定、プライバシー採用が定着
仮想通貨ジーキャッシュのシールドプール供給の市場シェアが2025年初頭の約8%から23%前後で安定している。プライバシー採用指標は依然として安定しておりプライバシー保護取引への持続的な関心を示している。
13:25
金融庁、仮想通貨ETFの導入に向けた税制改正──暗号資産取引の課税見直しと新たな可能性
金融庁が2026年度税制改正の資料を公開した。暗号資産取引を総合課税55%から申告分離課税20%へ変更することに加えて、ETF解禁や繰越控除などについても挙げられた。
11:10
KLab、ビットコインとゴールドを購入開始 「岐路に立つBTC」と分析
東証プライム上場のKLabが25日にビットコインとゴールドの購入を開始。AIを活用した市場分析レポートの不定期発刊も開始した。
10:05
ミームコイン市場は2025年に60%下落、「TRUMP」発行から始まった一年を振り返る
ミームコイン市場は2025年に60%下落した。トランプ氏による独自仮想通貨「TRUMP」発行や、ドージコインETF誕生など変化の激しかった一年を解説する。
09:10
イーサリアム、2026年の主要アップグレードで並列処理とプライバシー機能強化へ
仮想通貨イーサリアムが2026年に2つの大型アップグレードを計画している。Glamsterdamは並列処理とガスリミット拡大で性能向上を、Hegotaはプライバシー保護と検閲耐性の強化を目指す。
07:45
BNBチェーン、Fermiハードフォークを1月14日実施へ 
BNBチェーンが2026年1月14日にFermiハードフォークを実施する。ブロック間隔を750ミリ秒から450ミリ秒に短縮し、時間依存型アプリケーションへの対応を強化する予定だ。
07:00
プーチン大統領「米政府はザポリージャ原発でのマイニングに関心」
プーチン大統領は、ウクライナにあるザポリージャ原子力発電所で仮想通貨のマイニングを行うことに米政府が関心を持っていると述べたことがわかった。今後の和平交渉に注目が集まる。
06:35
米政府、1月末に再び閉鎖の可能性浮上 仮想通貨市場構造法案の審議に影響も
米政府が1月末に再び閉鎖される可能性が浮上した。再び発生すれば1月に審議入りが予定されている最重要な仮想通貨市場構造法案の議決がさらに延期されてしまう。
06:05
アーサー・ヘイズ氏がDeFiトークン買い増し、3億円以上のLDOとPENDLE
著名投資家アーサー・ヘイズ氏が185万ドルのLDOトークンと97.3万ドル相当PENDLEトークンを追加購入した。イーサリアムを売却して割安なDeFiトークンへの買い増しを加速。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧