WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

今後のビットコイン価格の「注目ポイント」を考察、相場反転のシグナルを探る|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場

●ビットコイン相場が動きやすい時間帯とその理由

●海外著名アナリストがショートスクイズの重要性を分析

金融市場と仮想通貨

10日の東京株式市場は、前営業日比249.71円高の21,134円に上昇した。約2週間ぶりの高値となる。

米トランプ政権が、不法移民対策で合意したとして、メキシコへの制裁関税の見送りを表明したことで、買い戻し優勢に。FRBの金利引き下げも株式市場に好感されているが、依然として米中貿易摩擦は解決の目処が見えていない。

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。

ビットコインテクニカル分析

軟調な展開が続くビットコイン価格は、9日21:00前後、10日1:00前後、10日9:00前後にかけて断続的に下落。4万円幅ほど落とした後、5,7日のサポートラインに支持される形で、一時2万円幅ほどの急反発を見せた。支持線近くでの不用意な突っ込みショートは担がれるリスクが高いため注意したい。

9:00-15:00までしかザラ場で取引出来ない株式市場とは異なり、24時間365日動いている仮想通貨市場のなかでも、4時間足の更新時刻である21時、午前1時…といった時間帯のほか、月曜9時は「4時間足、日足、週足」が同時に閉まる密度の高いポイントとなる。株式市場の寄り付きとも重なるため、特にボラティリティ(価格変動)が上昇しやすい時間帯であるためだ。

ローソク足は、投資家心理を反映することで、投資判断を行うために欠かせない要素となっており、特に15分足や1時間足などの下位足よりも日足の重要性はより高く、相場のトレンドを見極めるにあたり、今後の方向性を左右する一要因と言っても過言ではない。

したがって、「日足確定直前の値動きの価値は、他の時間帯よりも重い」と言える。

関連記事:ビットコイン価格推移で見えてきた「AM9:00」の注目度

ビットコイン価格推移で見えてきた「AM9:00」の注目度、アルトコインにプラスの動きも|仮想通貨市況
ビットコイン市場は急落から1日、下げ止まりを見せたことで株式市場との相関性、金融市場が及ぼす仮想通貨市場への影響が見えてきた。今回は、「AM9:00」前後が重要視される理由 、Coinbaseの新規上場とアルトコインの展望、パンプを告知した海外取引所の結末をお届けする。

日足から分析していくと、直近で意識されやすいのは、74〜76万円の価格帯(青ゾーン)となりそうだ。

5月中旬以降の最安値帯であるほか、昨夏の大反騰時に意識された日足逆三尊のネックライン(①)付近に位置しつつ、昨年9〜11月に上値を押さえ付けられた天井圏(②)でもある。日雲の下限としても投資家の目線が集まりやすい。

6月中旬〜7月にかけて「100日移動平均線(黄)」も上昇して来るため、6,000ドルライン(④)も厚目の支持線となるだろう。

また、4日公開のマーケットレポートでも言及した日足三尊の形(⑤)も警戒されていると言えるが、右肩部分が不十分であることから、このラインを割り込むのは時期尚早と判断された可能性も考えられる。

次は下位足に落として、4時間足で分析する。

先日までサポートされていた75EMA(⑥)およびトレンドラインを割り込んだことで滑落したBTCは、高値を切り下げ下降チャネルを形成しつつある。現在は、75EMAがレジスタンス化しているほか、4時間雲下限が上値を重くしている状態と言える。

一方で、200EMA(⑧)がサポート化しており、⑦、⑧を割り込むかどうかが目先の焦点か。上げた場合は、8000ドル超えやリターンムーブでレジサポ化できるかどうか。下げた場合は、やはり74〜76万円の価格帯の値動きに注目したい。

よほどの悪材料が重ならない限り、7,000ドルの節目をリバウンドなく一直線に割り込む可能性は低いように思われるが、何が起こるかわからない相場の世界では、”全ての可能性を排除しない”ことが肝要であるため、極端な話、このままスピード調整で上抜け後に過去最高値(220万円)を更新したり、年初来安値(34万円)の更新の可能性もゼロではなく、常に複数のシナリオを想定しておくに越したことはない。

ただ、中・長期での大局は上昇トレンドにあり、押し目待ち順張りで臨む投資家も少なくない。日足RSI30以下まで調整するか、100日移動平均線との乖離率縮小などで調整局面が過ぎれば、再び風向きが変わる可能性は高いものと思われる。

今後数週間内に、値幅調整から売りをこなしつつの日柄調整に移行した場合は、スイングポジションのエントリーポイントを探るチャンスとなり得るが、市場が成熟しきっていない仮想通貨市場において一筋縄でいくかどうかは定かではなく、大衆の目線が一致した場合の売り仕掛けには十分注意したい。

なお、相場にも影響しやすい中国マイナーのマイニング状況については、以下の記事で詳しく解説している。

ビットコインマイニング業者の生態から見る、仮想通貨市場への影響|ハッシュの50%は中国四川省に集中
仮想通貨ビットコインのマイニングの最新状況を詳細なデータで分析するレポートが公開。電力の供給源のおよそ4分の3が再生可能エネルギーを利用していることや、マイナー分布の50%が四川省に集中している判明した。マイナーの動向による市場への影響も考察。

相場上昇のカギとショートスクイズの重要性

海外著名アナリストのWilly Woo氏は、今年見受けられた上昇相場のきっかけの一つが大口投資家によるショートスクイズであると予想している。

Woo氏は、ビットコイン相場におけるWoo氏の独自指標であるNVTチャートを参照すると、過去数度しか発生していないBTC価格がNVT比率を超える現象が見受けられたと指摘。

NVTとは

ビットコイン・ネットワークの価値や利用頻度を測定する独自指標。仮想通貨の本質的な価値を探ることを目的にWilly Woo氏により考案された。

ビットコインの歴史上、過去2度しか価格がNVT比率を上回る状態は起きていない。

このようなビットコイン・ネットワークのトランザクション数が市場価格に追い付いていないため、BTC価格が実際のネットワーク価値を上回っていることを指す。

以前は、2013年と2017年といずれも相場が高騰していた際にこの現象が見受けられたが、その際マーケット全体の強気相場は(振り返って見ると)終わりに近づいていた。しかし今回が特筆すべき理由は、強気相場の初動に過ぎないという点だ。

このようなことからWoo氏は、ビットコインの価格上昇がビットコインのオンチェーン上によるトランザクションではなく、取引所などを介したショートスクイズが背景にあると見ている。

ショートスクイズとは相場が売りに走っているタイミングで大きな買い板を入れることで、「十分な資金さえあれば、弱気な売り方を半強制的に約定させることができ、非常に収益性の高いスキーム」とWoo氏は説明する。

大量の資金があれば可能ではあるが、オンチェーン上の出来高が飛躍していないことを考慮すると、短期的な取引所におけるショートスクイズが価格高騰の要因になっていると指摘した。

またこの動きが、昨今の価格停滞に繋がった理由としては、8000〜9000ドル(88万円〜99万円)のエリアで、ショートからロングに相場のマジョリティが転換したため、ショートスクイズの収益性が無くなったことが挙げられるとWoo氏は分析。

今後「真の上昇相場」は一旦価格がリトレースメントを行い、本当の投資家資金(新たなユーザー層がビットコイン・ネットワーク上でビットコインを売買する)が流入すれば到来するだろうと予想した。

Mayer Multiple(メイヤー倍数)が低下

また、相場が直近2週間ほど停滞していることから、一時1.9にまで上昇していたMayer Multiple(メイヤー倍数)は、現在1.6まで低下を見せている。

ビットコインの平均的メイヤー倍数値は1.48であるものの、勢いを失いつつある状況を示している。

CoinPostの関連記事

米Bittrex、同国ユーザー対象にアルトコイン30銘柄を取引停止|有価証券問題が要因か
米国の大手仮想通貨取引所Bittrexが、コインチェックにも上場しているファクトムなどアルトコイン30銘柄の取引を停止する方針を発表した。仮想通貨の有価証券問題が与える影響を考察。
「ビットコインが10,000ドルの壁を突破すれば、5ヶ月以内に40,000ドルまでムーンする」米仮想通貨投資アナリストが分析
米投資アナリストのトム・リー氏は、ビットコイン10,000ドル復帰は時間の問題だとし、突破することが出来れば、5ヶ月以内に40,000ドル到達の可能性も高いと予想した。

免責事項

当ページは、仮想通貨の信憑性・正確性を保証するものではありません。

掲載されている内容やリンク先、サービス等、または投資情報からの不利益や損害については、当サイトでは一切の責任を負いかねます。投資する際は、ご自身の判断の元、自己責任でお願い致します。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/03 火曜日
20:20
民主党が議会を制したら仮想通貨市場の法整備に逆風か、米中間選挙は今夜投票
米中間選挙で民主党側が大勝した場合、仮想通貨規制は法案の成立から調査・監視へ軸足が移る可能性がある。クラリティー法案が停滞し続け、トランプ大統領の家族の事業への調査が強まるとの見方が出ている。
12:15
メタプラネットが253億円の自社株買い ビットコイン購入配分を80億円戻す
メタプラネットは10月の自社株買いが約253億円に達したと報告した。社債80億円を完済し、その分仮想通貨ビットコイン購入への配分が増えた。
11:18
ビットコイン8万ドル割れ、ウィンターミュートは7.68万ドルを注視
仮想通貨トレーディング企業ウィンターミュートは2日の週次レポートで、ビットコインが8万ドルを下回ったと指摘した。バイナンスの約63億ドル流出後に15億ドル規模の清算が発生。次に維持すべき水準として約7.68万ドルの50週移動平均を挙げた。
10:38
米SEC、トークン投票だけでは「管理者」に当たらず FAQで見解
米SEC企業金融局は11月2日、仮想通貨の分類に関するFAQに3問を追加した。互いに関係がなく協調の取り決めもない広範なガバナンスの参加者は、原則としてネットワークの実質的な管理者(中央当事者)に当たらないとのスタッフ見解を示し、管理者と見なされる権限の具体例も挙げた。
10:15
EU拠点の組織から167億円以上の仮想通貨が不正流出の疑い
ZachXBT氏は、EU圏の組織が複数の取引所口座から1億600万ドル超を不正に引き出された疑いを報告した。資金はイーサリアムやモネロに換えられ移動されているところだ。
09:35
北朝鮮、バイナンス流出の関与を否認 FBIに「重大な政治的挑発」
北朝鮮の金与正氏は、バイナンスから60億ドル超の仮想通貨が盗まれた事件を北朝鮮の犯行としたFBIの発表に反発し、「重大な政治的挑発」と非難する談話を出した。過去最大とされる流出の経緯をまとめた。
08:50
SBI、米エレボール銀行に1億ドル出資へ ステーブルコイン入出金に対応
SBIホールディングスが米デジタルバンクのエレボールに1億ドルを出資する。同行はステーブルコインの入出金やブロックチェーン決済に対応し、2026年2月の開業後、預金は70億ドルを超えた。同行の事業内容と出資の狙いをまとめる。
08:16
ブラジル大手取引所Mercado Bitcoin、推計63億円超流出で入出金停止
ブラジルの大手仮想通貨取引所Mercado Bitcoinが2日、セキュリティ事案を受けて入出金を停止した。Hypernativeの推計では63億円超相当が流出。同社は顧客被害やデータ流出はないとし、5ネットワークの送金先アドレスを公開した。
11/02 月曜日
19:21
ステーブルコインの100万円上限、金融庁研究会で議論 全銀協は慎重
金融庁は2日、デジタル・分散型金融に関する研究会の第2回会合を開き、ステーブルコインの100万円上限やレンディング規制を議論した。JPYCとSBI VCトレードが上限の見直しを求めた一方、全銀協は慎重な検討を求めた。
14:55
米上場企業、5833BTCのビットコイン売却か担保化を検討 バイナンス事件受け
米ナスダック上場のネクスト・テクノロジーが、保有する約5,833BTCの売却または担保設定を取締役会で承認した。バイナンスの不正流出事件を受け、カストディリスクの高まりを理由に挙げている。
14:10
DeFiサイトなど15ドメインに不正リダイレクト 訪問者の資金抜き取り
Name.comは顧客ドメイン15件が不正にリダイレクトされたと発表した。DeFiサイトでのEVM系流出額は約13.8万〜20.2万ドルと推計されている。
13:05
SBI VCトレードのJPYSCレンディング残高、100億円を突破
SBI VCトレードは2日、円建てステーブルコインJPYSCのレンディング(貸コイン)残高が100億円を突破したと発表した。取扱残高も300億円を超えた。利用料の計算方法と、貸出中のJPYSCが分別管理の対象外となる点など、利用者が負うリスクを整理する。
11:40
カルダノ団体、Linuxの重大欠陥でプール運営者に更新呼びかけ
カルダノのガバナンス組織インターセクトが、Linuxカーネルの重大な脆弱性についてステークプール運営者(SPO)に更新と再起動を要請した。深刻度は10点満点中9.8。委任されたADAへの影響と主要ディストリビューションの修正状況をまとめた。
10:10
トランプ氏、北朝鮮関与なら対話の意向 バイナンス攻撃でFBIが関与発表
米FBIはバイナンスから63億ドル規模の仮想通貨が流出した件は北朝鮮系ハッキング集団の犯行だと発表した。トランプ大統領は関与が確認されれば北朝鮮と協議する意向を示した。
09:35
BTCPay Server、ホットウォレット不正流出の報告受けサーバー停止を要請
ビットコイン決済ソフトBTCPay Serverは2日、複数のサーバーでホットウォレットの資金が不正に抜き取られているとの報告を受け、運営者にサーバー停止を呼びかけた。原因や被害規模は明らかにしていない。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧