はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

夕刊CoinPost|5月23日の重要ニュースと仮想通貨情報

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

夕刊CoinPost
学校や会社帰りの方々が夕方に読むためのイブニングニュース(投資情報まとめ記事)を定期配信。仮想通貨投資に影響するニュース速報など、参考情報として是非どうぞ。

速報

マネーフォーワードが仮想通貨交換事業に参入

家計簿アプリ・家計簿ソフトを提供するマネーフォワードが子会社マネーフォワードフィナンシャルを通じ仮想通貨交換事業に参入することを発表しました。

仮想通貨取引データの提供、決済に充当できる他社ポイントとの交換も検討しているとのことです。

また、独自通貨を発行せずに、ビットコインやイーサリアムなどの主要通貨を取り扱う模様です。

  • マネーフォワードフィナンシャルが2018年夏に仮想通貨メディア事業開始
  • 2018年内の仮想通貨交換所の設立を目指す
  • 現在、bitFlyer、coincheck、Zaifと連携し、保有残高や取引記録などの管理機能を提供
  • 更にbitbank、QUOINEX、BTCBOX、FISCOとも連携予定
  • 仮想通貨確定申告自動計算、申告書の自動作成も可能に

GMOインターネット:7nmチップ搭載の自社開発最新マイニングマシンを発売を発表

出典:gmominer.z.com

GMOインターネットは、自社開発を行った仮想通貨ASICマシン「GMOマイナー」を6月6日に発売することを発表しました。

最新の7nmプロセスのICチップを搭載しており、出荷は10月末となる模様だ。

7nmのASICマシンが6月に販売開始されることは異例であり、競争が激化する中で最新型ASICマシンの販売価格がいくらになるかが世界的な焦点となり、かなりの注目を集めるでしょう。

またマイニング関連子会社をスイスに設立しており、7月を目処に、マイニングマシンの貸し出しを行う予定です。(5億円程度から)

CoinPost重要ニュース3選

イギリス政府チーム:仮想通貨に関する初の会議を実施、概ね前向きな姿勢か

イギリスの大蔵省、イングランド銀行、FCAによって3月に組織された仮想通貨専門チームは、仮想通貨の可能性とリスクやブロックチェーン技術の応用についての調査を目的のため結成されました。

5月21日、仮想通貨とブロックチェーン分野においてどのような規制が必要とされているのかを議論する第1回目の会議が開かれました。

この会議で、仮想通貨の影響を評価し、金融サービス分野においてのブロックチェーン技術の可能性と障害、規制に関することを今後検討していくことに合意しました。

加えて、イングランド銀行は、中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)の潜在的なリスクと財政の安定に関する議題の報告書を公開し、CBDC導入において民間信用や経済の総供給流動性における障害にはならないと合意されました。

世界各国でもこのような取り組みが増加してきており、ますます関心が高まっています。

イギリス政府チーム:仮想通貨に関する初の会議を実施、概ね前向きな姿勢か
イギリスの大蔵省、イングランド銀行、そして、FCAによって3月に組織された仮想通貨専門チームは第1回目の会議を開き、仮想通貨及びブロックチェーン分野の可能性、リスク、適切な規制について議論しました。

Verge(XVG)が再び51%攻撃を受ける|数時間で2億円相当の持ち逃げ被害

Verge(ヴァージ)が今年の4月以来となる2度目の51%攻撃を受け、時価約2億円相当のXVGが奪われました。

開発側は、4月に起きた攻撃の対処法として緊急ハードフォークを行いましたが、根本的な問題を解決しておらず、応急措置しか施していなかったため、再び事件が起きてしまいました。

Vergeに使用されているアルゴリズムは、以前から攻撃を受ける危険性を指摘されており、デベロッパー側による一刻も早い対応が要求されます。

Verge(XVG)が再び51%攻撃を受ける|数時間で2億円相当の持ち逃げ被害
Verge(ヴァージ)が今年の4月以来の2度目の51%攻撃を受け、アタッカーは時価約2億円相当のXVGを不正に獲得しました。以前の攻撃から2ヶ月足らずの攻撃でVerge(ヴァージ)デベロッパーの対応が不十分だったと言わざるを得ません。

第3回金融庁研究会:発行主体・中央管理者が存在する通貨への規制提言など論点まとめ

22日に行われた仮想通貨交換業等に関する研究会(第三回)では、仮想通貨とブロックチェーンにはどのようなリスクを持っているのか、仮想通貨交換業者をどのように規制していくのか、そして仮想通貨ウォレットと中央集権の通貨に対する規制が議論されました。

同研究会のメンバーである森下上智大学法科大学院教授は、規制に関して「交換業社に様々なリスクが溜まり得る構造になっている為、交換業者に着目して規制をする事は良いと思われる。(中略)しかし、交換業者が規制の議論の中心となってはいるが、発行者及び中央管理者が存在する通貨に対しても規制の対象とすべきではないか。」といった指摘がありました。

同研究会のメンバーである坂弁護士(東京合同法律事務所)からは、「ウォレットに関しても(仮想通貨交換事業者と同様に)不正アクセスがされる可能性は十分あり、今後普及していくに従って、利用者保護の観点からウォレットに関しても対応をする必要もあるのではないか」と、仮想通貨ウォレットの在り方についても言及がありました。

第3回金融庁研究会:発行主体・中央管理者が存在する通貨への規制提言など論点まとめ
仮想通貨やブロックチェーンにはどんなリスクがあるのか、仮想通貨交換業者に対する規制枠組みのあるべき姿について話し合われたほか、ウォレットの議論に関する提言や、発行主体及び中央管理者が存在する通貨への規制提言なども議論されました。

Pick Up(全般)

米CFTCが新たな仮想通貨デリバティブリスティング手引書を発表

米国商品先物取引委員会が5/21に公表した手引書は、新生の仮想通貨デリバティブ商品を開発、発売する取引所に一連の最良実施例を提供するものです。

具体的には、取引所が定価データを供給する現物市場の統合性を監視しながら、きっちりとCFTCのスタッフと調整し、商品を発売する前に業界の関連者から意見を募って、そして、「大規模トレーダーレポート」を手配する能力を持たねばならないとCFTCは勧告しています。

今回の手引書は、昨年12月に、CBOEが業界初のBTC先物商品を発売する前にCFTCが十分な調査を行い損なったことに対する業界からの批判に答えたものだと思われます。

大和証券、仮想通貨業界参入に興味

大和証券グループが仮想通貨業界への参入意欲を見せました。

産経新聞のインタビューで中田誠司社長は、仮想通貨を決済インフラなどとして育てるビジネス機会があれば、参入を検討する意向を示しました。

ロシア:仮想通貨関連法案が第一読会通過

ロシア連邦議会の下院にあたる国家院で22日、仮想通貨業界を規制する新法案が第一読会を通過しました。

仮想通貨とトークンを資産と定義し、仮想通貨やブロックチェーン関連技術を取り込むことを詳述しています。

関連記事はこちら

ZenCash (ZEN):Binance上場

本日、BinanceにZENが上場し、1日で40%上場しました。

6月には、ASICとマイニングで中央集権になってしまっている問題を解決するためのハードフォークを行う予定となっています。

NAGA (NGC):Bittrex上場

ドイツのNAGAグループというフィンテック企業のプロジェクトで、アドバイザーとしてロジャー・バー氏が就任していることで以前話題になっていた仮想通貨でした。

本日、海外大手取引所であるBittrexに上場し、BTC建で約20%上昇しました。

CoinPostの関連記事

5月:アルトコインの日程表
日程(5月) 通貨名 内容
28日 THEKEY (TKY) テストネットがローンチされる
28日 Cardano (ADA) K-EVMテストネットがリリースされる
情報で差をつけろ!8月の仮想通貨重要な予定とニュースまとめ
2018年8月の仮想通貨市場イベントまとめページです。仮想通貨に関する、アップデートやカンファレンス、ミートアップなどの予定を通貨ごとに時系列順で詳しくまとめました。

“情報で差をつけろ”更新しました。

近日中に、6月の”情報で差をつけろ”を公開致します。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/03 木曜日
18:23
Aptos LabsがYellow Cardと提携、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金開始 
Aptos LabsとYellow Cardが提携し、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金サービスを開始した。USDT・USDC対応で即時決済を実現し、数百万人のユーザーがステーブルコインをより迅速かつ手頃な価格で利用できるようになった。
18:10
ストラテジー社のビットコイン財務戦略:価値創造と潜在リスクの両面
米国のストラテジー(マイクロストラテジー)などビットコイントレジャリー企業の財務モデルを軸に、株式を通じた投資の仕組みやレバレッジ効果、税務上のメリットなどを解説。日本のメタプラネットなど類似上場企業の動きも取り上げ、再現性の条件やリスク要因を多角的に考察する。
17:26
スイスFINMA規制のAMINA銀行、リップル社RLUSDを世界初サポート
スイス金融監督局(FINMA)規制下のAMINA銀行が、リップル社の米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」の取扱いを開始。時価総額660億円超のRLUSDをサポートする世界初の銀行として、機関投資家向けに保管・取引サービスを提供。
16:14
米仮想通貨取引所コインベース、「LiquiFi」買収でトークン発行支援事業強化へ
米コインベースがトークン管理プラットフォーム「LiquiFi」を買収。トークン発行者を初期段階から支援するプラットフォームであり将来的に機関投資家向けサービスにも統合予定だ。
16:02
オルタナ信託設立とProgmat・ALTERNAの協業深化
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券特化の信託会社「オルタナ信託」を設立。Progmatと協業し、ST発行・管理基盤を導入。ST市場の効率化と拡大を目指す。
12:04
ビットコイン反発で11万ドルに接近、Bitfinex分析ではQ3の季節性要因を警戒
仮想通貨取引所ビットコインは前日比+2.6%の108,733ドルまで上昇。Bitfinexレポートによると、4月安値から50%反発後は10-11万ドルのレンジ相場に移行し、第3四半期の季節性要因で平均リターン6%の「最弱四半期」を警戒する。一方、米国初のソラナステーキングETFが取引開始し初日3,300万ドルの好調なスタートを記録。
09:50
「ビットコイン保有者の大多数が含み益、HODLが主流に」Glassnode分析
Glassnodeの週次レポートによると、仮想通貨ビットコイン投資家の大多数が含み益状態で、長期保有(HODL)が市場の主要メカニズムになっている。
09:31
米SIFMA、証券トークン化の規制作りでSECに要望書簡送付
米SIFMAはSECに対し、RWAに分類される株などの証券のトークン化に対する規制整備について提案を行った。オープンで透明性の高いプロセスを通して、ルールを作るべきだと主張している。
08:55
米テック富豪ら、仮想通貨向け銀行「Erebor」設立を計画=報道
ピーター・ティール氏らテック投資家が仮想通貨企業向け銀行Erebor設立を計画。全米銀行免許を申請、シリコンバレー銀行の後継を目指す。
08:20
米上場の中国系アパレル企業アデンタックス、ビットコインを最大12000BTC買収へ
ナスダック上場の中国系企業Addentaxが最大1万2000BTCの買収で基本合意。約13億ドル相当を株式交換で取得予定、5月発表の8000BTCから規模拡大。
07:55
ブラックロックのIBIT、手数料収入が「S&P500ETF」超え
ブラックロックの仮想通貨ビットコインの現物ETF「IBIT」は、同社のS&P500のETFよりも手数料収入を生み出していることがわかった。IBITはビットコインETFの資金フローを主導している。
07:30
ドル指数が2022年以来の安値に、ビットコインや金に与える影響と今後の見通し=Cryptoquant分析
Cryptoquantが2日に発表した分析によると、ドル指数が2022年来安値を記録する中、ビットコインは膠着状態が続く。長期保有者の含み益減少も指摘。
06:55
ビットコイン、2025年後半に20万ドル到達目標を維持=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のケンドリック氏がビットコイン20万ドル予測を維持。ETFや企業購入の拡大により2025年後半に史上最大の上昇を見込むか。
06:10
リップル、米国銀行ライセンス申請 サークルに続く動き
リップルが米通貨監督庁に国家銀行免許を申請。RLUSDステーブルコイン規制対象化とサークルとの競争激化が注目される。
05:50
オープンAI、ロビンフッドの株式トークン化サービスとの提携を否定 未承認でトークン発行か
OpenAIがロビンフッドの株式トークンサービスへの関与を公式否定。未上場企業トークン化における先買権問題が浮き彫りに。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧