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カイザー氏ビットコイン$100,000到達を予想

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの価格は継続して伸びるのではないか
カイザー氏は『数々の事件を乗り越え、無数のアルトコインに勝ち続けている点を踏まえビットコインが最も信頼できる仮想通貨』とした上で、多くの理由からビットコインは継続して価格を伸ばすと言及しました。
決済通貨ではなくデジタルゴールド
ビットコインは“デジタルゴールド”としての価値を担保するという役割を担い、DASHのような決済手段として人気を集めている通貨との差別化は行われるだろう。

一部の仮想通貨の価格が急上昇する中、ビットコイン値を見れば未だにそれが仮想通貨界を独占していることがわかるでしょう。

ロシアの“Russia Today’s Keiser Report”の司会者であるカイザー氏はビットコインはいずれ$100,000(約1,113万円)を超えるだろうと予想しています。

過去数か月SegWit2xフォークの暗雲が漂っていた仮想通貨界でしたが、ビットコイン値は先週末、過去最高値である$8,000(約89万円)マークを超えました。

昨日、ビットコインは上昇を続け、$8,400(約93万円)に近い過去最高値を更新しました。

カイザー氏は『数々の事件を乗り越え、無数のアルトコインに勝ち続けている点を踏まえビットコインが最も信頼できる仮想通貨』だと考えます。

『ビットコインはこれからも仮想通貨界をリードし支配するでしょう。数百のビットコイン終了説を謳った記事が書かれましたが、一つも現実になっていませんし、これからも現実になることはないでしょう。ビットコインは人間が作り上げたお金の混乱から彼らを救出するために神が与えたギフトなのです。』

とカイザー氏は言います。

認証危機

カイザー氏の主張はビットコインの良い予兆ばかりですが、ネットワーク内の欠点が増えることに変わりありません。

SegWit2xが今ではなくなりましたが、それにより改善を試みた欠点は依存し続けます

取引数の増加はネットワークキャパシティに圧力をかけ、ビットコインを決済として利用するをより複雑にします。

しかしカイザー氏はソリューションがあると信じているそうです。

彼曰く、ビットコインは“デジタルゴールド”としての役割を継続し、決済としての役割は他のコインに任せるべきだと主張します。

『Dashコインは仮想通貨決済手段として人気を集める中、ビットコインはGold2.0として上昇中です。ビットコインのスケーリングに不満な方はDashを決済方法として受け入れ、ビットコインコアはGold2.0だけに集中させるべきだと思います。』

とカイザー氏は述べます。

ウォールストリートマネー

多くの投資家はビットコインを“デジタルゴールド”と呼ぶことに賛成しています。

大手機関投資家間で数十億ドルの投資で市場参入するという話も多くされています。

もちろん、過度な朗報(その内多数はビットコインと従来の財政を比較)が近日ビットコイン値を上昇させました。

その中でも最大のニュースだったのは、近日公開予定のCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の規制されたビットコイン市場構築です。

CMEは新しいマーケットの始動とともに大手ヘッジファンドと仮想通貨の取引を始めると発表しました。

これ聞くと、カイザーのビットコインが$100,000マークを超える予想も大げさではないと思うでしょう。

彼はビットコインの上昇を見据え、以下のようにアップルの成功と比較します。

『私は1990年代、アップル株がまだ1億ドル(約111億円)以下だったときに購入したことを覚えています。当時マイケル・デル氏が“アップルはビジネスとしての恥さらしをせず、店仕舞いをすべきだ”と公言したことを覚えています。20年後、アップル時価総額1兆ドル(約111兆円)を目前にし、誰もマイケル・デル氏の話をしなくなりました。』

世界が変わる

今年8月、Cointelegraph社はカイザー氏に『DashによるGreat American Pilgrimage (アメリカドラマ)のスポンサー』について取材をしました。

取材で彼は、以下のような今後の仮想通貨の予言をしました。

『金額の予想をすることはあまり好きではありません。なぜなら仮想通貨界に参加する唯一の面白み(買いか維持か)を奪ってしまうからです。今後10年はお金が世界の金融ネットワークを途切れなく、世界規模で、自覚的または無意識的に変革をもたらすため世界は変わっていくことでしょう。自発的で、人生肯定的な仮想通貨経済と混ざり合いながら。』

Keiser Envisions $100,000 Bitcoin High

November 24th by Gareth Jenkinson

参考記事はこちらから

CoinPostの考察

このようにビットコインが決済通貨としての立ち位置ではなく、デジタルゴールドとしての側面を持つ新たな資産のあり方から価格が伸び続ける可能性は大きく考えられるでしょう。

しかし、現在のビットコインには上述された通り、先延ばしされ続けるスケーラビリティ解決へのハードフォークとは裏腹に、ビットコインを利用したハードフォークビジネスが次々に発表されています。

このハードフォークビジネスは、行う側のメリットだけでなくビットコインを所有する投資家にもメリットがあることから話題となり、さらなる高騰を生んでいる状況となりますが、世間で把握されているハードフォーク予定だけでも数多く存在するのが現状です。

今後予定されるビットコインハードフォークは7件以上にも及ぶ
2017年8月にビットコインキャッシュ、10月にはビットコインゴールドが誕生し、今はさらにどんどん増えてきています。今後さらにビットコインのブロックチェーンからハードフォークで新たな通貨が生まれる可能性で価格がどうなるか注意したいところです。

11月25日に行われたビットコインダイアモンドのハードフォークも無事に終わったアナウンスを受け、付与されたBinance取引所で取引が開始され、昨日のBTG高騰を受けてか1BCDは73USD(8100円程度)の高値で推移しています。

さらにビットコインの10倍供給量があり、付与は1BTC=10BCDで行われたため、実際に投資家は1BTCにつき81000円付与されたことになります。

このようなビットコイン付与に関する資金の捻出の仕組みが気になるところであり、BTC所有者は今後続くビットコインハードフォーク祭りに乗る流れになりかねません。

単純にユーザーにとって多くのメリットがあるように思えるが、このビジネスフォークが続くことで、ビットコインの本質的な価値を下げないか心配になる方は多いでしょう。

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