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全BTC保有者が利益に達する期間は「1135日」 過去の仮想通貨市場データから試算

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン保有者が100%利益を得られた期間は?
過去のビットコイン統計データから、すべてのBTC保有者が利益を得られた期間を試算したデータが公開された。市場のトレンド周期がマイニングの半減期の期間と類似していることもわかった。

ビットコイン保有者が100%利益を得られた期間は?

ビットコイン投資者が100%利益を得るために必要な期間は何ヶ月必要なのか。

過去のビットコイン市場統計データから、BitcoinEconomics.ioは1,135日(3年8ヵ月)と試算した。

ビットコインは、ボラティリティの高い市場ではあるため、取得価格に大幅なブレが生じるが、1,135日(3年8ヵ月)の期間の時点で全ての購入者が利益を得るポイントに達したという。

出典:BitcoinEconomics.io

利益が出る確率を試算したチャートの推移では、1日以上34日未満の期間で利益が出る可能性は50%、75%の確率で利益を得られるポイントは約1年にあたる317日、827日目では95%の確率に達したという。

すべてのポイントで利益を出すということは、過去の市場を上回るトレンド相場が重要となる。これに対して、BitcoinEconomics.ioはビットコイン市場の100%到達期間が3.65年であると、4年に一度訪れるビットコインの半減期の周期を紐づけた。

ビットコインの供給量が制限される仕組みが、そのトレンド性に作用していることを示す一つのデータでもある。

一方、市場の歴史こそ異なるものの、米S&P500と比較すると100%に達するポイントは、ビットコイン市場のほうが極めて短いとした。

S&P500が100%に達する期間は過去の統計データから23年に当たるという。

これら統計データは、今後のビットコインの価格を予想するものではないが、市場のトレンド性と周期を見る上での指標となるだろう。

もちろん、歴史の長いS&P500には収益性の高いブルーチップや新興企業のみならず様々な規模の企業も多数含まれているため、指数連動では一概に企業のパフォーマンスを定めるものではない。一方、10年しか経ていないビットコインは単一の商品として取引されているため、外部要因などが含まれていない点にも留意する必要がある。

参考:BitcoinEconomics.io

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